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2024

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61

Japanese Title ロープ
Original Title ROPE
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ジェームズ・スチュワート
ファーリー・グレンジャー
ジョン・ドール
セドリック・ハードウィック
コンスタンス・コリアー
ダグラス・ディック
イーデス・エヴァンソン
ディック・ホーガン
ジョーン・チャンドラー
Comments 今でもこれだけドキドキしながら見られるんだから大したもんだね!当時、どこでシーンが変わるかをチェックしながら見てたなぁ~。今回は備考多目に。
Evaluation ★★★1/3
Country アメリカ
Year 1948
Runtime 80
Remarks AKA, "ALFRED HITCHCOCK'S ROPE".
フィリップとブランドンの同性愛を暗示していたため、アメリカのいくつかの都市で上映禁止になった。
ジェームズ・スチュワートがヒッチ先生との共作で、唯一気に入らなかった作品だと言っている。自分の教授役はミスキャストだと感じたと認めている。しかも登場まで28分もある。彼はインタビューで、グレゴリー・ペックがルパート役にはるかに適していると思ったと述べ、「グレゴリーは学者の外見、声、態度を持っているが、自分には残念ながらそれはない」と述べた。
このストーリーは、シカゴ大学の学生ネイサン・レオポルドとリチャード・ローブが犯した実際の殺人事件に大まかに基づいている。ローブは刑務所で別の囚人に殺されて死んだが、レオポルトは素行が良かったため釈放され、未亡人の花屋と結婚し、自らを「治癒」させ、プエルトリコのサントゥルセに引っ越した。
ジェームズ・メイソンは、映画の中で優れた悪役として言及されていたけど、11年後にやっと『北北西に進路を取れ』でキャスティングされた。
予算150万ドルの映画でジェームズ・スチュアートのギャラが30万ドル。
「デイヴィッド」の名前は、映画の中でほとんどの登場人物によって合計73回言及されていて、名前を口にしなかった登場人物は、ウィルソン夫人と、フィリップである!
原作では、ジェームズ・スチュワートが演じる役が、在学中に2人の殺人犯のうちの1人と不倫関係にあったと事になっている。
殺されたデイヴィッドは、本編よりも予告編に登場する時間の方が長い。この予告編には、予告編のためだけに撮影された映像が収録されていた。
2015年にダグラス・ディックが亡くなった事でキャスト全員が亡くなったことになる。この情報他のヒッチ作品でもあるけど、どうしてだろう?
5人の男性陣は全員異なる色のスーツを着ている。
冒頭のネオンサインは、ヒッチコックが『救命艇』でカメオ出演した時と同じ架空の減量製品である「Reduco」を宣伝している。

62

Japanese Title 舞台恐怖症
Original Title STAGE FRIGHT
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting マレーネ・ディートリッヒ
ジェーン・ワイマン
リチャード・トッド
アラステア・シム
ケイ・ウォルシュ
パトリシア・ヒッチコック
アンドレ・モレル
Comments 14年ぶりに見て、評価下がったなぁ~。これも 吹き替えで見たんだけど、そのせいかな?いや~それにしてもアオガーホーン何回聞いたかわからないほど出てくるね^^ 本作のヒッチ先生登場シーンは覚えてた。ジェーン・ワイマンの独り言で振り返る場面ね。ディートリッヒの太い声の歌声は吹き替えなし。そして、中盤のステージでのシーンはほぼ1曲歌いあげる。もしかして自分がこの作品にそんなに思入れがない理由はここなのかもしれないと思った。とは言えラヴィアンローズのシーンは良いねぇ~。クライマックスで、真犯人がジェーン・ワイマンの首を絞めようとするその手の上にそっと手を添えてそれを止める。ここは良かった。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 1950
Runtime 110
Remarks ヒッチ先生の愛娘パトリシア・ヒッチコック(チャビー・バニスター)がジェーン・ワイマンに似ていたため、ヒッチ先生は本作の冒頭で「危険運転」が必要なシーンでワイマンの代役を彼女に頼んだ。
撮影当時ロンドンではまだ食料の配給が厳格に行われていたが、ヒッチ先生は、ステーキやローストビーフを米国から空輸し、市内の最高級レストランで調理することで、キャストの食料問題を回避した。先生はマレーネ・ディートリッヒとジェーン・ワイマンを頻繁に贅沢なディナーに招待しました。ヒッチ先生は女優たちに「女性は十分に養われなければならない」と言った。
ディートリッヒが歌う曲の一つに、エディット・ピアフの代表曲「La Vie en Rose」があるが、ディートリッヒとピアフは親しい友人であり、ピアフはディートリッヒにこの曲の使用を許可した。
本作を完成させた後、ヒッチ先生は『フレンジー』まで母国イギリスで再び仕事をすることはなかった。しかし、『知りすぎていた男』のクライマックスシーンはロンドンで撮影した。
2021年にパトリシア・ヒッチコックが亡くなってキャスト全員が亡くなったことになる。
この映画は、フラッシュバックは常に以前の出来事の真実の説明であるという長年の映画の慣習を破ったという点で非常に重要である。しかし、本作では冒頭のフラッシュバックが嘘であることが判明し、最初は困惑し、その後、何らかの形で騙されたと感じた映画ファンを激怒させました。ここなんだよなぁ~。ヒッチ先生もやってしまったって言っているけど、俺なんかは先生がそう言うならもうこの作品はダメでしょってなっちゃう。
冒頭の「偽りの物語」のフラッシュバックは13分の長さである。ジョナサン・クーパーがイヴに「何が起こったのか」を告げ、過渡的な解散を告げる場面で始まり、終わる。フラッシュバックは、人工的に見えるが、映画のリアリズムの中で機能する独特の視覚技術を特徴としていた。役柄が嘘をついていることは明らかではない…。

63

Japanese Title 暗殺者の家
Original Title THE MAN WHO KNEW TOO MUCH
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting レスリー・バンクス
エドナ・ベスト
ピーター・ローレ
ノヴァ・ピルブーム
Comments これ謎にDVDで持ってたんだけど、今回はYouTubeでなんとカラー版を!!とても不自然なんだけど意外と見られる。でも、これが恐喝〈ゆすり〉の後と考えるとちょっと複雑だな。言わずと知れて『知りすぎていた男』のオリジナルなんだけど、教会は同じ設定だな。讃美歌を歌いながら歌詞を変えて会話するのが面白い!忘れてた。ピーター・ローレの髪ってハゲかなーって思ったら意外にもメッシュだった!クライマックスは結構な撃ち合いだけど、リメイクにはなかったような…今回もアオガホーン!おっと!娘役は先日見た『第3逃亡者』のノヴァ・ピルブームだ!
Evaluation ★1/2
Country イギリス
Year 1934
Runtime 76
Remarks 歯医者のシーンはもともと理髪店で行われる予定だった。しかし、ヒッチ先生が『仮面の米国』を見て、まったく同じシーンがあった為に歯医者に変更した。
『M』に続いてピーター・ローレ2作目の英語映画。
2015年にノヴァ・ピルブームが亡くなって、キャスト全員が亡くなったことになる。
非常に分かりにくいが、歯医者シーンの直後にバスが通り過ぎて街灯の前をレインコートを着たヒッチ先生が通る。

