評価は★★★★が満点です。 データに間違い等ありましたらお知らせ下さい。
2002
1~30 31~60 61~90 91~120 121~150 151~180 181~210 211~240 241~270 271~300 301~330 331~360 361~370
Japanese Title | スナッチ |
Original Title | SNATCH |
Director | ガイ・リッチー |
Casting | ベニチオ・デル・トロ デニス・ファリナ ヴィニー・ジョーンズ ブラッド・ピット レイド・セルベッジア ジェイソン・ステイサム アラン・フォード マイク・リード ロビー・ジー レニー・ジェームズ ユエン・ブレムナー ジェイソン・フレミング |
Comments | 訳がわからないとはこの作品のことだな。特に前半はこんがらがった。後半は目的もハッキリしてきたが、面白いとはいえない。ベニチオ・デル・トロのあっさりし過ぎた死に方には納得がいかない。ほとんど出演の意味を成してない。変な浮浪者ボクサー役のブラッド・ピットのこれまた変な訛りが可笑しい。字幕すら出ない。この訛りの経緯は、ロンドンの訛りをマスター出来なかったピットに訳のわからない訛りをさせた監督の考え。あっ、この監督マドンナの旦那。撃たれても撃たれても、車に惹かれてもなお死なないロシア人はしつこかった。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2000 |
Runtime | 102 |
Remarks | キャッチコピーは、「アタマ使ってる?」 |
Japanese Title | テイラー・オブ・パナマ |
Original Title | THE TAILOR OF PANAMA |
Director | ジョン・ブアマン |
Casting | ピアース・ブロスナン ジェフリー・ラッシュ ジェイミー・リー・カーティス レオノア・ヴァレラ ブレンダン・グリーソン ハロルド・ピンター キャサリン・マコーマック ダニエル・ラドクリフ ローラ・ブアマン デヴィッド・ヘイマン ジョン・フォーチュン |
Comments | ピアース・ブロスナンが自ら007のパロディをやってる感じだが、これまた中途半端なスリルで、ハッキリ言って退屈してしまう。ジェフリー・ラッシュは器用だなー。あまり好きじゃないんだけど、「仕立て屋」はハマッてた。ジェイミー・リー・カーティスは勘弁してくれ。死んだパナマ人は動きすぎ! |
Evaluation | ★1/2 |
Country | 米/アイルランド |
Year | 2001 |
Runtime | 109 |
Remarks | 飛行機の中で名前のリストに目を通すブロスナン。そのリストに彼の名前が載っている。 |
Japanese Title | 華麗なる賭け |
Original Title | THE THOMAS CROWN AFFAIR |
Director | ノーマン・ジュイソン |
Casting | スティーヴ・マックィーン フェイ・ダナウェイ ポール・バーク ジャック・ウェストン ビフ・マクガイア アディソン・パウエル アストリッド・ヒーリン ゴードン・ピンセント ヤフェット・コットー サム・メルヴィル |
Comments | 渋い。マックィーンは絶妙に渋い。ワイルドな役でもピッタリ、紳士でもピッタリ。大金持ちで大泥棒をやってもバッチリだ。いつ以来かわからないほど大昔に見た感じがする。その為、何年か前に見た『トーマス・クラウン・アフェア』を見た時も本作のリメイクってことに気がつかなかったほどだ。エンディングはわかっていたんだけど、あんなにあっさりだったかな?分割画面時代で本作もふんだんに使われている。 |
Evaluation | ★★2/3 |
Country | アメリカ |
Year | 1968 |
Runtime | 105 |
Remarks | AKA, "THOMAS CROWN AND COMPANY" キャッチコピーは、「男が燃え、女の哀調がむせび泣く 社長の椅子をかけて彼が挑んだ世界最大の賭けは!NOWな感覚と、2大スターがとらえたこれはたまらない魅力にみちた名作!」 アカデミー作曲賞にノミネート。受賞は、歌曲賞。 ゴールデン・グローブ歌曲賞受賞。 |
Japanese Title | トルナトーレのシシリアで見た夢 |
Original Title | GIUSEPPE TORNATORE: UN SONGO FATTO IN SICILIA |
Director | マルク・エヴァンス |
Casting | ジュゼッペ・トルナトーレ |
Comments | トルナトーレの映画を紹介しながらシチリアを語る。彼の特別なファンって訳じゃないけど、彼の本当のファンならもっと楽しめるのかな?彼は坊主頭だったってことに気がついただけ。 |
Evaluation | 1/2 |
Country | イタリア |
