雑記帳過去ログ2004.07

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 2004.07.29

無人惑星サヴァイヴ #40

こういう初々しいラブコメは良いですね。大好物です。
ベルのルナに対する「家族になる」発言の各キャラの反応がそれぞれらしくておもしろかった。
ただシャアラ反応が随分そっけなかったのがちょっと意外。
シャアラ→ベル→ルナの三角関係が自分の頭の中では出来上がってたので。



 2004.07.28

初のアニメファンドで資金調達 個人向けに1口5万円から

楽天証券など、TVアニメを証券化した「アニメファンド!」を開始


以下要点まとめ
・TVアニメーションを投資対象とした個人投資家向けファンド。
・対象作品は「バジリスク」、製作はGONZO。
・償還金額はDVDの国内売り上げで決まり、利回りの上限は10%。
・元本回収ラインは、全12巻7800円(予定)でDVDが1巻あたり1万本。(国内販売に限る)

将来的な展望を含めて興味はあるけど、TVゲームではコナミの「ときめきメモリアル」で、同様の試みがあったけど、それに続いた作品はなかったんじゃなかったけ?
単純に投資として考えれば話は別かもしれないけど、「バジリスク」でGONZOてところに、オタク的観点からは、あまり魅力は感じないような。

関連:TVアニメ 『バジリスク 甲賀忍法帖』 公式サイト



▼ 2004.07.25

エルフェンリート対策室 > エルフェンリート第一話感想UP



 2004.07.24

アマゾンから届いたー

SMガールズ セイバーマリオネットR COMPLETE COLLECTION R



「R.O.D」の舛成孝二監督の初期作品。1995年の作品です。
同シリーズのセイバーマリオネットJに比べて、ちょっとマイナーというかこれが出た当時作品の評判はあまり芳しくなかったそうな。
詳しい事情は知らないのですが、おそらく当時、既に確立されていたあかほりさとるの芸風から、氏のファンが求めていた「軽いノリのギャルアニメ」と食い違ってしまっていたからなのではないかと推測できます。
当時自分はアンチあかほり派で、この作品は発売から何年か立って見たのですが、むしろ好印象でした。
シリアスはシリアスでも重いってほどではないし、あかほり色はあまり強くないし(ちなみにあかほりはこの作品では原作のみで直接脚本は書いていない)
作品の内容に関しては舛成監督とあかほりとの間で齟齬があり、舛成監督の意思が優先された形となったそうな(あかほりはかわりに「J」を立ち上げリベンジ)
ま、そういう意味でいわくつきの作品ですな、これは。
現在確立している舛成演出の良さは、さほど感じられないけれど、アクション作画は今見直してみても見ごたえ十分。
原画陣に岸田隆宏、斎藤卓也、松竹徳幸、佐野浩敏、山下敏成、都留稔幸、山下将仁、今掛勇、合田浩章、鈴木博文、坂崎忠、中山岳洋、菅沼栄治と、どこの劇場作品ですか?という名前がごろごろ、あとハガレンの伊藤嘉之の名前もあった。
2話の絵コンテ・演出を鶴巻和哉。
とにかくスタッフは豪華ですので、それだけでも一見の価値はある作品ではないかと。


デジモンアドベンチャー DVD-BOX



こっちはまだ封あけてないです、せっかくなのでいずれ全話感想やりたいなーと考えてます。


ぴちぴちピッチピュア #17

渚とはのんをくっつけようとノエル・かれん・ココが、渚にべたべたしはのんを嫉妬させようと作戦に出るという話。
最後ははのんと渚がフラグ立ちまくり、最後の好きだーは、見てて恥ずかしかったよ。
先週に続いて、ノエル・かれん・ココがいい具合にキャラが崩れていて面白かった。
昔ののりが戻ってきた?
作画もキャラの崩し方が上手くてよかった。作監・岩佐裕子
次週はまさかのユーリ再登場!



