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2002

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300  301~330  331~360  361~370

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301

Japanese Title 夜と霧
Original Title NUIT ET BROUILLARD
Director アラン・レネ
Casting ナレーション:ミシェル・ブーケ
Comments これは凄い作品に出くわした。ここまでホロコーストを赤裸々に描いた映画は初めてだ。惨い。惨すぎる。ユダヤ人はほとんどモルモット扱いされていた。下手なホラーよりよっぽど強烈な一本になりえる映像は戦慄を呼ぶ。最後の締めくくりもまた良い。「ドイツ兵はみんな上からの「命令だったので」しか言わない?じゃ、誰のせい?」確かにそうだよな!必見だけど、みる前の心構えもしっかりと。
Evaluation ★★★
Country フランス
Year 1955
Runtime 32
Remarks キャッチコピーは、「4百万ユダヤ人の大量虐殺!完成以来17年−遂にノーカット版公開!!」
米題は、"NIGHT AND FOG"

302

Japanese Title スペースボール
Original Title SPACEBALLS
Director メル・ブルックス
Casting メル・ブルックス
ジョン・キャンディ
リック・モラニス
ビル・プルマン
ダフネ・ズニーガ
ディック・ヴァン・パタン
ジョージ・ワイナー
マイケル・ウィンスロー
Comments 最初に見た時と変わらない。もっともっと徹底してても良かったけど、これだけやれば充分かな?メル・ブルックス独特の中途半端さがあるのは否めない。パロディは『スター・ウォーズ』だけだと思ってたけど『エイリアン』のパロディをジョン・ハート本人が自分で最後にやっちゃってたな。ジョン・キャンディのチューバッカのパロディの「ヒヌ」(Mog)人間と犬の生き物も可笑しかったけど、やっぱりリック・モラニスのダーク・ヘルメットだな、俺は。笑わせてくれた。でも、大爆笑したのは「ピザ・ザ・ハット」かな。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1987
Runtime 96
Remarks 特撮は本家本元のILM.
ダイナーに駐船しているのはミレニアム・ファルコン号。

303

Japanese Title ブリンクス
Original Title THE BRINK'S JOB
Director ウィリアム・フリードキン
Casting ピーター・フォーク
ピーター・ボイル
ジーナ・ローランズ
ポール・ソルヴィノ
ウォーレン・オーツ
アレン・ガーフィールド
シェルドン・レナード
ジェラード・マーフィ
ケヴィン・オコナー
Comments まさに久々の鑑賞。はじめて見たときは確か吹き替えで見たので今回が初めてのオリジナルでの鑑賞。問題の「ブリンクス」の事件になるまで意外に長く感じて、事件後があっという間に終わるのが多少残念。しかし、ピーター・フォークを初めとするキャスティングには満足だ。はじめて見た時に強烈な印象を残した台詞、「煙草からニコチンをとってどうする・・・」は英語ではニュアンスが違ったが、久々に聞けて嬉しかった。
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1978
Runtime 106
Remarks アカデミー美術監督・装置賞にノミネート。

304

Japanese Title 翼のない天使
Original Title WIDE AWAKE
Director M・ナイト・シャマラン
Casting ジョセフ・クロス
ロージー・オドネル
デニス・リアリー
ティモシー・レイフシュナイダー
ダナ・デラニー
ロバート・ロジア
カムリン・マンハイム
ギル・ロビンス
Comments なるほど。シャマラン監督は最初から「前兆」とか何か目に見えない力を描いていたんだな。好きなのかな?でも、そんなのばっかりでさ、飽きちゃうよな。ロージー・オドネルのスポーツ好きの尼さんが結構面白い。
Evaluation
Country アメリカ
Year 1998
Runtime 87
Remarks

305

Japanese Title スウィートヒアアフター
Original Title THE SWEET HEREAFTER
Director アトム・エゴイアン
Casting イアン・ホルム
カーザン・バンクス
サラ・ポーリー
トム・マッカムス
ガブリエル・ローズ
ブルース・グリーンウッド
アルバータ・ワトソン
アール・パストコー
Comments 何が言いたいんだがさっぱりわからなかったし、展開もトロいし、どこへ向かってるのかもわからなく全く持って面白くなかった。どんでん返しってもしかしてあの証言での嘘か?あれをどんでん返しと言っちゃ失礼だよ。カットも悪けりゃ、編集も悪い。つまらない。
Evaluation 1/2
Country カナダ
Year 1997
Runtime 110
Remarks キャッチコピーは、「スクールバスは湖に沈み、小さな町は悲しみに包まれた喪失の日々を乗り越えてたどりつく、穏やかなその後」
アカデミー監督賞、脚色賞にそれぞれノミネート。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