Year | 2000 |
Runtime | 54 |
Remarks |
Japanese Title | シャンパーニュ |
Original Title | CHAMPAGNE |
Director | アルフレッド・ヒッチコック |
Casting | パティ・ボルファー ゴードン・ハーカー G・ブラティン |
Comments | 冒頭のシャンパンを注いでグラス越しに部屋を見るカメラワークはまさにヒッチ・タッチ。随所に見られるクロースアップも彼らしい。「破産」と聞いて走馬灯を表現するあたりは絶品。現代の映画でよく見られる先のシーンを勝手に思い込んでいるシーンをこの時代に既にやっているところがまさにヒッチだ。エンディングは冒頭と同じようにまたグラスを覗いて終わる。内容よりも何よりも初期のヒッチに触れられるのが嬉しい。 |
Evaluation | ★★ |
Country | イギリス |
Year | 1928 |
Runtime | 107 |
Remarks | 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | 天国と地獄 | |
Original Title | てんごくとじごく | |
Director | 黒澤明 | |
Casting | 三船敏郎 香川京子 江木俊夫 佐田豊 島津雅彦 仲代達矢 石山健二郎 木村功 加藤武 三橋達也 伊藤雄之助 中村伸郎 田崎潤 志村喬 藤田進 |
土屋嘉男 三井弘次 千秋実 北村和夫 東野英治郎 藤原釜足 沢村いき雄 山崎努 山茶花究 西村晃 浜村純 清水将夫 清水元 名古屋章 菅井きん |
Comments | ひょっとしたら今まで見た黒澤映画の中で一番楽しめたかもしれない。ただの誘拐ものとは一味違った。しかも、誘拐ものとは知らずに見ていたからあの急な展開に驚いた。三船敏郎の息子が誘拐されたと知った途端の演技が見もの。さらに、なんと誘拐した子が目当ての子ではなく、運転手の子供って設定が新鮮だった。自分の子供じゃないことに気がついた三船敏郎がまた見所だ。結局身代金を出すことに決めて、いざお金の受け渡しとなった。走っている新幹線の窓からケースごと投げるが、この時巧い方法を考えたことを思い知らされた仲代達矢の「本当の畜生だ」って台詞が印象的だ。その仲代達矢も好演。黒澤映画といえば志村喬だが、今回もしっかり出てた。が、台詞はほとんどなかったのでは?その他、キャストに関しては、若い名古屋章、東野英治郎、キャストを見てビックリした西村晃と麻薬患者の菅井きんが印象に残る。犯人を追い詰める過程は全然悪くないんだけど、あまりにも決め付け過ぎって気がした。もう少し、もう少し期待したんだが…死刑を待つ山崎努と三船敏郎のラストの会話も印象に残る。 | |
Evaluation | ★★★ | |
Country | 日本 | |
Year | 1963 | |
Runtime | 142 | |
Remarks | 原作はエド・マクベインの「キングの身代金」 英題は、"Heaven and Hell", "High and Low", "The Ransom" |
Japanese Title | ミステリー・デイト |
Original Title | MYSTERY DATE |
Director | ジョナサン・ワックス |
Casting | イーサン・ホーク テリー・ポロ ブライアン・マクナマラ フィッシャー・スティーヴンス B・D・ウォン トニー・ロサト ドン・デイヴィス ヴィクター・ウォン ジェリー・ワッサーマン |
Comments | ありそうでなかったような展開でなかなか新鮮。一連のストーリーの流れにしっかり花屋との関連を入れておいて、最後に笑わせる良いパターン。またエンディングもしっかりとしたハッピーエンド。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1991 |
Runtime | 97 |
Remarks | キャッチコピーは、「ファーストデイトに奇怪な事件が連・続・発・生!」 |
Japanese Title | 深海の軍神 |
Original Title | WAR GODS OF THE DEEP |
Director | ジャック・ターナー |
Casting | ヴィンセント・プライス タブ・ハンター スーザン・ハート デヴィッド・トムリンソン ジョン・ル・メスリエール ヘンリー・オスカー デレク・ニューアーク ロイ・パトリック アンソニー・セルビー マイケル・ヘイランド |
Comments | 海底の都市ってだけでワクワクする。屋敷から海底への秘密の通路や、謎の怪物、地底人など好きな要素満載だがプロットが弱い。ヴィンセント・プライスが地上に出て年老いながら死んでいく…ありがちなパターンで終了。海底水泳シーンが多過ぎる。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | 英/米 |