 2004.07.22

スチームボーイ

見てきました。
デジタルエンジン構想に夢を見たあの日あの時の幻影を清算するために。

劇場アニメ映画としては普通に見ごたえがあってよかったと思います。
ただし「制作期間9年!制作費24億円!あの世界の大友が!」という煽り文句を間に受けて過剰に期待してみると失望します。
完成するまで紆余曲折あったよねー、完成出来てよかったねー、とわかった上で寛大な気持ちを持ってみれば、まあ、こんなものかと納得してあげられる。自分の中では、予想通りの落としどころに落ちた映画でした。

あと思ったのは、予想以上に子供向けを意識した内容だったということ。
大友の欲望としては、歯車、バルブ、メーター、パイプ、蒸気がとにかくいっぱい描きたいんだーというのがまずありきで、それ以外の部分、脚本やテーマは至極単純、そこにバランスよく大友テイストが入っていて、間口の広い大衆向け作品になっていた、そういう意味では「イノセンス」とは正反対。
そのこと自体は作品評価としてマイナスには働かないのだけれど、この映画を見にくるであろう「AKIRA」が頭にある20代以上の「クールなジャパニメーション」を期待する観客が望んでいた映画はこういうもんじゃなかっただろうなあ、と考えると、これでよかったのか疑問が湧いてきます。
だからかえって、「大友」も「AKIRA」も知らない子供の方が純粋に楽しめる映画なんではないかという気はします。

個人的には評価としては五分五分、絵の勢いに任せて、話が力技で進んでいくので、そこがもう少しスマートにまとまっていればもっと面白くなったんじゃないかと。
親子三代の話はいいとして、スカーレットとレイの絡みにもうちょっと配慮が欲しかった。
あそこで「負けちゃダメよ」というスカーレットは中々にいいキャラだと、思うのだけど、ああいう性格のスカーレットがレイにこだわる動機が明確でないのが、物足りなかった。


サムライチャンプルー #9

今石洋之コンテ、中澤一登作監、原画に湯浅政明(たぶんムゲンがラリって戦うとこら辺)、豪華だ。



 2004.07.19

BSアニメ夜話

とぼふさんのところで以前話にでていたやつ、9月第一週とは意外と早いですね。
面白いかどうかは出演者で決まるかな。


蒼穹のファフナー #3

親に子供の召集を伝えることで悲劇性や切迫感をあおる一方で、今まで秘匿されていた敵の存在や世界状況が顕わになり、戦争に巻き込まれたことに対する少年たちの反応や葛藤、それらの描写があって然るべきなのに、そういったことは一切なし、この片手落ちっぷりはすさまじい。
世界観から登場人物の描写まで全てが俯瞰的、断片的というべきか。
通常、主人公や登場人物の行動や、状況に対する反応、感情の動きを通して視聴者は、キャラや世界観を理解していくもので、それゆえにその行動原理に破綻が見られるのは避け、視聴者を納得させるものでなければならない。
ところがこの作品では、前後のつながりや脈絡を無視して、ぽんぽんとその場その場でキャラの行動や台詞が羅列されていく。
従来の作劇であるなら、脚本、演出の不備として一蹴してしまえることなのだけれど、実はこれは意図的なもので、要はSEEDと同じ手法なんじゃないかと考えられないだろうか。
視聴者の側が、キャラを理解するために断片的に羅列された台詞や行動の裏にある意図を深読みし解釈を加えてやらなければドラマとして成立しない。その為、深読みや解釈に加速がかかり、キャラに対する思い入れや感情移入を高めていく。それを促すために作品の側はキャラ同士の深読みしやすい台詞のやり取りやシュチュエーションを用意してやればいい。
つまりデータベース的でシュミラクールでポストモダンってわけですか?東浩紀先生!
これがエヴァからSEEDまで劣化コピーとコラージュを繰り返した結果、到達した新世代のアニメのスタイルってわけだ。

ま、キャラに最初から何の興味も抱かない視聴者からすれば何の用もなさないんですけどね、この手法は。


レジェンズ #16

パチモン玩具を作って金持ちになったディーノパパの赤裸々な半生が語られる前半はいろんな意味で皮肉が込められているんだろうなー、とファフナーの感想直後に入れてみる。
ディーノパパが最初は自分ひとりの夢を追いかけていたのが、家族、子供が出来たことで、その為に生き方を変えるというのは生々しくもあり、ディーノパパを単純に非難できない。
ダメ大人描かせるとやっぱり上手いですね大地監督は。
しかし、何のアニメだったかいい加減わかんなくなってきたね、これ。