306

Japanese Title フェイク
Original Title DONNIE BRASCO
Director マイク・ニューウェル
Casting アル・パチーノ
ジョニー・デップ
マイケル・マドセン
ブルーノ・カービイ
ジェームズ・ルッソ
アン・ヘッシュ
ジェリコ・イヴァネク
ロバート・ミアノ
ゲリー・ベッカー
ブライアン・タランティナ
ロッコ・シスト
Comments 90年代に劇場で見た高評価の作品をもう一度ビデオなどで見ると意外に面白くなくて、或いは面白いんだけど、新鮮さが落ちてるせいか、内容がわかってるせいか最初の評価より下がってしまうようなことがあるけど、これは別。5年ぶりに見ても面白かった。ただの「潜入捜査もの」に終わってなく、その捜査官とマフィアの絆みたいなものを描いているのが面白い。ひょっとしたら捜査がバレてるんじゃないかと思わせるようなところがちょっとあるだけでも充分な緊迫感がある。そして、キャストだ。潜入捜査官ジョー・ピストーネを演じたジョニー・デップが良い。カッコいい。変な絆、友情が生まれるマフィアの世界での育ての親を演じたアル・パチーノも良かった。年をとってる割にはシャミなマフィアを巧く、完璧に演じてる。やはり彼は「マフィア気質」なんだな。この年のオスカーは『恋愛小説家』のジャック・ニコルソンが獲ったけど、ジョニーかアルかのどっちかが獲ってもおかしくないと思う。少なくても個人的にはニコルソンより遥かに良かったと思う。ジョーは未だにマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられている。マフィアが使う"FORGET ABOUT IT"の使いわけを説明するシーンが好きだ。
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 1997
Runtime 126
Remarks アカデミー脚色賞にノミネート。

307

Japanese Title ブラッド・ピット 愛の軌跡
Original Title HOLLYWOOD'S COUPLE OF THE YEAR
Director ダンテ・J・プグリーズ
Casting ブラッド・ピット
ジェニファー・アニストン
Comments なんだよ、これ。最初からあまり期待はしてないけど・・・本当にただの「愛の軌跡」。二人のファンだったらやっぱり結構面白いのかな?
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 60
Remarks 米テレビ映画。

308

Japanese Title 巨大なる戦場
Original Title CAST A GIANT SHADOW
Director メルヴィル・シェイヴルソン
Casting カーク・ダグラス
フランク・シナトラ
ユル・ブリンナー
センタ・バーガー
ジョン・ウェイン
アンジー・ディキンソン
ルーサー・アドラー
ジェームズ・ドナルド
ゴードン・ジャクソン
Comments ほほう。第2次大戦かそれ以前の戦争ものと思っていたら、イスラエル建国における戦争映画だったか。非常に興味深かったが、今ひとつ盛り上がりに欠けた感は否めない。しかも、実話だからしょうがないかもしれないけど、主演のダグラスが帰国を決めたすぐ後に味方に撃たれて死んじゃうなんて・・・アメリカがこんなに絡んでたのは本当かな?アメリカ以外の国が製作してたらちょっと違ったのでは?まぁ、アメリカ側から見たイスラエル建国と考えれば充分に見られる。カーク・ダグラスはいつもと変わらず良かった。意外なところでは、ニュージャージー出身のパイロット役でほんの少し登場しただけで死んでしまうフランク・シナトラ、ユダヤ人でも何でもピッタリはまるユル・ブリンナー、そして、将軍役のジョン・ウェイン、豪華なキャストで見ているものとしては楽しい限り。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1965
Runtime 142
Remarks