Year | 1965 |
Runtime | 85 |
Remarks | AKA, "CITY UNDER THE SEA" 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | キング・オブ・コメディ 究極の毒舌ライブ |
Original Title | THE ORIGINAL KINGS OF COMEDY |
Director | スパイク・リー |
Casting | スティーヴ・ハーヴェイ D・L・ヒューリー セドリック・ジ・エンターテイナー バーニー・マック |
Comments | アフリカン・アメリカン4人によるお笑いライヴ。笑えるところは確かに笑える。特に、会場がシャーロットだけに、パンサーズのカルースねたは大いに受けた。しかし、みんな、下ネタなしで笑わせてみたら? |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2000 |
Runtime | 111 |
Remarks | 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | レジスタンス 奇跡の一夜 |
Original Title | MIRACLE AT MIDNIGHT |
Director | ケン・キャメロン |
Casting | サム・ウォーターストン ミア・ファロー ジャスティン・ホウェリン パトリック・マラハイド ベネディク・ブリス |
Comments | いいね〜、このナチスに捕まるか否かの緊張感。テレビ映画の域を出てはいないけど、充分に緊張感もあって展開も速く楽しめる。ミア・ファローのキャスティングだけはどうしても許せないが、あとは満足。デンマーク(コペンハーゲン)に7500人いたユダヤ人のほとんどをスウェーデンへ逃がすのを手伝ってあげたデンマーク人(レジスタンス)の活躍を描く。自分の家族まで巻き込んでしまった医者が妻をデンマークに置かざるを得なくなってスウェーデンへ逃亡。しかし、無事デンマークへ戻ってきて2年後には妻と家族と再会できた。反ナチ、レジスタンス好きなら充分に楽しめる一本。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1998 |
Runtime | 90 |
Remarks | 米テレビ映画。 |
Japanese Title | 非情の時 |
Original Title | TIME WITHOUT PITY |
Director | ジョセフ・ロージー |
Casting | マイケル・レッドグレーヴ アレック・マッコーエン アン・トッド ピーター・カッシング レオ・マッカーン レニー・ヒューストン ロイス・マクスウェル ジョーン・プロウライト |
Comments | 非常時ってことではなかった…。お父さん役のマイケル・レッドグレーヴってヴァネッセ・レッドグレーヴのお父さんだったんだなー。だから面白くなかったわけじゃないけど、もう少しだったかな…。弁護士役のピーター・カッシングを見るたびにどうしてもグランド・モフ・ターキンを連想してしまうのは仕方がないだろう。最初に犯人の顔を完全に見せておくのも一つの方法か〜。コロンボ式なんだけど、コロンボとこれとは感じが違う。最後は自分を殺して証拠にして息子を死刑から救う。 |
Evaluation | ★2/3 |
Country | イギリス |
Year | 1956 |
Runtime | 88 |
Remarks | 日本劇場未公開。 別題は、「無情の時」 |
Japanese Title | DENGEKI 電撃 |
Original Title | EXIT WOUNDS |
Director | アンジェイ・バートコウィアク |
Casting | スティーヴン・セガール DMX イザイア・ワシントン マイケル・ジェイ・ホワイト ビル・デューク ジル・ヘネシー トム・アーノルド ブルース・マッギル デヴィッド・ヴァディム エヴァ・メンデス |
Comments | 相変わらず強いセガール。でも、少し動きが少なくなってきたのは気のせいか…アクションが多くてその辺りは楽しめるが、ストーリーは大好きな警察汚職なんだけど、簡単すぎる。黒幕が当たり前すぎる。それでも、なかなかだなーと思ったのは、DMXと取り巻き連中の扱い。あれは敵だと思っていた。ヘリコプターを銃で撃ち落すのは無理があったんじゃないかな… |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 101 |
Remarks | MTVムービー・アワードブレイクスルー演技賞(DMX) |
Japanese Title | 白と黒 | |
Original Title | しろとくろ | |
Director | 堀川弘通 | |