64

Japanese Title フレンジー
Original Title FRENZY
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ジョン・フィンチ
バリー・フォスター
ビリー・ホワイトロー
バーナード・クリビンス
ジーン・マーシュ
アンナ・マッセイ
アレック・マッコーエン
バーバラ・リー・ハント
ヴィヴィエン・マーチャント
マイケル・ベイツ
クライヴ・スウィフト
マッジ・ライアン
Comments "Lovely!"のシーンはついつい笑ってしまう。アマゾンでレンタルまでして見たが、晩年ベストと言っても過言ではない。それもそのはず。70年代には2本しか撮ってなくてもう一本が『ファミリー・プロット』だからね。演説を聞いてる群衆の中にヒッチ先生がいた!ってところから始まる。一番最初に見た時の感情はもう覚えてないけど、あの犯人が出てきて、「見るからに怪しい」とは思っただろうな。胡散臭いというか、いかにもなんかやりそうな顔。それはもう犯人を知っているから思うんだろうか?濡れ衣を着せられる主人公の元奥さんが殺されるのは当然として、彼を助けようとしてた彼女も犠牲になるのは忘れてた!犯罪を犯した後のあの音無しのカメラワークねぇ〜。先生お見事です!忘れていたと言えば、警部の奥さんね!彼女いい味出してるんだよねぇ~。あのやばい魚のスープ!!マルゲリータも!奥さんオスカーものだな!警部がそんなのばっかり食べてるから警察署でごくごく普通の英国料理食べてるのも面白い。あと、ひらめいた時に「ドラムロール待ってるのか?」って台詞も最高だ。ジャガイモを運ぶトラックのシーンがなんと言っても印象的だけど、どうやってバレるのか思い出せなくて…そうそうそう!このエンディングね!
Evaluation ★★★
Country 英/米
Year 1972
Runtime 117
Remarks ヒッチ先生の娘は、本作をとても不快に思い、自分の子供たちにこの映画を何年もの間見せなかった。

65

Japanese Title マンクスマン
Original Title THE MANXMAN
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting カール・ブリッソン
マルコム・キーン
アニー・オンドラ
ランドル・エアートン
Comments これは少なくとも31年ぶりのはずだ。ビデオで見たのを覚えてるけど、ストーリーはまるで覚えてない。サイレントの割には画質は申し分ない。あ!アニー・オンドラって!『恐喝〈ゆすり〉』の彼女じゃん!なるほど、これはサイレントだからポーランド訛りが問題にならないわけだな。へぇ~、こういう話だったっけ!よくある戦争へ行って死んだと思ったら生きてて戻ってきたってパターン。こういうの昔はよく起きたのかねぇ~。そうかぁ、自殺未遂を裁くのに裁判官がフィルなのか!こりゃ気まずいな。ところで、あの頑固そうなお父さんどうしてイヤリングしてるんだろ?ハッピーエンドとはいかないが、ピートは結局漁に出て終わり??
Evaluation ★★1/2
Country イギリス
Year 1929
Runtime 90
Remarks AKA, "マン島の人々". 昔ビデオで見た時「マン島の男」じゃなかったかなぁ~?
ヒッチ先生最後のサイレント映画。

66

Japanese Title 闇の逃避行
Original Title BON VOYAGE
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ジョン・ブライス
Comments ヒッチ先生がイギリス情報省の依頼で作ったレジスタンスプロパガンダ短編映画。これは見た気になっていただけで初めてかもしれない。本編フランス語で英語字幕で観賞。残すところ同時期に撮った『マダガスカルの冒険』という事になったけど、どうにかして見られないもんかね…パパッと撮ったって印象だけど面白くないわけじゃないが如何せん短いので楽しむ余裕がない。
Evaluation ★1/2
Country イギリス
Year 1944
Runtime 26
Remarks 日本劇場未公開。久々じゃね?
ジョン・ブライス以外は皆フランス人で、家族をナチスから守るのに"The Molière Players"としかクレジットされていない。
本作ともう片方の『マダガスカルの冒険』にはヒッチ先生はカメオ出演していない。
ヒッチ先生のギャラは週に10ポンドだった。2017年現在の価値に換算すると560米ドルに相当する。日本にすると63,000円くらいか。

67

Japanese Title めまい
Original Title VERTIGO
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ジェームズ・スチュワート
キム・ノヴァク
バーバラ・ベル・ゲデス
トム・ヘルモア
ヘンリー・ジョーンズ
エレン・コービイ
レイモンド・ベイリー
リー・パトリック
Comments 15年ぶり。公開当時はヒット作とは言えなかったのに今頃になって先生の最高傑作みたいな言われ方しているけど、これが最高傑作なら他の作品がいかに酷いかって事になっちゃうぞ!いやいやこれは悪くはない。オープニング・クレジットからそこそこのインパクトの女性の顔のドアップ!ヒッチ先生は結局自分が苦手、嫌いな物、事をネタにするのが得意なんだな。本作では高所恐怖症。めまいと言うよりは高所恐怖症だ。それを見事に演出している。ヒッチ先生がトランペットケースか何かを持って登場。ミッジことバーバラ・ベル・ゲデスがジェームズ・スチュアートのことをジョニーと呼ぶ。夢のアニメを駆使したシーンとか、やっぱこの時代を考えればすげーな、これも『鳥』に繋がるんだな。備考にも記したけどこの時代の車、カラーがとても好き!ジミーの青いスーツが印象的。キム・ノヴァクが好きか嫌いかは置いといて一人二役の二役目、ジュディ・バートンは結構なスーブーだと思う。スーブーに見せてスーブーと思わせるような演技していたのならノヴァクが凄い!ジミーがジュディのネックレスで気が付くのが弱いなぁ~。そして、悲劇的なエンディングだったかー!あそこでスパッと終わるのがいかにも先生ですな!修道女にびっくりするんだけど、一回目の時にちゃんと伏線残してるのは大したもんだと思う。ミッジのジョニーへの思いは結局実らなかったのが、それとも、この続きで実ったのかはわからない。ところで、妻の尾行を依頼してきた男の妻殺しは咎められてないよね?
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1958
Runtime 128
Remarks ソウル・バスがデザインしたオープニングは映画史上初のコンピューター・グラフィックスである。
ミッジの「航空機エンジニアによるブラジャーのでデザイン」はもちろんハワード・ヒューズのこと。
ジェームズ・スチュアートの死後数か月経った1997年10月にサンフランシスコのカストロ・シアターで再公開された時、その週末のアメリカ中のどの劇場よりも興行収入があった。
撮影当時ジェームズ・スチュアート49歳、キム・ノヴァク24歳!
ヒッチ先生は後のインタヴューでキム・ノヴァクがミスキャストだったと言及している。
ジェームズ・スチュアートがキム・ノヴァクを尾行して街中運転しているルートは地理的に正しいルートである。同じサンフランシスコが舞台でカーチェイスシーンが有名な『ブリット』と違って本作と同じ正確なルートでドライヴすることが出来る。
キム・ノヴァクは映画が始まって3分の1以上経ったところまで全く台詞がない。
本作のポスターは、プレミア誌で「史上最高の映画ポスター25」の第2位に選ばれた。因みに1位は『羊たちの沈黙』と言う酷い結果。
ヒッチ先生が屋外での撮影を嫌い、外観を模倣するためにスタジオセットに法外な金額を費やすことが多かったことはよく知られているが(『裏窓』のアパートの中庭全体とか)、彼は、アーニーのレストランの入り口の正確なレプリカを再現させた。高価で非常に詳細なセットは、2つのクイックショットで使用され、合計15秒間スクリーンに映し出されただけだった。
ヒッチ先生はジュディ役にヴェラ・マイルズを起用したかったが、彼女が妊娠した為に叶わなかった。と、一般的には言われているが、1956年11月の時点で先生もジェームズ・スチュアートもヴェラ・マイルズがこの役をこなせるか難色を示していて、マイルズが妊娠を発表した時点で既にキム・ノヴァクを考慮していたとも言われている。しかも、キム・ノヴァクはスクリーン・テストを受けていない…
ジェームズ・スチュアートが乗っている車は1956年型デソート・ファイアドーム・スポーツマン・ハードトップ・クーペ。マブい。ノヴァクの車は1957年型グリーンのジャガー・マーク VIII. ミッジは1956年型のカルマンギア!
キム・ノヴァクは2023年3月に本作が公開された年にトニー・カーチスが主催したパーティに参加したとハリウッドのリポーターに語った。彼は彼女に飲み物を出し、気が付くと翌朝、彼女は裸で目を覚まし、家の前の車の中でぼんやりしていた。どうやってそこにたどり着いたのか、何が起こったのか彼女は見当もつかなかった。その後、彼女はトニー・カーチスが飲み物に何か入れたんじゃないかと疑い始めた。しかし、このことを公表してハリウッドのブラック・リストに載せられないように彼女は黙っていた。
ジュディの役にオードリー・ヘップバーンがかなり興味を示していた。
本作がキム・ノヴァクのヒッチ先生作品への最後の出演となった。これは、ヒッチ先生の「死んだ主人公を後の映画に決して起用しない」という暗黙のルールに従っている。同じ俳優が再び登場すれば、以前の死のシーンのインパクトが薄れると信じていたからだ。ジャネット・リーの『サイコ』もこのルールに従っている。対照的に、グレース・ケリー、イングリッド・バーグマン、ジョーン・フォンテーン、ティッピ・ヘドレンは、それぞれ複数のヒッチ先生映画を撮ったが、登場人物の誰一人として死んだり殺害されたりしなかった。
ギャビン(マデリーン=最初のキム・ノヴァクの旦那)は妻を鐘楼から投げ落とす直前に、検視官の死の時刻と彼女が飛び降りたとされる時刻を一致させるために、妻を殺したに違いない。これは、ジュディが彼女になりすましている間、本物のマデリーンがまだ生きていたことを意味する!ここ大事!!
なんと!あのマリリン・モンローも本作へのキャスティングを求めて大々的に売り込んだが、ヒッチ先生は彼の名声が他のすべての作品を覆い隠すことを恐れて却下した。自分のプロジェクトを厳格に管理していた彼は、彼女が承認した監督リストに載っていたにもかかわらず、彼女を見送った。数年前、彼女は『ナイアガラ』に出演し、ヘンリー・ハサウェイがヒッチコック風に監督した映画だったが、数年後にはそうだと勘違いする人もいたくらいだ。構造やレイアウトの類似性が実に面白く、ヒッチコックが「めまい」を制作する際に、その影響を少し受けたのだろうかと疑問に思う。主人公がマデリーンという名前で自殺するというのも、モンロー自身の運命を考えると非常に興味深い。映画界の最も伝説的な人物である2人が一緒にコラボレーションしたことは、映画の偉大な「もしも」の常であり続けるだろう。
オープニングのパラマウントのロゴは白黒で、エンディングのパラマウントのロゴを含む映画の残りの部分はテクニカラーです。
本作にはエンドタイトルがない。余計インパクトが強い。