309

Japanese Title 裏切り者
Original Title THE YARDS
Director ジェームズ・グレイ
Casting マーク・ウォールバーグ
ホアキン・フェニックス
シャーリーズ・セロン
ジェームズ・カーン
フェイ・ダナウェイ
エレン・バースティン
チャド・アーロン
アンドリュー・ダヴォリ
スティーヴ・ローレンス
トニー・ムサンテ
ヴィクター・アルゴ
トーマス・ミリアン
ロベルト・モンタノ
ヴィクター・アーノルド
ドメニク・ランバルドッツィ
デヴィッド・ザヤス
ルイス・ガス
Comments 悪くはなかったけど、全体的に妙な暗さが漂っていた。マーク・ウォールバーグはそんなに好きじゃないけど、この役は良かったんじゃないかな。演技的にも「普通さ」がうまかった。ホアキン・フェニックスは良いね〜。悪役、良い役、何でも来いだな。シャーリーズ・セロンの黒髪も悪くないけど、最後に落ちて死んじゃうのはどうかと思う・・・その他の脇役陣ジェームズ・カーン―パーフェクトに近い雰囲気、フェイ・ダナウェイ―貫禄充分、エレン・バースティン―どうでも良かった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 115
Remarks キャッチコピーは、「午前1時サニーサイド操車場あのとき、何が起こったのか…」

310

Japanese Title ロード・トリップ
Original Title ROAD TRIP
Director トッド・フィリップス
Casting ブレッキン・メイヤー
ショーン・ウィリアム・スコット
エイミー・スマート
トム・グリーン
アンソニー・ラップ
フレッド・ウォード
アンディ・ディック
イーサン・サプリー
レイチェル・ブランチャード
Comments 笑える、確かに笑える・・・省けるシーンが多すぎることを除けばもっと評価が上がるほど面白かった。でも、省ける無意味なシーンが多すぎた。ストーリー・テリングをし、内容にも大いに絡んで来るトム・グリーンが最高に可笑しい。蛇に餌を執拗にあげたがる根拠がないんだけど、それが非常に面白い。終には手を蛇にかまれ暴れる。エンディングではフィールド・トリップ(体験入学案内といったところかな?)をしているお母さんを熱烈なキスをしてしまうところまで可笑しい。学園モノ+ロードムービー+お父さんに支配されてる息子のカミングアウトまで絡んで内容はある意味濃い。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 94
Remarks 日本劇場未公開。
MTVムービー・アワード音楽シーン賞、ブレイクスルー演技賞(トム・グリーン)、コメディ演技賞(トム・グリーン)にそれぞれノミネート。

311

Japanese Title ザ・ウォッチャー
Original Title THE WATCHER
Director ジョー・チャーバニック
Casting ジェームズ・スペイダー
キアヌ・リーヴス
マリサ・トメイ
ロバート・チッチーニ
クリス・エリス
スコット・A・マーティン
ジェニー・マクシェーン
ジョー・モナコ
アーニー・ハドソン
Comments ジェームズ・スペイダーの刑事役はなんとなく頼りない。弱いイメージがある。犯人の方が良かったのでは?ついつい笑っちゃうけどキアヌ・リーヴスの犯人役はそれなりに見えてくるから不思議。ラストの爆破シーンは結構迫力があったけど、CGがあまりにも雑で陳腐に見えた。緊迫感にもちょっと欠けた。残念。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 96
Remarks ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト助演男優賞(キアヌ・リーヴス)にノミネート。

312

Japanese Title バグジー
Original Title BUGSY
Director バリー・レヴィンソン
Casting ウォーレン・ビーティ
アネット・ベニング
ハーヴェイ・カイテル
ベン・キングズレー
エリオット・グールド
ジョー・マンテーニャ
リチャード・C・サラフィアン
ベベ・ニューワース
ジャン・カルロ・スカンドゥッツィ
ウェンディ・フィリップス
ステファニー・メイソン
キンバリー・マックロー
アンディ・ロマノ
ロバート・ベルトラン
ビル・グレアム
Comments 久々の鑑賞。これもおそらく劇場で鑑賞して以来だろう。当時からあまり面白くなかった印象があったけど、今回もそんなに面白く感じなかった。でも、事実だからそれなりに興味は湧いて来る。しかし、湧いてくるんだけど、スッキリしないところが多い。ヴァージニアは200万ドルをどうやって取って置いたとか、バグジーがどうしてあんなに嫌われてたとか、もう少し掘り下げても良かったかもしれない。バグジーが恐れられるようになった「偉業」も本編の前半にやって欲しかった。もちろん焦点は「ベガスを築いた男」である。この作品で出会ったビーティとベニングは後に結婚した。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1991
Runtime 136
Remarks アカデミー作品賞、主演男優賞(ウォーレン・ビーティ)、助演男優賞(ハーヴェイ・カイテル、ベン・キングズレー)、監督賞、脚本賞、撮影賞、作曲賞にそれぞれノミネート。受賞は、
美術(監督)賞、美術(装置)賞、衣裳デザイン賞。
LA批評家協会作品賞、監督賞、脚本賞受賞。
ゴールデン・グローブ作品賞受賞。
MTVムービー・アワードキス・シーン賞(ウォーレン・ビーティ、アネット・ベニング)にノミネート。