 2004.07.17

神戸守対策室を対エルフェンリート用に改装、エルフェンリートの感想は基本的にこっちで。

・光希桃さんの感想率調査2004年夏〜終了番組評価調査〜が始まっています。今回終了番組評価のみということで感想系以外のサイトでも登録すれば参加できるとのこと。

ぴちぴちピッチピュア #16

マメプリ6人でビーチバレー、まさかこんなところでスカイラブハリケーンを見ることができるとは。
以前のノリが戻ってきたようなおバカな回で久しぶりに満足。



 2004.07.15

エルフェンリートの公式で予告が見られるようになっています。
AT-Xで流れてる2バージョンあるうちのひとつ。

・スカパー入って半月過ぎたところでの、雑感。
スカパーに入っている知り合いが何人かいて、自分も入ろうかどうかずっと迷っていたのだけれど、地上波の新作だけでも数が多くてあっぷあっぷしてるのにこれ以上増やしてどうする、という理由と入ったら絶対昔のアニメ見始めるということがわかっていたので、ずっと留まっていたのだけれど、入った結果予想通り、新作そっちのけで昔のアニメをついつい見てしまっています。
新作はなんか感想書かなきゃという気負いと今放送中の新作アニメがどうも自分の嗜好とずれてしまっていて、あまり気乗りしていないというのもあるんだけど。

途中何話か見はぐったけどサイバーフォーミュラSAGAを見たり、勇者シリーズのダ・ガーン、ファイバードは一話から録画保存必須で視聴したり、7/31からはグランゾートも始まるのでこれも見たいし・・・
なんつーか、この辺の作品から現行作品に足らない養分を補給している感じです。



 2004.07.12

いまさらですがアマゾンアソシエイト入れてみた。

コゼットの肖像 OVA #1,2
監督:新房昭之/脚本:関島眞頼/キャラデザ・作監:鈴木博文

AT-Xでやってたのでせっかくだから見てみました。
骨董屋で働く青年が不思議なグラスに魅入られ少女の幻覚を見始める・・・というような感じで始まる、今流行りのゴスロリ風味のホラー、でいいのかな、これは。
一見アクションとは無縁の作品かと思いきや、途中からソウルテイカーになるとは思わんかった。
尖がったビジュアルや凝ったアングルを好む新房監督の本領全開といった感じで、絵作りは面白い反面、話は追いづらい、TVシリーズとしてみるならつらいけど、OVAなら、これも有りかと。
美術(スタジオイースター姫組)はこれでもかというぐらいにきれいでこだわりを感じた。
背景に3DCGもかなり使われていたけれど、これもかなりうまくいっていて好印象。
作画含めてビジュアル面は非常に充実した作品、それ以外は、雰囲気が好きならって感じですが。



 2004.07.10

エルフェンリートも放映開始までおよそ二週間ほど、AT−Xでは先日から予告が流れております。出来はかなりよさげな感じ、特に美術はきれいでした。
とりあえず参考までに原作を一巻だけ読んで見たんですが、女の子がわらわらと並ぶ表紙からは想像できない壮絶な出だし・・・萌えとバイオレンスか、なるほどなといった感じ、一巻だけ読んで見た感想としては一面的には悪趣味な設定だけど、なんかよくわからないが続きを読ませる魅力はあるんじゃないかと思いました。
とりあえず原作方面に関してはエルフェンリートのファンサイト
角沢研(仮)さんがよくまとまってらっしゃるようなので参考にさせてもらいたいと思います。
(特に鎌倉関係が、ちょっとくやしい(笑))


エルフェンリート各話タイトルスタッフ(アニメージュ2004年8月号参照)

7/25 #1 邂逅 脚本:吉岡たかを/絵コンテ・演出:神戸守/作監:武藤枝闇
8/1  #2 掃討 脚本:吉岡たかを/絵コンテ・演出:渡辺純央/作監:服部憲知
8/8  #3 胸裡 脚本:吉岡たかを/絵コンテ・演出:佐土原武之/作監:島田俊彦