68

Japanese Title 引き裂かれたカーテン
Original Title TORN CURTAIN
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ポール・ニューマン
ジュリー・アンドリュース
リラ・ケドロヴァ
デヴィッド・オパトッシュ
ルドウィッグ・ドナス
ウォルフガング・キーリング
ハンスイェルク・フェルミー
ギュンター・シュトラック
モート・ミルズ
ジゼラ・フィッシャー
タマラ・トゥマノヴァ
Comments 同じく15年ぶり。ヒッチ先生50作目。見ていてつまらないとは思わないけど、それ以上でもないのが正直なところ。ヒッチ先生と主演の二人がうまくいかなかったとか邪念があるからそう見えてくるのかもしれないけど、パッとしないのは否めない。でも、ヒッチ先生登場シーンでグノーの葬送行進曲がかかるのは好き。あの小屋での一連のシーンはなかなか、緊張感ある。特に頭をオーブンの中に突っ込んで殺すところ!ニューマンがアンドリュースに真実を話すシーンのセント感がやばい。これも高額で作らせたのかな?ロケの方が良くね?って思うけど、天才は違うんだねぇ、きっと。遺体は掘り上げるのはいいとしてバイクまで掘り上げるところなんてまるでナチスだな。まぁそんなような設定なんだろうけどね。こんなハッピーエンドだったかと思ったけど、ハッピーエンドが気に入らなかったんだ先生は!別のエンディングがあったんだけど、却下されてたか…難しいもんだねぇ~。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1966
Runtime 128
Remarks ヒッチ先生はこの映画の出来が不満で、自分が出演している予告編を作らないことにした。
ヒッチ先生がポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースを使いたがらなかった理由の1つは、彼らの高いギャラだった。ヒッチ先生はその後、同種以上のギャラで役者を雇うことはなかった。
撮影が始まる直前、ポール・ニューマンはバイク事故に遭い、左手が麻痺しそうになった。
出来とは裏腹に本作は、ユニバーサルにとって1966年の最高の興行収入を記録した。
ヒッチ先生は当初、ケーリー・グラントを主役に起用したかったが、グラントは「年を取りすぎている」と告げ、同年、最後の映画『歩け走るな!』の完成をもって引退した。
ヒッチ先生がトップ級のスターを起用した最後の映画。彼は『フレンジー』にマイケル・ケイン、『ファミリー・プロット』にアル・パチーノを起用しかったが、ケインは断り、パチーノの提示価格は監督には高すぎた。
スティーヴン・スピルバーグは若い頃、撮影を見学するためスタジオに忍び込み、アシスタントプロデューサーが彼に立ち去るように言うまで45分間そこにいたと語った。