313

Japanese Title 結婚の夜
Original Title THE WEDDING NIGHT
Director キング・ヴィダー
Casting ゲイリー・クーパー
アンナ・ステン
ウォルター・ブレナン
オットー・ヤマオカ
Comments どうしても感情移入出来なかった。ゲイリー・クーパーの作品でこんなに複雑な気持ちになったのは初めて。最初に登場した時に随分「荒い顔」してるなと思った。スランプ状態の作家クーパーは結婚してる。奥さんと彼の地元に帰って所有している土地を5000ドルでポーランド人親娘に売る。お金を手に入れて奥さんは当然ニューヨークへ戻るものかと思いきや、使用人と主人を残して奥さんだけがニューヨークへ。そこで、クーパーはポーランド人女性のことを題材にして執筆活動再会するが、ここで恋に落ちてしまう。ポーランド人女性のマーニャは親が決めた政略結婚で結婚相手が決まっているが彼を愛してはいない。それは良い。まだ決まってはいないから。でも、クーパーは結婚してるわけだし、奥さんが帰ってきて正直に離婚したいとは言うものの、まだ結婚している状態だ。ハッキリ言って不倫。これは許されない。しかも、何に腹が立つかというと、これをメロドラマという風に括って下手したら「美談」にしようとさえしている。まぁ、結局マーニャは嫌々ながらに結婚して初夜に旦那が怒りだしクーパーを殺しに彼の家へ。クーパーと階段で揉め合っていて止めに入るマーニャが階段から落下して死亡・・・窓際でクーパーを慰めようとする奥さんにクーパーは彼女のお蔭でどうのこうのという次第!雪原にマーニャの手を振る姿の幻が出て終わる。ナンセンス!これだけ大好きなクーパーに辛口を言ったのは初めてだが、公平を期すためにはやむを得ない。
Evaluation
Country アメリカ
Year 1935
Runtime 83
Remarks ヴェネチア国際映画祭最優秀監督杯受賞。

314

Japanese Title ドラキュラの呪い
Original Title THE RETURN OF DRACULA
Director ポール・ランドレス
Casting フランシス・レデラー
ノーマ・エヴァーハート
レイ・ストリックリン
ジミー・ベアード
ジョン・ウェングラフ
Comments これと言って凄い「ドラキュラ」ではなかったけど、それなりの恐怖と雰囲気がある。やはり十字架がポイントとなって最後は穴に落ちて胸に木片が刺さって死んでしまう。ドラキュラを演じたフランシス・レデラーはちょっとよぼよぼでドラキュラっぽくない。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1958
Runtime 77
Remarks 日本劇場未公開。
AKA, "THE CURSE OF DRACULA", "THE FANTASTIC DISAPPEARING MAN"

315

Japanese Title いつも心に太陽を2
Original Title TO SIR, WITH LOVE II
Director ピーター・ボグダノヴィッチ
Casting シドニー・ポワチエ
クリスチャン・ペイトン
ジュディ・ギーソン
イルマ・P・ホール
フェルナンド・ロペス
Comments なるほど、ほぼ同じパターンだな、最初と。テレビ映画だけに映画独特の雰囲気を失って入るが、ポワチエのお蔭で辛うじて持っているという感じ。熱血先生というよりも根性があって肝の据わった先生というイメージがあるポワチエ。それでいてエレガントだ。さすがポワチエ。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1995
Runtime 92
Remarks 米テレビ映画。