Casting | 小林桂樹 仲代達矢 井川比佐志 千田是也 三島雅夫 東野英治郎 山茶花究 大空真弓 淡島千景 乙羽信子 小林哲子 木村俊恵 野村昭子 菅井きん 岩崎加根子 近藤洋介 中原成男 守田比呂也 榊原秀春 渡辺喜世子 |
松本清張 稲葉義男 山田清 東野英心 神山寛 内田透 佐伯赫哉 中野伸逸 谷育子 秋好光果 伊藤弘子 中村たつ 賀来敦子 横森久 西村晃 浜村純 小沢栄太郎 永井智雄 大宅壮一 |
Comments | ちょっと強引なような気がしたな〜。長いし、回りくどいし…小林桂樹がね〜、検事って感じがしないんだよなー。なんか一人でやってるような気もしたし。却ってある意味真犯人だった井川比佐志が良かったな。うまく騙された。仲代達矢の役が今ひとつだった。と言うのは本人はいいんだけど、役が良くなかったのかな。 | |
Evaluation | ★1/2 | |
Country | 日本 | |
Year | 1963 | |
Runtime | 113 | |
Remarks |
Japanese Title | キャッツ&ドッグス |
Original Title | CATS & DOGS |
Director | ローレンス・ガターマン |
Casting | ジェフ・ゴールドブラム エリザベス・パーキンス ミリアム・マーゴリーズ アレクサンダー・ポロック 声の出演: トビー・マグワイア アレック・ボールドウィン ショーン・ヘイズ スーザン・サランドン ジョー・パントリアーノ マイケル・クラーク・ダンカン ジョン・ロヴィッツ チャールトン・ヘストン サロメ・ジェンズ |
Comments | 前半は面白かった。前半と言っても冒頭に近い前半。後は今ひとつかな。第一ね、ネコが悪役ってのは犬好きが考えることで、僕に作らせたら犬が悪役になる!しかも、ネコは可愛くないネコばっかり!CGは良かった。吹き替えにはビッグネームが揃うわりには気がつかなかった!チャールトン・ヘストンにさえ気がつかなかった… |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 87 |
Remarks | キャッチコピーは、「世界はどっちの肉球に!?」 ラジー賞ワースト助演男優賞(チャールトン・ヘストン)受賞。 |
Japanese Title | 堕ちた天使 |
Original Title | FALLEN ANGEL |
Director | オットー・プレミンジャー |
Casting | アリス・フェイ ダナ・アンドリュース リンダ・ダーネル チャールズ・ビックフォード アン・リヴェール ブルース・キャボット ジョン・キャラダイン パーシー・キルブライド |
Comments | リンダ・ダーネルを見てるだけで満足しちゃうんだけど、ストーリーがなかなかミステリアスで面白い。しかも、ラストは意外な落ち…なかなか楽しめた。でも、メインのダナ・アンドリュースがな〜。あいつ役者的な顔じゃなく華がないんだよな〜。もったいない。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1945 |
Runtime | 98 |
Remarks | 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | 闇の曲り角 |
Original Title | THE DARK CORNER |
Director | ヘンリー・ハサウェイ |
Casting | ルシル・ボール クリフトン・ウェッブ ウィリアム・ベンディックス マーク・スティーヴンス クルト・クリューガー キャシー・ダウンズ |
Comments | あらら、なかなか面白かったぞ。ルシル・ボールが綺麗だったな。ほとんどルーシー・ショウのイメージしかないけど、それもイメージって言えるほど見てないし…最近で言えば『合併結婚』で見てるけど、本作品は本当に綺麗だった。やっぱ白黒だね。私立探偵の秘書をしていて事件に絡んでくるどころか探偵のラヴ・ライフにも絡んでくるパターン。探偵役はマーク・スティーヴンス。なかなかのハンサムボーイ。ルーシーの、「ウィリアム・パウエルでも雇ったら」って台詞が笑わせる。続いて、「知らないの?映画の『影なき男』の探偵よ」って…粋だね。流れも好きだし、わかりやすい。自分が殺人犯に仕上げられていくのを何とか阻止しようと証拠を集めるが、次々に消されていく。終には真犯人までたどり着くが、このあたりはちょっと安易過ぎた。決め付けすぎの感がある。最後も真犯人の若奥さん(彼女の浮気が大きなポイントではあるが…)が夫を殺してしまったら証人、証拠がなくなるんじゃないかなーなんて心配しちゃった。黒幕のクリフトン・ウェッブが渋い。ヒットマンを窓から突き落とすシーンが印象的だ。 |
Evaluation | ★★2/3 |
Country | アメリカ |
Year | 1946 |
Runtime | 100 |
Remarks | 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | 太陽の帝国 |