69

Japanese Title 知りすぎていた男
Original Title THE MAN WHO KNEW TOO MUCH
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ジェームズ・スチュワート
ドリス・デイ
ラルフ・トルーマン
ダニエル・ジェラン
クリス・オルセン
ブレンダ・デ・バンジー
キャロリン・ジョーンズ
ノエル・ウィルマン
Comments ここまで14本連続で当データベースに一回しか登場してないヒッチ先生作品を続けて見てきた中で、急にこれ見たくなったのは『暗殺者の家』『めまい』を見たから。50年代のヒッチ先生作品はなんか安心するんだよね。安心するってだけで全部が面白いとは言ってないが…やっぱりジェームズ・スチュアートなんだろうなぁ~って随所で思った。悪いけど、ドリス・デイではない。ケ・セラ・セラを思いっきり歌いすぎ^^; バスの中、アクシデントとは言えイスラム女性に謝ってもいいよな^^ イギリスに飛んで「チャペル」での動物たちとの剥製のシーン面白いけど、そもそも最初に「チャペル」と聞いたら教会と思わない?ひらめく場面じゃないと思うんだよなぁ~。『暗殺者の家』でもあった讃美歌会話はこっちでもあったか!やっぱ面白い!エンディングの階段落ちよりもホテルの部屋に帰ってからの落ちの方が好きだったりして!なんだかんで言って本作の一番いいところは原題もそうだけど、邦題かもしれない。
Evaluation ★★★1/2
Country アメリカ
Year 1956
Runtime 120
Remarks 撮影中、ドリス・デイは、ヒッチ先生が彼女の演技よりもカメラのセットアップ、照明、技術的な問題に注意を払っていることを次第に懸念するようになって、彼が自分の仕事に不満を持っていると確信した彼女は、ついに彼と対峙した。彼の返事は、「親愛なるミス・デイ、もしあなたが私が望むものを与えてくれなかったら、私があなたを指揮しなければならないでしょう!」だった。
この映画の制作中、市場のシーンでラクダや山羊などの動物のエキストラがどのように扱われているかを見たドリス・デイは、動物虐待の防止に生涯を捧げる取り組みを始めた。彼女は動物たちが置かれている状況に愕然とし、適切な餌と世話をしなければ働くことを拒否した。制作会社は、山羊、羊、ラクダなどの餌場を設置し、デイが仕事に戻ることに同意する前に、毎日餌をやらなければならなかった。
アルバート・ホールのシークエンスは、一言の台詞もなく12分間続き、124のショットで構成されている!
作曲者のバーナード・ハーマンはアルバート・ホールのシークエンスでオーケストラを指揮しており、ドリス・デイがタクシーを降りる際の広告ポスターにも彼の名前が記されている。
ヒッチ先生はフランソワ・トリュフォーに、1作目の『暗殺者の家』は「才能あるアマチュアの作品で、2作目はプロの作品だ」と語った。それにもかかわらず、先生は「それほど洗練されていなかったから」初期のバージョンを好んだ。
ジョー役(ドリス・デイ)にはジューン・アリソン、ラナ・ターナー、グレース・ケリー、キム・ノヴァク、ジェーン・ラッセル、ジーン・ティアニー、エヴァ・ガードナーが考えられた。
ドリス・デイが着ている灰色のレディース・スーツは『めまい』でキム・ノヴァクが着ていたスーツに酷似している。両作品共に衣装デザイナーはイーディス・ヘッドが務めた。
ヒッチ先生はモロッコの市場で、殺人の直前、カメラに背を向けて、左端の高架アクロバットを見ている群衆の中に登場する。見ている側はアクロバットに引き付けられるため、見落としやすい。

70

Japanese Title マーニー
Original Title MARNIE
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ショーン・コネリー
ティッピー・ヘドレン
マーティン・ガベル
ダイアン・ベイカー
マリエット・ハートレイ
ブルース・ダーン
ルイーズ・レイサム
アラン・ネイピア
ボブ・スウィーニー
ミルトン・セルツァー
ヘンリー・ベックマン
Comments 11年ぶりだと最近立て続けに見てる作品では短い方だな。前回見た時、その前に見た時の印象とはまるで違ったのを覚えてて、今回は期待しての観賞。案の定良かったが、これショーン・コネリーじゃなかったらって思っちゃった。スコットランド人がアメリカ貴族にはどうしても見えない。備考にあるように「もし」マーロン・ブランドだったらと思うと個人的にはもっと評価が上がっただろうな。そして、マーニーと言えばティッピー・ヘドレンなんだよ!ヒッチと言えばティッピー・ヘドレンなのに義妹のダイアン・ベイカーの方が良いだのなんだのってウンザリするわ!さてさて、先生は前半にかなり目立つ登場。どうでもいいけど、左利きのティッピに反応してしまう。相変わらず乗馬のシーンなんて雑だし、港の背景とか俺は好きだけど、簡素なんだよねぇ~。ボルティモアだからフットボールやってるのかな?貴族らしいと言えばコネリーのお父さんが着ている黄色の革のヴェストが洒落てていかにも貴族っぽい。ティッピが会社の金庫からお金を盗んでいる時の掃除婦とティッピの引きのショットがとても良いし、また音がないのが効果的!コネリーが「赤!」って指差すところもなかなか強烈。もうこうなったら「赤い恐怖」って邦題にすればよかったのにって思ったら邦題の別題がそうなんだ…マーニーが馬を殺す「ウマーニー」シーンも印象的で随所に先生らしさが見られる。今回も忘れてたけど、回想シーンの水兵ブルース・ダーンだった。彼、苦手。「赤恐怖症」の理由が彼なんだね。
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 1964
Runtime 129
Remarks ショーン・コネリーとのいくつかのシーンのリハーサルの後、ティッピ・ヘドレンはヒッチ先生に「マーニーは不感症のはずだ...彼に会ったことがあるか?」と若いコネリーに言及した。ヒッチコックの返答は「そうだ、演技っていうんだ」だった。
ヒッチ先生とティッピ・ヘドレンは撮影中に大不仲になり、最後には仲介者を通して彼女を監督したという噂があった。ヘドレンは撮影中に友情が終わったことを認めているが、彼が本作を監督するのもやめたという噂は否定している。しかし、セットで起こったトラブルにもかかわらず、彼女はこれが彼女が出演したお気に入りの映画であると述べている。
撮影開始はケネディ大統領の暗殺と葬儀の為1963年11月22日から11月26日まで延期された。
ティッピ・ヘドレンは2017年5月、ショーン・コネリーと今でも連絡を取り合っているとフェイスブックにコメントした。
ダイアン・ベイカーがティッピ・ヘドレンに「みんなのためになるから消えてくれと25,000ドルを申し出た」シーンはカットされた。
ヒッチ先生はショーン・コネリーが「アルフレッド・ヒッチコックへのトリビュート」で先生を称えたとき、先生は髪の毛がなかったのでコネリーに気づかなかったとか。
モナコ王妃のグレース・ケリーが出演の交渉から脱落した後、マリリン・モンローがこの役を演じることに興味を示した。ヒッチ先生がこのキャスティングの可能性について尋ねられたとき、「それは興味深いアイデアだ」と答えた。
ティッピ・ヘドレンの母親を演じたルイーズ・レイサムは、わずか7歳年上だった。ヘドレンが2006年まで実年齢を公表していなかったため、当時は誰も知らなかった!5歳サバを読んでいたらしい。
ヒッチ先生は当初、エリザベス・モンゴメリーにリル・メインワーリング役をオファーしたが、「奥さまは魔女」への出演を理由に断らざるを得なかった。
ヒッチ先生は、マーク・ラトランド役にマーロン・ブランドとピーター・オトゥールを検討した。制作が1963年だとすると、『寝室ものがたり』の辺りか?

71

Japanese Title 巌窟の野獣
Original Title JAMAICA INN
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting チャールズ・ロートン
モーリン・オハラ
レスリー・バンクス
ロバート・ニュートン
Comments こちらは15年ぶり。今回もそんなに悪くはないと思うんだけど、ヒッチ先生はチャールズ・ロートンにだいぶ苦労したんだなぁ~。「監督したというよりは、審判をした」とコメントしている。最後のマストからの飛び降りなんて良いと思ったけど、先生的には違ったのかな?原作はどうなんだろ?待てよ、邦題も問題なのかもしれない…
Evaluation ★★1/3
Country イギリス
Year 1939
Runtime 98
Remarks これは、ヒッチ先生が映画化したダフネ・デュ・モーリアの3つの小説の最初の作品で、他の2つは『レベッカ』『鳥』である。