#3で神戸作品ではおなじみの佐土原武之さんが参加。これで今作も安泰です。


神戸監督のもう一個放映中の新作「パンダーゼット」もぼちぼち見てます。
一言で言うと「間」で成り立ってるアニメですかね、爆笑するというより、にやりと笑いがこみ上げてくる感じ、短編なので感想かきづらい。こっちはリアルタイムで追えてないので余裕あったら何とかしたいです。



 2004.07.08

数日マシントラブルで死んでましたが、なんとかシステム復帰できました。
そんなわけで新作の感想をまとめて

蒼穹のファフナー #1,2

結論から先に言うと、意外と面白かったです。

エヴァンゲリオン
ガンダムSEED
ラーゼフォン
リヴァイアス
ナデシコ
etc

と、あちこちで指摘されてるとおり、どっかで見た作品の集合体、といってしまえばそのとおりだし、仮にそうだとしても何かしら新味の要素が加わればまだましなものの、その欠片も感じられないので、過去の作品を見てきた人間が辟易としてしまうのも当然というもの。
御多分に洩れず自分もその一人ではあるのだけれど、現時点では、毛嫌いするほど悪かないって感じです。
それはただ一点、背景美術(美術監督:小山俊久)がよかったため。
新旧入り混じる密集して建つ日本家屋の立体的町並みと島の風景、これが出だしから印象的に描かれ、それが敵の襲来によって要塞としての顔を剥き出しにする。
この日常と非日常の転倒、異化が非常にうまくいっていて面白かった。
町の要塞化自体エヴァの第三新東京市じゃないかという指摘もあるだろうけど、第三新東京市が、「人のいない街」だったのに対し、ファフナーの島の街は登場人物にとって生活の場だった、これがもつ意味の差は大きいのではないかと思う。

この先のストーリーやキャラに関してはあまり期待はしてないのですが、始まる以前から「またこんなのかよ」とマイナスイメージから見始めてるので、どうなろうとあまり気にしないって感じですが。


追記
ヤマモトHPさん(7/8)反応ありがとうございます。
ファフナーで誉めてるサイトほとんど見かけなかったので美術に関してはどうしても言いたかったのです。


マリア様がみてる 〜春〜 #1

キャラと作品世界を理解してしまえば、後はキャラの些末なやり取りさえあれば十分楽しい、それさえできてればOKなのかな、この作品は。

アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル #1

ミステリーが特に好きなわけでないので、メイベルがいなかったら見ないだろうなー、
メイベルの活躍に期待。

GIRLSブラボー #1

ファフナーと同じく、ジャンルが違うだけで、どっかで見た作品の集合体、といってしまえばそのとおりだし、仮にそうだとしても何かしら新味の要素が加わればまだましなものの、その欠片も感じられないので、過去の作品を見てきた人間が辟易としてしまうのも当然というもの。

監督のあおきえい氏はぷちぷりの担当回で印象に残っていて、一話の作画や演出も丁寧でよかったとは思います。
これでおっぱい見られるならそのためだけに見てもいいんだけど・・・

お伽草子 #1

作画はさすがにIGだけあってよかったけど、作品としての印象は薄いといわざるを得ないかな、CMにインパクト負けしてるくらいだから。
それはそれとしてこれも安部晴明出てくるんですね、旬はそろそろ過ぎたかと思ってたんだけど。

ギャラクシーエンジェル 4th #1

基本的になんにも変わってなかった。すでに一見さんお断りで突っ走ってるのはそれはそれで清々しいものがあります。新キャラは腹黒の謀略家なのか?
今回もネタ切れといわれつつも先の見えない新番組よりは、安心して楽しめそうです。
ED良かったと思うけど、今回も鈴木典光氏が担当するかと期待してたのでちょっと残念。



 2004.07.01

無人惑星サヴァイヴ #36

あーやっぱりポルトさん死んじゃったかー
死期を察して一人ずつ遺言を残していくとこは泣けますな。
信頼できる大人の死と少年少女の旅立ち、いい話じゃないですか。