Original Title | EMPIRE OF THE SUN |
Director | スティーヴン・スピルバーグ |
Casting | クリスチャン・ベイル ジョン・マルコヴィッチ ミランダ・リチャードソン ナイジェル・ヘイヴァース ジョー・パントリアーノ ベン・スティラー 伊武雅刀 ガッツ石松 山田隆夫 |
Comments | ありゃりゃ。おそらく高校生以来の鑑賞だと思うけど、ほぼ新作並みの感覚。非常に良かった。過小評価されてるイメージしかなかったけど、充分に楽しめるし、感動もする。クリスチャン・ベイルの前半の坊ちゃん演技と後半の演技の違いが見事。まったくのノーマクだったけど、大人になっても色々な作品に出てる。キャスティングも悪くなく収容所のジョン・マルコヴィッチ、『炎のランナー』のナイジェル・ヘイヴァース、ジョー・パントリアーノ、そして意外にも出演していたベン・スティラー。所長の伊武雅刀もアメリカ映画でありがちな極端な日本兵のイメージではなくて非常に抑えられた演出が好印象。彼の台詞で、主演のベイルに、"Difficult boy"って言うシーンが可笑しかった。問題が起きるとベイルは彼の前に出て日本語で「何かの間違いです。僕たちはみな友達。戦争のせいです」と言っていたところから出てくる台詞だ。空のキャデラックが目の前に現れるシーンとか、原爆のシーン、他の戦闘機シーンなど、凄いダイナミック。日本兵が上海に攻め込んできてがらんとなった屋敷から中国人の使用人がタンスかなんかを運び出そうとしているシーンで、ベイルが何やってんだ?って怒鳴ると今までの鬱憤を晴らすのに何か中国語で言いながら顔を引っ叩くシーンが強烈。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1987 |
Runtime | 151 |
Remarks | アカデミー撮影賞、作曲賞、美術(監督)賞、美術(装置)賞、衣裳デザイン賞、編集賞、録音賞にそれぞれノミネート。 |
Japanese Title | スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 |
Original Title | STAR WARS: EPISODE II - ATTACK OF THE CLONES |
Director | ジョージ・ルーカス |
Casting | ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン イアン・マクディアミッド ペルニラ・アウグスト アンソニー・ダニエルズ サミュエル・L・ジャクソン クリストファー・リー ジミー・スミッツ ケニー・ベイカー ジャック・トンプソン オリヴァー・フォード・デイヴィス アーメッド・ベスト フランク・オズ |
Comments | 4ヶ月ぶり。初めて日本語吹き替えで見た。デクスター・ジェットスターなど一部のキャラクターの声はバッチリ。本編に関していまさら言うことないんだけど、今回はDVDの特典が凄くてちょっと触れておこう。ルーカスの選ぼうとしたデクスター・ジェットスターじゃなくて良かった。現キャラクターのイメージがついてしまってるからかもしれないけど、彼が選ぼうとしたサンプルは良くなかった。R2のバイオグラフィー的ドキュメンタリーは最高だった。まじめにあーやってやってくれるから可笑しい。チュニジアで一つだけエピソードVのシーンを撮ったのが気になる。少なくてもタトゥイーンでのシーンがあるってことだな。ルークをオーエンに預けるところかな? |
Evaluation | ★★★★ |
Country | アメリカ |
Year | 2002 |
Runtime | 143 |
Remarks | キャッチコピーは、「ジェダイは怒ってはならない。 憎むことも。愛さえも。」 ライアン・フィリップやコリン・ハンクスがアナキン役の為にオーディションを受けた。 オーストラリア人の役者クローディア・カーヴァンがアミダラの姉妹役で家族全員が関わるシーンを撮ったけどカットされた。 ユアン・マクレガーが『エピソードT』でしたようにヘイデン・クリステンセンもライトセーバーをもらった時に自分で音を声で出したらしい。 C-3POは今回の初登場シーンはまだスケルトン状態のままのはずだったが、ルーカスは全編を通して外側がついてる方を選んだ。その外側は新しいのを作るんじゃなく、色を塗って古いものを使用した。 エピソードW、Xでアレック・ギネスがそうしたようにリーアム・ニーソンも「霊」として今回登場する予定だったが、バイクで事故って無理になった。しかし、アナキンがタスケン・レイダー一族を虐殺した後のヨーダの思いの中に彼の声だけを聞くことが出来る。 オープニング・テキスト・ロール終了後にパン・アップするのはシリーズで初めて。 もう一つシリーズ初といえば、ヨーダのシーンがすべてCGであること。フランク・オズは声の出演のみということになる。 オビワンとアナキンがバーに行くシーンでは普段はCGなどで顔が出ないアーメッド・ベスト(ジャー・ジャー・ビンクス)やアンソニー・ダニエルズ(C-3P0)が素顔で登場している。 アナキンとアミダラがナブーに到着する時、プラットフォームにミレニアム・ファルコンらしきものが見える。 ナイトクラブのシーンでダンサーとしてジョージ・ルーカスの娘ケイティが出演している。また、息子のジェットも図書館での若きジェイダイの一人として登場している。 冒頭のチェイス・シーンのはるか下でXウィングがタイ・ファイターを追っているのが見える。が、未だ確認できず。 |