72

Japanese Title 下宿人
Original Title THE LODGER
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting アイヴァー・ノヴェロ
マリー・オールト
マルコム・キーン
アーサー・チェスニー
ヘレナ・ピック
Comments 本作が当データベース初登場なんて信じられない…これも20代前半に一度か二度見ただけで94年以降は見てなかったんだなぁ~。ヒッチ先生は電話に出てる後ろ姿の男と後半モロ正面からの野次馬でも登場するが、一人二役のカメオはこれしか思い当たらない。しかも、このカメオが先生にとっても初めての作品。今回YouTubeで見たけど、明らかにテロップは新しいものと思われる。という事は曲もか?あっ、曲もだ!100%新しいものだわ。訳の分からん歌詞が入ってきた…いらねー!マルコム・キーンは先日見た『マンクスマン』に出てた男だ。印象的な顔だ。先生の演出も光ってるし不気味さはあるけど、サイレントだし、すげー面白いってまではいかんな。ただ、感心はする。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 1926
Runtime 80
Remarks 日本劇場未公開。
これ見た時ヒッチコックの初監督作品ってのが触れ込みだったけど後に『快楽の園』が最初と知って驚いたが、今回これが3作目だという事を知ってさらに驚いた!2作目に『山鷲』ってのがあるらしいぞ!残念ながらフィルムは残っておらず1920年代後半から見た人が存在しない。
ヒッチ先生はフランソワ・トリュフォーに、これ以前にも何本かの映画を撮っていたが、これが初めての真のサスペンス映画だと考えていると語った。
ヒッチ先生初のヒット作である。
ヒッチ先生は『快楽の園』と『山鷲』を立て続けに制作したベルリンから帰国したばかりで、F.W.ムルナウの『最後の人』を観てドイツ表現主義に触れ、本国で撮影した次の映画に取り入れたいと考えていた。
ヒッチ先生と言えばカメオ出演だが、本作をスケジュール通りに進めるために行われたと先生は常に主張していた。オペレーターを演じるために雇われた俳優が撮影現場に来なかった時、先生はコストのかかる制作の遅れを避けるために自分で出演した。

73

Japanese Title スキン・ゲーム
Original Title THE SKIN GAME
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting エドマンド・グウェン
ジル・エズモンド
C・V・フランス
ヘレン・ヘイ
ジョン・ロングデン
フィリス・コンスタム
フランク・ロートン
ハーバート・ロス
Comments いや~もしかしてこれ初めてか?見ていたとしても30年は経っているからまるで覚えてない。てっきり見た気でいた作品かもしれないし…しかし、これほどヒッチ先生ぽくない作品も珍しいのでは?
Evaluation
Country イギリス
Year 1931
Runtime 88
Remarks 日本劇場未公開。

74

Japanese Title ヒッチコックのファミリー・プロット
Original Title FAMILY PLOT
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting カレン・ブラック
ブルース・ダーン
バーバラ・ハリス
ウィリアム・ディヴェイン
エド・ローター
キャスリーン・ネスビット
チャールズ・タイナー
キャサリン・ヘルモンド
エディス・アトウォーター
ウィリアム・プリンス
ニコラス・コラサント
マージ・レッドモンド
Comments 11年ぶりで、この30年で一回しか見てないけど、今まで見たファミリー・プロッとの中で何故か一番面白く感じた。どうしてだろう?最後の最後まで車の外の背景は合成を使うヒッチ先生のこだわりには、もしかしてこだわってないって言い方が正しいのかもしれないが、最早感心してしまう。その先生の最後の登場はドアの窓越しのシルエットね!クライマックス、あそこで車のドア開けちゃうかねぇ~って思ったけど、バレないようにやった結果って事かね?かなり難しいが、カレン・ブラックとブルース・ダーンさえ無視できれば悪くないと思った。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1976
Runtime 121
Remarks バーバラ・ハリスによる最後のウィンクは計画にはなかったが、ヒッチ先生はカットせずに使用することにした。
ヒッチ先生と脚本家アーネスト・リーマンは、ラストショットバーバラ・ハリスが観客にウィンクしたことについて、激しい意見の相違があった。ヒッチ先生は、映画全体を通して偽の超能力者であった後、バーバラ・ハリスが超能力ではなくダイヤモンドを見つけたことを観客に知ってもらいたかった。
ユニヴァーサル・スタジオのロゴがどこにも登場しない!

75

Japanese Title 三十九夜
Original Title THE 39 STEPS
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ロバート・ドーナット
マデリーン・キャロル
R・マンハイム
ペギー・アシュクロフト
マイルズ・メイルソン
Comments 他の作品に邪魔されずにヒッチ先生の作品をどこまで見られるかってやってたら21作目。当データベース未掲載か一度のみの作品中心だったけど、『知りすぎていた男』に続いてこれは数回登場。やっぱ面白い。これぞ先生って作品だな。新聞紙越しの目線いいねぇ~。銃で撃たれて讃美歌の話してて、その讃美歌で助かったあたりの見せ方なんて「映画の見せ方知ってます」って事をこの時代にもうやってたってところがまさに監督でありエンターテイナーでもある先生。手錠で繋がれた2人とストッキング、サンドイッチ、ハイボール全部面白いし、口笛も伏線になってる!記憶屋か!先生には参るわ!面白かった!主演の2人ロバート・ドーナット、マデリーン・キャロル好き。
Evaluation ★★★
Country イギリス
Year 1935
Runtime 88
Remarks ロバート・ドーナットとマデリーン・キャロルが田舎を駆け抜けるシーンを撮影する前に、ヒッチ先生は彼らに手錠をかけ、数時間にわたって鍵をなくしたふりをして、そのような状況に備えた正しい心構えにさせた。
先生22本目にしてお気に入りの一本。

76

Japanese Title 殺人!
Original Title MURDER!
Director アルフレッド・ヒッチコック
Casting ハーバート・マーシャル
ノラ・ベアリング
エドワード・チャップマン
E・パーシー
Comments 意外にも本作は6年前に見ていた。アップで見せる準備の様子が先生らしい。ここまで何回聞いたかアオガホーン!子供たちとネコとかあのカオスシーン全く覚えてなかった^^; ハーバート・マーシャルの声好き。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 1930
Runtime 105
Remarks 『メリー』は本作のドイツ語版で、ドイツ人俳優を起用して同時期に同じセットを使って撮影された。

77

Japanese Title ザ・フラッシュ
Original Title THE FLASH
Director アンディ・ムスキエティ
Casting エズラ・ミラー
サッシャ・カジェ
マイケル・シャノン
ロン・リヴィングストン
マリベル・ベルドゥ
カーシー・クレモンズ
アンチュ・トラウェ
ベン・アフレック
マイケル・キートン
ジェレミー・アイアンズ
シアーシャ・モニカ・ジャクソン
ルディ・マンキューゾ
サンジーヴ・バスカー
ルーク・ブランドン・フィールド
テムエラ・モリソン
イアン・ロー
クリストファー・リーヴ
ヘレン・スレイター
ジョージ・リーヴス
アダム・ウェスト
ニコラス・ケイジ
ガル・ガドット
ジェイソン・モモア
ジョージ・クルーニー
Comments マーベルだのDCコミックだのどうでもいいんよ、俺は。スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、フラッシュ…それが大事なんよ。なんか色々なバットマンとか出てきて複雑なんだけど、クリストファー・リーヴのスーパーマンが出てきた時には声がでたな、主題はフラッシュなのにね。でも、一時期フラッシュがとても好きだった時代があったのは確か。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演がエリック・ストルツだった世界があったのには笑った。ファンならマーティ役だったこと知ってるからね。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2023
Runtime 144
Remarks マイケル・シャノンは、『マン・オブ・スティール』でゾッド将軍が殺されたのになぜゾッド将軍役で復帰を依頼されたのか理解できず、「彼らは『マン・オブ・スティール』を見たよね?」と、マネージャーに尋ねた。マネージャーは「うん、でも今回は多元宇宙なんだよ」と答えたが、シャノンはそれが何を意味するのか分からなかった。
プロデューサーのバーバラ・ムスキエッティは、クライマックスのマルチバース・シークエンスから次のカメオ出演が削除されたと述べた。ワンダー・ウーマンのリンダ・カーター、ジョー・エルのマーロン・ブランド!ザ・ペンギンのバージェス・メレディス。
クリストファー・リーブの子供たちは、彼のCGIカメオ出演には一切関与しておらず、映画も見ていないと述べた。