316

Japanese Title ドリヴン
Original Title DRIVEN
Director レニー・ハーリン
Casting シルヴェスター・スタローン
キップ・パルデュー
ティル・シュヴァイガー
バート・レイノルズ
エステラ・ウォーレン
ジーナ・ガーション
ステイシー・エドワーズ
ロバート・ショーン・レナード
ブレント・ブリスコー
Comments 全然悪くないじゃん。スタローンが出てるだけで最近はすぐラジー賞がどうのこうのって騒ぐんだよな・・・すんごい面白いって訳じゃないけど、レーシング・ファンだったら不満が残るかも。逆にレーシング・ファンじゃないからハチャメチャな街を走るシーンなんて楽しんじゃった。マリリン・モンローよろしくスカートがふんわりしちゃうシーンなんて可笑しかった。もう一つハチャメチャと言えば、クライマックスで事故った仲間であるライバルをレース途中ですいに行くシーン。映画としては問題ないが、レースの視点から見れば安い仕上げに見えるかも。スタローンが本気を出すと鼻歌を歌うって設定が面白いんだけど、何の曲かが知りたかった。CGはちょっとうそ臭かったかな。バート・レイノルズの口髭は相変わらず綺麗に揃ってるな〜と感心してしまう。ロバート・ショーン・レナードの嫌味な役って初めて見たかな。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 117
Remarks キャッチコピーは、「怪物は、時速400キロの夢を見る。」
ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト作品賞、ワースト監督賞、ワースト助演男優賞(バート・レイノルズ、シルヴェスター・スタローン)、ワースト脚本賞、ワースト・スクリーン・カップル賞(バート・レイノルズ、シルヴェスター・スタローン)にそれぞれノミネート。受賞は、ワースト助演女優賞(エステラ・ウォーレン)
レニー・ハーリン監督がカメオ出演している。

317

Japanese Title ジブラルタルの追想
Original Title THE SAILOR FROM GIBRALTAR
Director トニー・リチャードソン
Casting ジャンヌ・モロー
イアン・バネン
オーソン・ウェルズ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ
Comments どうしてトニー・リチャードソンの作品ってこんなに面白くないんだろう?そもそも彼が監督だって知っていたら見ないで済んだのに・・・まず彼の作品と言えば、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』『長距離ランナーの孤独』『蜜の味』ここまで彼が監督で面白くない映画の代表。弟子が監督した『土曜の夜と日曜の朝』も酷い。これだって結局何が言いたいのかさっぱりわからん。わからないでも楽しめたら良いんだけど、それさえ出来ない。青い目の「彼」は幻なのかなんなのか?それとも最後に出てきたあいつか?ハッキリして欲しかった。この曖昧さが良いのかな?ジャンヌ・モローの腋毛にビックリ!オーソン・ウェルズも登場する。ヴァネッサ・レッドグレーヴはちょっとだけで良かった。
Evaluation 1/2
Country イギリス
Year 1967
Runtime 90
Remarks

318

Japanese Title モンスターズ・インク
Original Title MONSTERS, INC.
Director ピート・ドクター
Casting ジョン・グッドマン
ビリー・クリスタル
メアリー・ギブス
ジェームズ・コバーン
スティーヴ・ブシェミ
ジェニファー・ティリー
ボニー・ハント
ボブ・ピーターソン
ジョン・ラッツェンバーガー
フランク・オズ
ダニエル・R・ガーソン
Comments 予想外に面白かった。サリーの毛並みが綺麗だこと!ジョン・グッドマンの意外なほどの落ち着いた声、ビリー・クリスタルの完璧な吹き替えはお見事。ドアの向こうはモンスターの世界って設定はいいとして、あのドアのアイディアはもしかして「どこでもドア」かなぁなんて思ったりした。爆笑問題の二人がお互いに吹き替えをしたってことで比べられた『アイス・エイジ』より遥かに楽しめた。何よりも気に入ったのは、寿司屋のハリーハウゼンでお店に入ってきた客に「いらっしゃいませー」というところ。しかし、実は日本語で「いらっしゃいませー」といっているのではなく、英語で"Get me a paper bag!"と言ってるのである。そう聞こえてくるから不思議だ。こう言った「空耳」的で有名なのは、「どういたしまして」が英語の、"Don't touch my mustache"に聞こえる。これは『トイ・ストーリー2』でも聴かれる。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 92
Remarks キャッチコピーは、「扉の向こうには、見たこともない世界となぜか懐かしい思い出が、待っています。」
アカデミー作曲賞、音響効果賞、長編アニメ賞にそれぞれノミネート。受賞は、歌曲賞。
ビル・マーレーがサリーの吹き替え役のオファーを受けたが、コンタクトできなく監督はそれを「ノー」と受け取って結局話が流れた。
モンスターたちが職場に登場するスローモーションのシーンは『アルマゲドン』のパロディ。ストップ・モーション(ダイナメーション)の大御所レイ・ハリーハウゼンに敬意を表してレストランの名前が「ハリーハウゼン」である。
『エピソードU』の予告が初めて公開されたのがこの作品にて。