Japanese Title | シー・オブ・ラブ |
Original Title | SEA OF LOVE |
Director | ハロルド・ベッカー |
Casting | アル・パチーノ エレン・バーキン ジョン・グッドマン マイケル・ルーカー ウィリアム・ヒッキー リチャード・ジェンキンス クリスティン・エスタブルック バーバラ・バクスレー パトリシア・バリー サミュエル・L・ジャクソン |
Comments | 高校生の時、劇場で友達が途中で出ようと言って不本意にもそうしてしまって以来完全に最期まで鑑賞したことはなかった。内容はどうってことないんだけど、タイトル曲の「シー・オブ・ラブ」が好きで好きで…でも、あの曲意味あるかな?ジョン・グッドマンももう少し絡んできても良かったんじゃないかな。犯人は出てきた瞬間にわかってしまう…サミュエル・L・ジャクソンがちょい役で出てる。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1989 |
Runtime | 113 |
Remarks |
Japanese Title | タンタンとトワゾンドール号の神秘 |
Original Title | TINTIN ET LE MYSTERE DE LA TOISON D'OR |
Director | ジャン・ジャック・ヴィエルネ |
Casting | ジャン・ピエール・タルボ ジョルジュ・ウィルソン ジョルジュ・ロリオット |
Comments | 懐かしのタンタン。でも、実写にしたらまずいかな〜やっぱり。トレード・マークの跳ねた前髪は良かった。犬の名前が本と違ってたのは、原作から忠実に取ったものなのか?船長の髭は海苔のよう。それと、船長の「なんとなんとの難破船」も無くて残念…デュポンとデュボンはまったくの他人だったんだ!びっくり。博士も本とほぼ同じイメージだったし、全体のキャラクターは合格点だな。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | フランス |
Year | 1961 |
Runtime | 103 |
Remarks | 英題は、"Tintin and the Mystery of the Golden Fleece" |
Japanese Title | ガラスの鍵 |
Original Title | THE GLASS KEY |
Director | スチュアート・ヘイスラー |
Casting | アラン・ラッド ヴェロニカ・レイク ブライアン・ドンレヴィ ボニータ・グランヴィル リチャード・デニング ジョセフ・カレイア ウィリアム・ベンディックス エディ・マー アーサー・ロフト |
Comments | いま一つってとこだな。アラン・ラッドはやっぱり『シェーン』だけかな?ヴェロニカ・レイクは綺麗ではある。ストーリーがなー。物足りない。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1942 |
Runtime | 86 |
Remarks |
Japanese Title | 恋のトルティーヤ・スープ |
Original Title | TORTILLA SOUP |
Director | マリア・リポル |
Casting | ヘクター・エリゾンド ラクエル・ウェルチ ジャクリーン・オブラドース コンスタンス・マリー タマラ・メロ ニコライ・キンスキー ポール・ロドリゲス エリザベス・ペーニャ |
Comments | 3人娘が父から独立する話。時々混ざるスペイン語がなんとも良いね。父親役のヘクター・エリゾンドがシブイ。味覚を失ったシェフというのはいいんだけど、いつも味をみてくれてた助手が突然倒れる。退院して仕事復帰したそのシーンでまた倒れて死ぬってのはどうかと思う…でも、全体的には悪くない仕上がり。食事が美味しそう。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 104 |
Remarks | 米テレビ映画。 |
Japanese Title | バイオハザード |
Original Title | RESIDENT EVIL |
Director | ポール・W・S・アンダーソン |