78

Japanese Title エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
Original Title EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE
Director ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
Casting ミシェル・ヨー
ステファニー・スー
キー・ホイ・クァン
ジェームズ・ホン
ジェイミー・リー・カーティス
タリー・メデル
ジェニー・スレイト
ハリー・シャム・Jr
ビフ・ウィフ
スニータ・マニ
アーロン・ラザール
オードリー・ヴァシレフスキ
ピーター・バニファズ
Comments アカデミー作品賞受賞作品を一年経たないと見れない、見てないなんて耐えられないなんて不満を毎年感じられるけど、この作品に関しては見たい意欲がわかなかったし、今見終わって感じるのは映画館で見てもなんにも変わらなかっただろうなぁと思う。この2人の監督、『スイス・アーミー・マン』撮った2人なんだ。そりゃこうなるわな。マルチバース…つまらん。ソーセージの指なんてアレ魚肉ソーセージだよな。キモッ!娘がアロハフロムハワイのジャンプスーツで登場するんだけど、ミシェル・ヨーが"STUPID OUTFIT"みたいなこと言うんだよねぇ~。バカにしてんのか!多様性だのなんだのアカデミー会員に非白人を増やして作品賞受賞とか出来レースじゃんって思っちゃう。こんな時代のアカデミーなんてクソだな。キー・ホイ・クァンは好きです。
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 2022
Runtime 139
Remarks エヴリンとジョブが岩になるシーンは、もともとセリフが声で表示される予定でしたが、ミシェル・ヨーが字幕を付けることを提案した。
アカデミー賞の演技賞3部門受賞したのはこれで3本目。過去に4部門全て受賞した作品はない。因みに他の2作品は『欲望という名の電車』『ネットワーク』
演技部門受賞4賞全て実在した人物じゃないのは2016年以来で、その前になると1997年以来となる。
3月に公開された映画でアカデミー作品賞を受賞したのは『ゴッドファーザー』以来初めて。『炎のランナー』はイギリスでは3月公開だったが、アメリカでは9月だった。

79

Japanese Title ザ・ホエール
Original Title THE WHALE
Director ダーレン・アロノフスキー
Casting ブレンダン・フレイザー
セイディー・シンク
ホン・チャウ
タイ・シンプキンス
サマンサ・モートン
Comments アメリカが病んでるなんて思いたくないんだよ。アメリカが抱えている問題をいちいち映画で見たくはないんだ。画角どうした?なんだ最近こう言うの?今更戻さなくてもって思うけど、舞台劇だったからそうしたのかなとも思ったり。ほら。若い人はわからないかもしれないけど、『ロープ』って映画があってねぇ…殺人が題材なんだけど、面白いのよ。そこわかる?面白いのよ。これ?面白くないのよ。決定的な違いがあるんだよね。時代的に「もしかして同性愛的な?」を匂わせていた辺りが一番良かったのかもしれない。そしてね、これ暗い!内容じゃないよ。画面!そりゃ感動はしませんよ。複雑な思いと言うより冷めますよ。巨漢のホモ親父に共感なんてできませんよ。演技ってメイクすれば良くなるもんじゃないんだよな。ブレンダン・フレイザーが悪いとは思えなかったけど、これでオスカーとも思えない。同情票としか思えない。ブレンダンに同情してるんじゃなくて、巨漢とホモに同情しての票と思ってしまう。彼と競った他の役者の作品は『エルヴィス』しか見てないので何とも言えんが、ただただ単純にこの2人と比べると…比べられないとしか言いようがない。もういい加減にアカデミーから一年経たないとテレビ放送がないとかやめて欲しいな…忘れたころにやってくるみたいになってる…。この監督の作品、8本中6本も見てるんだけど、どれも標準に行ってないという事は…俺と相性は良くはないな。
Evaluation
Country アメリカ
Year 2022
Runtime 117
Remarks ニューライフって100%モルモンだと思ったら違った。でも似たようなもんだな。

80

Japanese Title バウンティフルへの旅
Original Title THE TRIP TO BOUNTIFUL
Director ピーター・マスターソン
Casting ジェラルディン・ペイジ
ジョン・ハード
レベッカ・デモーネイ
カーリン・グリン
リチャード・ブラッドフォード
ケヴィン・クーニー
ノーマン・ベネット
ハーヴェイ・ルイス
Comments この時代の映画の質感いいなぁ。すっげぇ面白いわけじゃなかったけど、自分が15歳の時の映画だからスルーしてたような内容で、当時見てても今見ても感情移入できなかったけど、なんか今ちょうど良かったかも。オスカーウィークという事で主演男女優受賞映画が続いていて、常日頃、作品賞以外で話題にならなかったけど主演賞獲った作品を見たいと思ってる中でこういうの見れるのは嬉しい。因みに、彼女と争ったのは『アグネス』のアン・バンクロフト、『カラーパープル』のウーピー・ゴールドバーグ、「ジェシカ・ラングの スウィート・ドリーム」のジェシカ・ラング、『愛と哀しみの果て』のメリル・ストリープ。まさにこういう事!ジェシカ・ラング(パッツィ・クラインのバイオピックだって!!)の作品と今回のこれ以外は見てるもん!オスカー獲った作品なら早く見ててもいいはずなのに…ま、でもジェラルディン・ペイジ良かったけど、先述のように感情移入できなくてオスカー獲るだけの演技ではあると思ったし、ウーピーやメリルじゃなくて良かったとは思うけど、印象に残るほどでもなかった。でも、そういうにはやはり見るしかないからね。それよりね、良い役よりももしかしたら悪い役のイメージが強いリチャード・ブラッドフォードの方が印象的だった。声が良いねぇ~。あと、息子のジョン・ハード。控え目なんだけど、最後にちょい爆発する演技。旅の途中で出会うレベッカ・デモーネイ、見てるこっちもイライラさせられる義理の娘のカーリン・グリンなんかの方が印象的だったり…ビックリしたのはカーリン・グリンの娘がメアリー・スチュアート・マスターソンだった!
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1985
Runtime 106
Remarks バスチケット買う時に後ろに並んでる双子はジェラルディン・ペイジの実の息子たち!だいぶ歳行ってからの子供じゃない?YouTubeで授賞式の映像見たけど、映画より老けて見えなかったが、この1年半後に惜しくも亡くなっている。