319

Japanese Title 恋はハッケヨイ!
Original Title SECRET SOCIETY
Director イモジェン・キンメル
Casting シャーロット・ブリテン
リー・ロス
アネット・バッドランド
Comments 足りない!足りなすぎる。最初からお馴染みの「曖昧な日本の解釈」なんだろうとは思ってるから適当なのは覚悟してるが、パンチが足りない。しかも、土俵は女人禁制だから日本の力士が一緒に土俵に上がるのが考えられない。相撲協会の人の感想を聞いてみたい。笑えるのは、旦那が妻の秘密を探ろうとして、妻を宇宙人だと勘違いしてしまうところ。この一連の「勘違い」は結構笑える。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 2000
Runtime 96
Remarks キャッチコピーは、「泣いて、笑って、つっぱって。恋の決め手は上手投げ!」

320

Japanese Title 哀愁の湖
Original Title LEAVE HER TO HEAVEN
Director ジョン・M・スタール
Casting コーネル・ワイルド
ジーン・ティアニー
ジーン・クレイン
ヴィンセント・プライス
メアリー・フィリップス
レイ・コリンズ
ダリル・ヒックマン
ジーン・ロックハート
Comments ジーン・ティアニーはどうしてこうも嫉妬絡みの映画に良く出てくるんだろう?それにしてもはまりすぎ。義理の弟が湖に沈んでいくのを黙ってみてるシーンが強烈だ。目に注目して欲しい。怖い。妊娠した子供にも嫉妬しちゃってわざとに階段から落ちて流産する。終いには自殺して死ねば嫉妬しないという考えから自殺しちゃうんだから常軌を逸している。ヴィンセント・プライスのこれまた嫉妬から来る執拗な尋問が凄い。ビビッテしまう。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1945
Runtime 110
Remarks アカデミー主演女優賞(ジーン・ティアニー)、室内装置賞(美術)/カラー、室内装置賞(装置)/カラー、録音賞にそれぞれノミネート。受賞は、撮影賞(カラー)。

321

Japanese Title 隣のヒットマン
Original Title THE WHOLE NINE YARDS
Director ジョナサン・リン
Casting ブルース・ウィリス
マシュー・ペリー
ロザンナ・アークエット
マイケル・クラーク・ダンカン
ナターシャ・ヘンストリッジ
アマンダ・ピート
ケヴィン・ポラック
Comments シリアスなのかコメディなのか迷ったが、シニカルなコメディ映画といったところか。マシュー・ペリーの神経質ぶりが良かった。歯科助手が殺し屋ってのは簡単にわかったが、彼女が本物の殺し屋、ヒットマンのブルースに憧れているって設定が可笑しい。終にはブルースと一緒になるところも微笑ましい。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 99
Remarks キャッチコピーは、「平和な郊外に心優しい殺し屋が越してきた。人生はコメディ なんとか生き抜くだけ」

322

Japanese Title ジョイ・ラック・クラブ
Original Title THE JOY LUCK CLUB
Director ウェイン・ワン
Casting ミンナ・ウェン
キュウ・チン
チャイ・チン
タムリン・トミタ
フランス・ニュイエン
リサ・ルー
ロザリンド・チャオ
ローレン・トム
アンドリュー・マッカーシー
ダイアン・ベイカー
ヴィクター・ウォン
Comments どうしたって言うの?「どうして作ったのよ映画」入選。面白くない。この人たちに焦点を当てた意図がわからない。全くわからない。何のドラマ性もなく、ただ苦労した女性の話で男性を完全な悪者扱いしている。オープニング近くのシーンで麻雀をするシーンがあるが、そこである娘が他の3人のおばが中国語を使ってる時にこういう台詞がある。「ずるをしてるかもしれないので、私のわからない中国で話さないで!」しかし、映画の最後中国に行って自分の異父兄弟にあったときに流暢な中国語で話し出す!アンドリュー・マッカーシーが出てるとは思わなかった。
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 1993
Runtime 138
Remarks