Casting | ミラ・ジョヴォヴィッチ ミシェル・ロドリゲス エリック・メビウス ジェームズ・ピュアフォイ マーティン・クルーズ コリン・サーモン |
Comments | ゾンビものか〜。ゾンビが弱いのはいいんだけど、ゾンビってのは弱くて大量にいるのが面白いんだから。でも、このゾンビは迫力に欠ける。しかも、中途半端なゾンビ。ストーリーもまるで『エイリアン』。雰囲気も『エイリアン』。セキュリティ・システムの一連のシークエンスは気に入った。かわしていたが、あの網目はかわしようがない。2,3と続くかな? |
Evaluation | ★ |
Country | 独/英/米 |
Year | 2001 |
Runtime | 101 |
Remarks | キャッチコピーは、「生き残る。たとえ一人でも」 |
Japanese Title | 去年の夏突然に |
Original Title | SUDDENLY, LAST SUMMER |
Director | ジョセフ・L・マンキウィッツ |
Casting | キャサリン・ヘプバーン エリザベス・テイラー モンゴメリー・クリフト アルバート・デッカー マーセデス・マッケンブリッジ |
Comments | キャサリン・ヘプバーン、エリザベス・テイラーそしてモンゴメリー・クリフトが出るとやっぱりどうしても演劇臭くなるのかな?全編を通して台詞が多すぎてなにも映画にする必要性を感じない。確かにそれぞれの演技は優れてはいるが、2時間も3人のやり取りを見てられない。台詞中にタイトルが出てくるのは嫌いじゃない。クリフトは術後の顔だな。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1959 |
Runtime | 114 |
Remarks | アカデミー主演女優賞(キャサリン・ヘプバーン、エリザベス・テイラー)、美術監督・装置賞(白黒)にそれぞれノミネート。 ゴールデン・グローブ女優賞(エリザベス・テイラー)受賞。 |
Japanese Title | 青い戦慄 |
Original Title | THE BLUE DAHLIA |
Director | ジョージ・マーシャル |
Casting | アラン・ラッド ヴェロニカ・レイク ウィリアム・ベンディックス ハワード・ダ・シルヴァ ヒュー・ボーモント ドリス・ダウリング |
Comments | いや〜出てるね、ウィリアム・ベンディックス。しかも、色んな役で。今回は頭にプレートが入ったちょっとおかしな奴。妻殺しの濡れ衣を着せられたラッドが真犯人を探し出す。アラン・ラッド、ヴェロニカ・レイクが再共演。あと数作共演しているこの二人。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1946 |
Runtime | 99 |
Remarks | アカデミー脚本賞にノミネート。 |
Japanese Title | キス・オブ・ザ・ドラゴン |
Original Title | KISS OF THE DRAGON |
Director | クリス・ナオン |
Casting | ジェット・リー ブリジット・フォンダ チェッキー・カリョ ローレンス・アシュレイ バート・クウォーク |
Comments | フランス警察がホテル内や街中で銃を撃ちすぎるよ。ブリジット・フォンダはやっぱり演技派じゃないな。何やっても同じだし…ジェット・リーのアクションは相変わらず早くて綺麗で凄まじい。しかし、肝心なところでの「針」ってのはどうかと思う。クライマックスの殺しのシーンは新鮮だったけどね。あの叔父さん役のバート・クウォークは『ピンク・パンサーシリーズ』のケイトーだった! |
Evaluation | ★ |
Country | 仏/米 |
Year | 2001 |
Runtime | 98 |
Remarks | 製作はリュック・ベッソンとジェット・リー。原案は意外にもジェット・リー。 フランス警察によって待ち伏せされるトンネルは、ダイアナ妃が亡くなったトンネルと同じ。 唯一CGを使ったのはビリヤードのボールを蹴るシーン。あれはあれでいいんだけど、足は相当痛いはずだよ。 |
Japanese Title | 新 刑事コロンボ だまされたコロンボ |
Original Title | COLUMBO: COLUMBO CRIES WOLF |
Director | ダリル・デューク |
Casting | ピーター・フォーク イアン・ブキャナン ディードル・ホール レベッカ・スターブ アラン・スカーフ マーク・マーゴリス ジョン・フィネガン デヴィッド・ハドルストン |
Comments | コロンボだけじゃなく見てる側も騙される。しかし、これはコロンボ的ではないのでイマイチ賞賛できない驚きだった。死んでなかったなんて…まぁ、確かに殺しのシーンはなかったからね…そして、後半で犯行されて事件を解決…ちょっと薄い。でも、ポケベルの音を使って死体の場所を極めるコロンボは良い。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1989 |