81

Japanese Title ペギー・スーの結婚
Original Title PEGGY SUE GOT MARRIED
Director フランシス・フォード・コッポラ
Casting キャスリーン・ターナー
ニコラス・ケイジ
キャサリン・ヒックス
バリー・ミラー
ジョーン・アレン
ケヴィン・J・オコナー
ジム・キャリー
リサ・ジェーン・パースキー
バーバラ・ハリス
ドン・マレー
モーリン・オサリヴァン
レオン・エイムズ
ヘレン・ハント
ジョン・キャラダイン
ソフィア・コッポラ
サチ・パーカー
ルシンダ・ジェニー
ドン・スターク
ジンジャー・テイラー
Comments ずっと見たいと思ってたんだよねぇ。面白かったなぁ。いきなりタイトル曲の♪ペギー・スーの結婚♪バディ・ホリーが甘く切なくホリー節で歌う。今回もジム・キャリー忘れてた^^; いや、それにしても、ニコラス・ケイジよ!!あの声よ!色々物議を醸してたんだね(備考参照)。♪テキーラ!♪前回も言ったけど本作の大きな問題点はケイジの声なんかじゃない!撮影当時31歳って理由ではなくキャスリーン・ターナーの顔に問題があるのでは?彼女の妹がソフィア・コッポラね。これも忘れてた!アメリカン・バンド・スタンドも良いし、エドセルの場面は笑える!!♪シミシミココパ♪ケイジがセーターの袖の上にヴェンチュラつけてるのカッコイイな。袖の上にするのはやったのかな?一瞬♪The Stroll♪がかかるのを聴き逃してはならない。あのダッシュボードの写真の男誰だろ?あと、パーティでの1曲目!なんだろ?あ~ロイド・プライスか!♪Just Because♪出た!ザ・ディフィニションズ!まさか!ジム・キャリーもいたか!こいつらでバンド組めるぞ!ディオンの♪I Wonder Why♪♪Just A Dream♪も良いね。自分のコレクションでサントラ出来るかもしれない!モノトーンズのブック・オブ・ラブの引用が面白い!ケイジは黒人カフェで♪He Don't Love You♪を歌うが、流れ的に意味深選曲でうまいね!死んだ犬の名前がエルヴィスだった。今の犬の名前のエイジャックスって??あと、SHE LOVES YOUの歌詞をちょっと変えたの可笑しかったなぁ。『アメグラ』のムースのメンバーのオヤジ発見!ケイジの最後の方でのビッグボッパーをハンバーガーだと思ったって台詞は決定的に面白かったなぁ~。コッポラはこういう映画を撮るのもうまいんだよなぁ。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 1986
Runtime 103
Remarks ペギー・スーの高校の同窓会で車椅子に乗った女性ロザリーは、事故で足が不自由になった体操選手と言う設定だった。オリジナルの脚本では、ペギー・スーが未来に関する知識を利用しようとして、彼女がパンストを発明し、ゼロックスへの投資を勧め、ロザリーが怪我することまで防ごうとするものだった。
スティーヴ・グッテンバーグがチャーリー役に抜擢されが、スティーヴはオーディションのほとんどの時間をコッポラに『ゴッドファーザー』の制作について質問することに費やしたと自身の本で語っている。
キャスリーン・ターナーは撮影現場で、ニコラス・ケイジが恋の相手を演じる際に選んだ声を初めて聞いた時驚いた。しかし、他の俳優の演技を演出するのは自分の仕事だとは思わなかったと語っている。彼女はその代わりに、コッポラと話をし、彼がケイジの選択を承認したかどうか訊いた。コッポラが介入できなかったのでターナーは、ケイジの役が最終的に過去に幻滅したことを説明できる方法で、ケイジの役と対話することを選んだことでうまくいったと語った。
ニコラス・ケイジは、「ガンビー・ショー」のポーキーの声をベースにしている。コッポラとプロデューサーはこの声を嫌い、ケイジはクビになりかけたが、ケイジはコッポラに間違いじゃないってことを説得した。
ペギー・スーとチャーリーの娘を演じたヘレン・ハントは、母親(キャスリーン・ターナー)より9歳年下、父親(ニコラス・ケイジ)より1歳年上だった。ここでもわかる通り、女優陣のキャスティングに失敗している。
高校の同窓会で、ペギー・スーがクイーンに指名されると、マーシャル・クレンショーはバディ・ホリーの「ペギー・スー」を歌うが、クレンショーは『ラ・バンバ』でバディ・ホリーを演じている。
デブラ・ウィンガーが主演に決まった時、彼女はペニー・マーシャルに映画の監督を依頼した。マーシャルはトム・ハンクスとショーン・ペンと男性主演の座を争ったが、制作開始から3週間で、初めての監督作には大き過ぎると感じたプロデューサーによって解雇された。
クレジットされているにもかかわらずジンジャー・テイラーはジャネット(1980年代のチャーリーの恋人)を演じているが、彼女のシーンは削除された。ビッグボッパーがハンバーガーだと思ったって台詞の張本人だね。
興奮気味にペギー・スーに挨拶するロッジメンバーを演じるのは、アル・ナルバンディアン。彼こそが『アメグラ』のムースの会員の一人である!
時代設定は1985年と1960年。

82

Japanese Title ペルシャン・レッスン 戦場の教室
Original Title PERSIAN LESSONS
Director ヴァディム・パールマン
Casting ナウエル・ペレス・ビスカヤール
ラース・アイディンガー
ヨナス・ナイ
ダーヴィット・シュッター
アレクサンダー・バイヤー
アンドレアス・ホファー
レオニー・ベネシュ
Comments 一度録画回避して、やっぱり面白そうな内容だったので録り直して見たけど、まったくもって悪くなかった。ロシア、ドイツ、ベラルーシの合作映画なんて生きてるうちに見る事ないどころか、想像もしなかった。珍しく、ナチスにもこんなちょっといい奴(もちろん自分にとって利用価値があるからなんだけど)いたんだって驚いた。ま~それでも他のナチスたちの前でキレてユダヤ人にヤキ入れたりはしてたけど、でも、最後まで一応面倒は見て、彼のおかげで嘘ペルシャ語を教えてたユダヤ人は助かったわけで…それにしてもよくもまぁ嘘のペルシャ語をでっちあげて教えたもんだな。そして、教わる方も怪しんだりはしたもののよく気が付かなかったよなぁ~。色々なナチス映画見てきてるけど、ドイツ人って結構バカだよな。収容キャンプを抜け出してイランに逃亡しようとして、自分はある程度ペルシャ語が出来てると思い込んで、いざ使った時に現地で「お前は何語を喋ってるんだ?」って言われた時はショックというか、最初は「やべぇ。発音悪くて通じないのかなぁ」くらいに思っただろうなぁ。でも、逃亡ナチスというプレッシャーからすぐに焦ったのかもしれない。あの場面、本作のハイライトの一つになるところなのに見せ方がいまいちでもったいない。それよりも逃げ切ったユダヤ人が収容キャンプにいた2千何百人の名前を言い始めるシーンの方が上だった。感動はあるんだけど、涙が出るほどの感動ではなかったのが残念。バイオピックとは呼べないんだろうけど、どこまでが本当なのか気になる…
Evaluation ★★
Country 露/独/ベラルーシ
Year 2020
Runtime 129
Remarks 囚人監視員のカポが出てたな。

83

Japanese Title ブレードランナー ファイナル・カット
Original Title BLADE RUNNER: THE FINAL CUT
Director リドリー・スコット
Casting ハリソン・フォード
ルトガー・ハウアー
ショーン・ヤング
エドワード・ジェームズ・オルモス
ダリル・ハンナ
ブライオン・ジェームズ
ジョアンナ・キャシディ
M・エメット・ウォルシュ
ウィリアム・サンダーソン
ジョー・ターケル
ジェームズ・ホン
モーガン・ポール
Comments 息子のリクエストで観賞。ナレーションなし。こんな終わり方だったか?もういい加減に映画館で見たバージョンが見たいなぁ…
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2007
Runtime 117
Remarks -

84

Japanese Title カモとねぎ
Original Title かもとねぎ
Director 谷口千吉
Casting 森雅之
緑魔子
山岡久乃
高島忠夫
小沢昭一
砂塚秀夫
東野英治郎
Comments 一か月ぶりの邦画!なかなか面白かった。森雅之の詐欺師っぷりが良かったし、緑魔子の妖艶さ、ビックリするくらいの英語のうまさ!「字引きなしでも読めるのか?」って台詞も良かった。前半の高島忠夫もチャラチャラしてておかしかったし、乗ってる車もマブい!しかし、人間を燃やすのなんのって場面での東野英治郎が言う「アウシュヴィッツの真似や!」は流石にまずいんじゃないの??CIAをもじってCIKもおかしかった!しかし、結局森雅之と緑魔子がふっつくとは思わなかった!
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1968
Runtime 92
Remarks -