323

Japanese Title キッド
Original Title THE KID
Director ジョン・タートルトーブ
Casting ブルース・ウィリス
スペンサー・ブレスリン
エミリー・モーティマー
リリー・トムリン
チー・マクブライド
Comments そんなに悪くなかったな。どっかでブルース・ウィリスは演技派だからどうのこうのって記事を読んだけど、何を間違えたのか・・・どう見ても真剣に考えても演技派ではない彼。したがって、この作品は彼らしくない一本だった。それでも演技派とは言えない。子供時代のブルース役のスペンサー・ブレスリンが愛嬌のあるやつでなかなかの好演。ラストに未来のブルースが出てくるとは思わなかったな。秘書にハワイ旅行をプレゼントするシーンが気に入った。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 104
Remarks 劇中で少年がブルースに、「どうして満月は時々オレンジ色に見えるの?」と質問するシーンがあるが、その時答えは出ない。しかし、エンド・クレジットの直前に以下の説明が出る。「満月が昇るときオレンジ色に見えるのは、光が大気を通過する際、青い光は拡散し赤い光だけ目に届くため。以上 疑問を持たれた方へ」 勉強になったな。

324

Japanese Title アザーズ
Original Title THE OTHERS
Director アレハンドロ・アメナバール
Casting ニコール・キッドマン
フィオヌラ・フラナガン
クリストファー・エクルストン
エレーン・キャシディ
エリック・サイクス
アラキナ・マン アン
ジェームズ・ベントレー
ルネ・アシャーソン
アレクサンダー・ヴィンス
キース・アレン
Comments なんだ『シックス・センス』と同じ落ちかよ…その手法は面白くないし、ずるいって言うんだよ。ただのお化け映画の方がよっぽど楽しい。
Evaluation
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 104
Remarks キャッチコピーは、「その“存在(アザーズ)”が見えた時、全てが変わる。その恐怖に世界が戦慄した、ゴシック・ホラーの最高傑作。光さえ届かない館で、子供達は何を見たのか?」製作総指揮はニコールの元夫のトム・クルーズ。

325

Japanese Title 愛の勝利
Original Title DARK VICTORY
Director エドマンド・グールディング
Casting ベティ・デイヴィス
ジョージ・ブレント
ハンフリー・ボガート
ロナルド・レーガン
ジェラルディン・フィッツジェラルド
ヘンリー・トラヴァース
Comments こういうタイプの映画は好きじゃない。でも、キャスティングだけを見ると見ざるを得ない。ベティ・デイヴィス、相変わらずの強気。ハンフリー・ボガート、期待し過ぎて端役に不満だったが充分な存在感を残す。元米大統領ロナルド・レーガンはもっと端役だったし存在感もあまりない。でも、笑える。ストーリーはまったくもってタイプじゃない。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1939
Runtime 116
Remarks 製作はお馴染みハル・B・ウォリス。
アカデミー作品賞、主演女優賞(ベティ・デイヴィス)、作曲賞にそれぞれノミネート。

326

Japanese Title ベティ・サイズモア
Original Title NURSE BETTY
Director ニール・ラビュート
Casting レニー・ゼルウィガー
モーガン・フリーマン
クリス・ロック
グレッグ・キニア
アーロン・エッカート
ティア・テサダ
クリスピン・グローヴァー
プルイット・テイラー・ヴィンス
アリソン・ジャネイ
キャスリーン・ウィルホイト
エリザベス・ミッチェル
スーザン・バーンズ
Comments 旦那の殺害シーンを目撃してしまったことから過度なショックによってテレビの世界と現実の世界がわからなくなってしまうと言うちょっと変わった内容。本気なのか、コメディなのか中途半端なところはあるが、笑えるところは確かにある。変な展開のわりにはしっかりハッピーエンドになってるのがポイント。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 112
Remarks カンヌ国際映画祭脚本賞受賞。
ゴールデン・グローブ女優賞(レニー・ゼルウィガー)受賞。
頭皮を剥くシーンはR指定を逃れる為にカットしなければならなかった。
見たことのある家と景色が出てきたと思ったら『ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ』で使われていたものと同じだった。

