第19回福岡県子育て保育のつどい

記念講演

『子どもたちに愛と平和に満ちた時代を』
~人に惚れて人になる~

大阪健康福祉短期大学学長 秋葉英則氏

チラシ(PDF) / つどいニュース(PDF) No1No2No3No4

日 時 2009年11月23日(祝) 9時45分~
場 所 早良市民センター
公共交通機関(地下鉄、バス)をご利用ください。
受 付 9:30~ 4階大ホール前広場
分科会(9:45~12:00)、合唱(13:00~13:15)、記念講演(13:15~15:30)
参加費 2,000円(センター個人会員 1,500円、学生 1,000円)
保 育 子ども一人 500円(おやつ含む)
※11/16までにお申し込み下さい (保育センターまで)
連絡先 福岡県保育センター(福岡市中央区大名1-10-25-506)
電 話 092-761-5234
FAX 092-781-1995

●記念講演● 子どもたちに愛と平和に満ちた時代を
~人に惚れて人になる~
講 師:大阪健康福祉短期大学学長、元大阪教育大学副学長 秋葉英則 (あきばひでのり) さん
【プロフィール】
 1941年、福島県生まれ
 元大阪教育大学副学長、教育学博士(専門:教育心理学)
 現在、大阪健康福祉短期大学学長
 子ども達の発達研究、保育問題研究、そしてその運動に関わって約40年。
 保育、幼児教育関係者、親たちの願いや課題を背負いつつ、論理研究と実践研究のありようを追求してきた第一人者。
 著書は60冊以上。
 「心の襞を読みとく」「教育という名の幻想」「こどもからの警鐘」「子供力とひきこもり」「人間と文化と子育て」「育ちあいの子育て」「子どもごころを伸ばす子育て」「いま、わが子はたしかか」「思春期へのステップ」「人に惚れて人になる」他多数。

居場所を見つけた青年たち
 2009年3月14日、私が学長をつとめる短大で卒業式がありました。
 130名の若者が、保育士、介護福祉士への道へと巣立っていきました。
 (中略)
 次に紹介するのは、その式での卒業生代表の答辞です。
 ここに、短大の2年間の生活の中で、着実に居場所を見つけることのできた青年の姿を見ることができると思います。

答辞
 “…こんな気持ちは初めてです。” これは、1年生の頃の文学の授業で、友達について書いた作文の書き出しです。その時書いた作文の「ともだち」という字は、自分自身まだ不確かだったこともあり、カタカナで「トモダチ」と書きました。しかし、今日を迎えるまでの様々な出来事を受け、今は漢字で書きたいと思います。
(中略)
 僕等の大学生活は、本当に「友達」なしには語れないものになりました。(後略)
 仲間を発見したよろこびをこうして綴っている中で、(中略)文字どおり、“もうひとりの他者”と語り合う姿がそこにあるのです。この日が過去になった時、人は、「あの時、彼がいてくれたから今の僕がある」と述懐することになるのです。

(著書「人に惚れて人になる 第1章私が出会ってきた若者たち」より抜粋)

分科会案内

分科会1「元気が出る保育運動」(4階 ホール)
 刻々と変わりつつある保育情勢。新しい政権になり、変わるかもしれない。でも、何もしなければ一層厳しくなるかもしれない。運動に確信をもつためにも、しっかり学び、大きい仲間たちの輪を大きく拡げましょう。

分科会2「幼児の造形・ワークショップ」※材料費100円(3階 第1・第2和室)★定員30名(練習室B)
 糟屋ブロックで行っている美術部会・子育て支援の実践を紹介しながら、理論も学んでいきたいと思っています。家庭でも楽しめる小麦粉・片栗粉等の感触あそび・造形あそびの体験もできます。

分科会3「保護者交流会」★定員40名(3階 第2会議室)(小ホール)
 厳しい労働条件でなかなか時間がとれませんが保護者同士交流しましょう。
 保護者会の運営はうまくいっていますか?
 役員さんの交代ってどうしていますか?
 活動においての課題はなんですか? 
 また、保護者としてのいろいろな繋がりについて話しましょう。

分科会4「日本と世界の平和な未来のために」★定員45名(3階 音楽室)
 ~知ろう 学ぼう 伝えよう 行動しよう 大人の平和学習~
 戦後64年といわれるが、世界全体で考えて地球上に戦後と呼べる時があったのだろうか?
 長崎被爆者の体験談やオバマ大統領の演説から平和についてみんなで考えよう

分科会5「おもちゃを作って、あそぼう」★定員36名 ※材料費200円(3階 実習室)
 各園で人気の手づくりおもちゃをもちよって吟味したおもちゃをつくります。
 心をこめてつくった手づくりおもちゃは、子どもたちの心にもぬくもりが伝わります。
 是非ご一緒に“くまさん”か“にぎにぎ”とをつくりましょう。おまけもあります。
 おしゃべりしながらHOTな時間を。

分科会6「こどもとメディア」★定員30名(3階 視聴覚室)
 「テレビにお守りをさせないで」とはわかっていても、ついついスイッチに手が。
 宗像にすむT家は4人家族。「テレビのない生活」をスタートして5年。今、あそび名人です。
 久留米の公立保育園では、「ノー・テレビデー」を推進して園ぐるみの取り組みをスタートしました。
 テレビのない生活ってどんなかな?

合唱 「ケサラ」(4階 ホール)

※お知らせ※
◆分科会会場に変更があります。
 分科会2「幼児の造形・ワークショップ」→3階 第1・第2和室
 分科会6「こどもとメディア」→3階 視聴覚室
◆昼食は 3階 実習室、視聴覚室および第一会議室が使用可能です
◆ごみはすべてお持ち帰りいただきますようお願いいたします。
※注: PDF ファイルの表示印刷には Adobe 社の Acrobat Reader が必要です。
 こちらから Download (無償) できます。

早良市民センターへのアクセス

  • 【地下鉄】
    • 「藤崎駅」下車、2番出口より 直通エレベーターがあります。
  • 【西鉄バス】
    • 「百道」バス停下車徒歩3分 藤崎バス停下車すぐ

公共交通機関のご利用をお願いします。