85

Japanese Title 宇宙大戦争
Original Title うちゅうだいせんそう
Director 本多猪四郎
Casting 池部良
安西郷子
千田是也
土屋嘉男
村上冬樹
伊藤久哉
桐野洋雄
野村浩三
堤康久
加藤茂雄
沢村いき雄
旗持貴佐夫
上村幸之
高田稔
熊谷二良
手塚勝己
津田光男
岡部正
緒方燐作
マルコン・ビアース
レオナルド・ウェルチ
佐藤功一
岡豊
荒木保夫
オスマン・ユスフ
ハインズ・ボトメル
レオナルド・スタンフォード
ハロルド・コンウェイ
ジョージ・ワイマン
エリス・リクター
エド・キーン
Comments これ『地球防衛軍』の続編になるのかな?この曲は聴いたことあるけど、前作で聴いたものだったかどうか思い出せない。それにしても、何なんだこの時代の邦画に出てくる外国人の吹き替えは!あっさりした終わり方に少々びっくり。
Evaluation
Country 日本
Year 1959
Runtime 93
Remarks AKA, "BATTLE IN OUTER SPACE".

86

Japanese Title ブレードランナー 2049
Original Title BLADE RUNNER 2049
Director ドゥニ・ヴィルヌーヴ
Casting ライアン・ゴズリング
ハリソン・フォード
アナ・デ・アルマス
マッケンジー・デイヴィス
シルヴィア・フークス
レニー・ジェームズ
カルラ・ユーリ
ロビン・ライト
ショーン・ヤング
デイヴ・バウティスタ
ジャレッド・レトー
ウッド・ハリス
デヴィッド・ダストマルチャン
ヒアム・アッバス
エドワード・ジェームズ・オルモス
バーカッド・アブディ
Comments 『ブレードランナー』のすぐ後に見るとわかりやすくてなおさら面白い。マジでオリジナルより好きかもしれない。初めてアパートに帰ってきてエマネーターで再起動したりしてるところとてもワクワクするのはなんでだろう?機械フェチなのかアナ・デ・アルマスが好きなのか…テラスに出て雨に当たったシーンで透けてパイオツ見えるの初めて気づいた!ライアン・ゴズリング…好きな役者って訳じゃないのにハリソン・フォードのデッカードを彷彿とさせる雰囲気は醸し出してるよな。データ保存庫、CGだろうけど圧巻だったなぁ~。あーいうCGなら大歓迎だわ。エドワード・ジェームズ・オルモスが相変わらず折り紙折ってるけど、ライアンと会っているのはどこ?病院?刑務所?ネオンや漢字、オリジナルの世界観は失われてないが、ハングル文字はいらなかったのでは?荒涼とした感じと近未来的な建造物と近代的な機械のミスマッチがなんとも言えず良い。"WANNA GO FOR A RIDE"の直後の曲は最早ヴァンゲリスなのではと思わせるほど。車のナンバーにカタカナでロサンゼルスって書いてあるのも今回初めて気づいたかも。あ~なるほど!ハリソンがいるホテルはレトロホテルって言うんだ!だからエルヴィス始めシナトラやモンローが出てくるわけね。それにしてもシナトラのホログラムジュークボックスはかっこいいなぁ~。あと、犬にウヰスキー飲ませるの面白い!娘の記憶がゴスリングに入れられててゴスリングの存在意義がはっきりするのスッキリするが、あの後死んだとなるとなかなかの犠牲だな…深い。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 2017
Runtime 163
Remarks -

87

Japanese Title コルドラへの道
Original Title THEY CAME TO CORDURA
Director ロバート・ロッセン
Casting ゲイリー・クーパー
リタ・ヘイワース
ヴァン・ヘフリン
タブ・ハンター
リチャード・コンテ
マイケル・カラン
ディック・ヨーク
Comments 残念ながら面白かったとは言えない。いや、面白くなかった。キャスティングが凄いのと、「コルドラ」ってキーワードにかなり期待したけど、最後も「え!こんな引いた画で終わり?」って印象。ゲイリー・クーパー、リタ・ヘイワース、、リチャード・コンテ、ディック・ヨーク…もったいない!
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 1959
Runtime 123
Remarks -

88

Japanese Title グリース
Original Title GREASE
Director ランダル・クレイザー
Casting ジョン・トラヴォルタ
オリヴィア・ニュートン・ジョン
ジェフ・コナウェイ
ストッカード・チャニング
バリー・パール
イヴ・アーデン
ジョーン・ブロンデル
ディディ・コーン
ダイナ・マノフ
フランキー・アヴァロン
ロレンツォ・ラマス
マイケル・トゥッチ
ジェイミー・ドネリー
ケリー・ウォード
アリス・ゴーストリー
シド・シーザー
Comments 何と前回見たのがちょうど一年前。禁断症状が出てくるのが一年くらいって事かな。いや~もうとにかくこの時間が楽しいんだよねぇ~。最高!
Evaluation ★★★★
Country アメリカ
Year 1978
Runtime 100
Remarks -

89

Japanese Title 関東テキヤ一家
Original Title かんとうてきやいっか
Director 鈴木則文
Casting 菅原文太
待田京介
寺島達夫
土田早苗
大木実
川谷拓三
渡辺文雄
天津敏
嵐寛寿郎
Comments 「手前、生まれも育ちも関東です」って文太の声で始まって、仁義も掛け合いもあるんだけど、イマイチ盛り上がらず。待田京介を主演にした方が良かったんじゃない?
Evaluation 1/2
Country 日本
Year 1969
Runtime 92
Remarks 「関東テキヤ一家シリーズ」の第1作。

90

Japanese Title こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~
Original Title WEIRD: THE AL YANKOVIC STORY
Director エリック・アペル
Casting ダニエル・ラドクリフ
エヴァン・レイチェル・ウッド
リン・マヌエル・ミランダ
ジャック・ブラック
アル・ヤンコヴィック
レイン・ウィルソン
Comments とんでも映画だな。ま、アル・ヤンコビックがとんでも男だからね。真面目な伝記映画だと思ってたけど、どのあたりで気が付いただろうか?マドンナが出てきたあたりだろうか…とにかく替え歌人生だから映画も替えたって内容。本当のことを捻りながら面白おかしくのつもりなんだろうけど…それでも懐かしさが勝ってそこそこ楽しめた。幼少の頃に既にアメージング・グレイスの替え歌うたってたんだけど、あれは本当だろうか?実はこの時点では完全に信じ込んでいたので、本当だと思っていたんだけど、あとは全部嘘かもしれないという疑念の目で見てしまっていた。アコーディオンの件は本当らしい。さっきも言ったように実際に起きた事の反対を見せてたのかもしれない…ジャック・ブラックのウルフマンジャックは違う…
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2022
Runtime 108
Remarks 日本劇場未公開。
ダニエル・ラドクリフは似ているけど、実際に曲を歌っているのはアル・ヤンコビック本人。
彼の歌は彼自身によって吹き替えられています。
ダニエル・ラドクリフがオファーを断っていたら次の候補はアダム・ドライヴァーだった。
アルが賞を受賞したときにプリンスが嵐のように走り去るのがシーンがあるが、彼はプリンスの曲をパロディにする許可を何度も求めたが、いつも却下された。

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300

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