327

Japanese Title 暗黒街の帝王レッグス・ダイヤモンド
Original Title THE RISE AND FALL OF LEGS DIAMOND
Director バッド・ベティカー
Casting レイ・ダントン
カレン・スティール
エレイン・スチュワート
ジェシー・ホワイト
ダイアン・キャノン
サイモン・オークランド
Comments こういうテンポのこの時代のギャングものって面白いんだよな。ハッキリ言ってB級だし、出演者もほとんど知らない。そんなところが意外に新鮮に感じられるのは内容のスムーズさと興味心から。実在したギャングの成り上がりと(その強気の成り上がり方が良い)、衰退を描く。後半より前半の方が面白かった。後半はマシンガンを撃つシーンが多過ぎる。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 1960
Runtime 103
Remarks アカデミー衣装デザイン賞にノミネート。

328

Japanese Title ショウ・タイム
Original Title SHOWTIME
Director トム・デイ
Casting ロバート・デ・ニーロ
エディ・マーフィ
レネ・ルッソ
ペドロ・ダミアン
モス・デフ
ケン・ハドソン・キャンベル
フランキー・フェイソン
ウィリアム・シャトナー
ネストール・セラノ
ドレナ・デ・ニーロ
リンダ・ハート
T・J・クロス
ジュダ・フリードランダー
カディーム・ハーディソン
Comments まぁまぁってところだな。ロバート・デ・ニーロはミス・キャスト。エディ・マーフィはハマリ役。笑わせてくれた。例の笑い声もたまに聞かせてくれた。レネ・ルッソはいつも同じような役でコメントし辛い。でも、実際にこんな番組があったら面白いに違いない。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2002
Runtime 95
Remarks キャッチコピーは、「ロス市警史上最悪の危険物。この先カメラはお断り!」

329

Japanese Title ロード・トゥ・パーディション
Original Title ROAD TO PERDITION
Director サム・メンデス
Casting トム・ハンクス
ポール・ニューマン
タイラー・ホークリン
ジュード・ロウ
ダニエル・クレイグ
スタンリー・トゥッチ
ジェニファー・ジェイソン・リー
ディラン・ベイカー
リーアム・エイケン
シアラン・ハインズ
ケヴィン・チャンバーリン
Comments 息子と見に行くような映画じゃないよ。殺しが多過ぎるし、「組」から裏切られたにしたって人殺しの父はやっぱりまずい。しかも、トム・ハンクスはどっからどう見てもマフィアの惨い殺し屋には見えない。ポール・ニューマンはドン振りが意外に似合ってた。もう相当な爺さんだけどやっぱり良い役者は良い。勝ってにジュード・ロウが息子だと思ってたので少年はいつ成長するんだろうと思ってたら、不気味なカメラマン殺し屋だった。んんん…ミスだったかな…同じ監督作の『アメリカン・ビューティ』よりは良かった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2002
Runtime 119
Remarks キャッチコピーは、「父親は皆、息子にとって英雄となる。」

330

Japanese Title ザ・ダイバー
Original Title MEN OF HONOR
Director ジョージ・ティルマン・Jr
Casting ロバート・デ・ニーロ
キューバ・グッディング・Jr
シャーリーズ・セロン
アーンジャニュー・エリス
ハル・ホルブルック
マイケル・ラパポート
パワーズ・ブース
デヴィッド・キース
ジョシュア・レナード
デヴィッド・コンラッド
グリン・ターマン
ホルト・マッキャラニー
Comments アフリカン・アメリカン先駆者モノはいつだって面白い。またそのジャンルが今回は特異なだけに興味深かった。水泳(ダイヴ)とアフリカン・アメリカンはなかなか結びつかないからそういった点でも良かった。いつもながらに迫害にあいながら強い精神力で乗り越えていくと言うパターンだが、元々好きだが時より特に良い演技をするキューバ・グッディング・Jrが好演。前半、人種差別主義者なのか味方なのか中途半端なロバート・デ・ニーロがよくわからなかった。ただ、後半は明らかに彼のおかげで立ち直ることが出来た。彼の妻役で端役に近かったがシャーリーズ・セロンが良かった。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 128
Remarks キャッチコピーは、「歴史はルールを変える者によって作られる。」

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300  301~330  331~360  361~370

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