Runtime | 93 |
Remarks |
Japanese Title | 狂った果実 |
Original Title | くるったかじつ |
Director | 中平康 |
Casting | 石原裕次郎 津川雅彦 深見泰三 藤代鮎子 北原三枝 ハロルド・コンウェイ 岡田真澄 東谷暎子 木浦昭芳 島崎喜美男 加茂嘉久 紅沢葉子 渡規子 ピエール・モン 竹内洋子 原恵子 潮けい子 近藤宏 山田禅二 峰三平 石原慎太郎 |
Comments | 『夜霧よ今夜も有難う』以来2本目の鑑賞となる裕次郎映画。単純明快で面白い。クライマックスまでの流れはフランス映画を思わせる。クライマックスのヨットシーン、津川雅彦のそれまでの顔とその場面での表情の違いが良い。どうするのかと思ったら弟の彼女を奪った裕次郎とその彼女の乗ってるヨットの回りをグルグル、グルグル回る。根負けした裕次郎が笑ってたらヨットに突っ込んで終わり強烈な印象を残す。北原三枝は裕次郎と結婚してからのイメージしかなかったのでイメージがマッチしない。驚いたのはハーフ役でガリガリの岡田真澄! |
Evaluation | ★★ |
Country | 日本 |
Year | 1956 |
Runtime | 87 |
Remarks | 原作、脚本は石原慎太郎。 |
Japanese Title | 鷲と鷹 |
Original Title | わしとたか |
Director | 井上梅次 |
Casting | 石原裕次郎 三国連太郎 浅丘ルリ子 月丘夢路 長門裕之 二本柳寛 沢村国太郎 柳沢真一 西村晃 安部徹 木戸新太郎 青木富夫 穂高渓介 弘松三郎 小林重四郎 河上信夫 天草四郎 |
Comments | 『狂った果実』から約1年後の主演作はカラー作品。裕次郎作品で気がついたのは喧嘩が付き物。まず喧嘩。荒っぽくて反逆児の臭いをプンプンさせている。今回は乗船早々若き三国連太郎と拳を合わせる。若い三国連太郎は甘いマスクと良い体格でカッコ良かった。裕次郎か彼のどちらかが刑事なんだろうと予想してたけど、意外にも裕次郎が殺人犯で連太郎が刑事だった。まぁ、クライマックスの大嵐から刑事と犯人の関係どころじゃなくなってきて、最後も粋な終わり方だった。浅丘ルリ子も当たり前なんだけど、とにかく若い。真面目航海士長門裕之の父を殺したのは裕次郎なのに、中途半端な接し方をしてたような気がした。 |
Evaluation | ★★ |
Country | 日本 |
Year | 1957 |
Runtime | 115 |
Remarks |
Japanese Title | 嵐を呼ぶ男 | |
Original Title | あらしをよぶおとこ | |
Director | 井上梅次 | |
Casting | 石原裕次郎 青山恭二 小夜福子 北原三枝 岡田真澄 高野由美 芦川いづみ 山田禅二 天路圭子 白木マリ 笈田敏夫 金子信雄 市村俊幸 冬木京三 高品格 峰三平 榎木兵衛 光沢でんすけ |
八代康二 三島謙 山田周平 寺尾克彦 柳瀬志郎 二階堂郁夫 林茂朗 加藤博司 汐見洋 早川十志子 竹内洋子 小柴隆 坂井一郎 紀原耕 衣笠一夫 阿井喬子 東郷秀実 |
Comments | 主演作15本目は彼の一番の代表作かな?ドラマーには特に興味のない自分は、裕次郎を見て今までになくドラマーに共感が持てた。叩きたくなったとかじゃなくて、ただただカッコ良かった。特に超有名なシーン、喧嘩で怪我した手が使えなくなってマイクを持って歌いだすところは鳥肌が立つ。相変わらず、バンド→演奏している店→経営者→ヤクザの図式で事件に巻き込まれていく裕次郎だが、そこは「男」裕次郎の見せ所。何をしても様になるしカッコ良いだけで充分だ。本作にも岡田真澄が登場。ヤクザの用心棒の元ボクサー高品格には気がついたけど、それよりもっともっと出てた批評家の金子信雄にはクレジットを見るまで気がつかなかった…前の2作もそうだが、綺麗な、時にはきざな日本語が気に入っている。同じシークエンスの連続シーンで、「女は近くにいる男が好きになるものよ」って台詞は最近どっかで聞いた気がしたな。最初の方でフランキー堺らしき人物が「ていこなんて馬鹿しか叩かないんだから、馬鹿!!」って言ってた様な気がしたけど本人かな? | |
Evaluation | ★★★ | |
Country | 日本 | |
Year | 1957 | |
Runtime | 100 | |
Remarks |
1~30 31~60 61~90 91~120 121~150 151~180 181~210 211~240 241~270 271~300 301~330 331~360 361~370
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