雑記帳過去ログ2004.09

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▼ 2004.09.29

明日から始まる秋の新作ラッシュにあわせてRD−X3に予約を入れようとしたら、現行作品含めて予約できる最大件数の32件を超えてしまった、いったいどうしろと。



 2004.09.27

カレイドスターOVA EXTRA STAGE「笑わない すごい お姫様」
(→Amazon

AT−X先行放送にて視聴。
TVシリーズ比125%くらいで作画がエロかったです。
特にロゼッタの控えめな胸が!
話はちょっとあっさりぎみで、前後編くらいでじっくり見せてくれても良かったかなという気がしますが、後半あまり見せ場のなかったロゼッタの補完話としては十分じゃなかったかと。

そうそうカレイドスターといえば今発売中の日経キャラクターズのGONZO特集で、GONZO作品人気アンケートで一位になっていましたが、あまりにGONZOらしくない作品なのでカレイドがGONZO制作だってことを記事を見るまですっかり忘れていました。



 2004.09.25

「おとぎ銃士赤ずきん」公式サイトプレオープン

コナミとマッドハウスのコラボレーションプロジェクト。
ポイントとしては脚本が「フィギュア17」「サヴァイヴ」の米村正二。
ジュヴナイルファンタジー系な設定でキャラ絵もかなり好みです、ちょっと期待。
でもフィギュアアニメってなんだ?
コナミだからゲーム展開もあるんですかねぇ



 2004.09.24

最終回ラッシュですがほとんどみてない・・・

絢爛舞踏際ザ・マーズ・デイブレイク 最終回

最初のころに感じた決定的な「ウリ」に欠けるという部分は、最後まで変わらなかった。スタッフの地力は低いとは思わないのだけれど、元々がゲームの企画で、アニメ版が先行したという特殊事情も絡んだのか、いろんなことに配慮して小さくまとまっちゃったってところなのかなぁ。
4月開始作品では、これでも割と見られたほうではあるんですがね。



▼ 2004.09.19

エルフェンリート対策室 > エルフェンリート第9話感想UP

幼ルーシー萌え。



 2004.09.15

「エルフェンリート」DVD発売直前スペシャル−prelude− オンエア決定!

1,2話のダイジェストを地上波で放映だそうです。AT‐X見れない方、興味ある方はぜひ。
自分はこっちは見られないんで。

放映予定は以下のとおり。

千葉テレビ 10月3日 日曜日 24:00〜24:30
テレビ埼玉 10月3日 日曜日 25:05〜25:35
サンテレビジョン 10月4日 月曜日 24:00〜24:30
三重テレビ 10月4日 月曜日 25:30〜26:00
テレビ神奈川 10月5日 火曜日 24:35〜25:05



▼ 2004.09.14

風人物語 #1、#2

微妙なお年頃の少年少女、学校、田園風景、風使いの住む村の風習、祭りといったエレメントと叙情的な語り口で、テイスト的には大林宣彦?なのかな
少年少女の日常を番宣では強調してたけど、風使いである先生が田舎に置いてきている元恋人風の女性との関係やら、絵柄とは裏腹に全体的に大人っぽいムード。
ある程度予想してたけど、大人が少年少女だったころの瑞々しさを思い出して浸る為の作品なんじゃないかな、これは。
ぶっちゃけオヤジ趣味丸出しなんだけど、困ったことにストライクゾーンに突き刺さってるんだよなぁ。
今回2話で420円次回から840円、全13話か、今回は試しに見てみたけどどうしよう、次も見たい気はします。
しかし、これもコピーガードアリなんだよね、頼むから半額にするか録画させてくれ。



 2004.09.13

秋の新番組も出揃ったようなので個人的メモを
(例によってMOON PHASEさんの新作アニメ予定表を参考にさせていただいています。時間・局は個人的に見られる枠になっているので、正確なものは、公式等を参照ください)

期待作としては「陰陽大戦記」「舞-HiME」「FANTASTIC CHILDREN」といったところ。
その他気になるところでは「ZOIDS FUZORS」は結構心待ちにしていたゾイドの新作なのだけれど前シリーズとはスタッフや制作元が大幅に変更になってしまったのが不安要素。
「うた∽かた」は舞台が鎌倉でロケハンもしてるそうなんでそこは気になる。
大半を占める原作ものは原作を知ってるものも知らないものも、今ひとつ琴線の触れるものがないです。

09/30(木)18:00 TV東京 監督:菱田正和/シリーズ構成:千葉克彦 陰陽大戦記
09/30(木)18:30 TV東京 シリーズディレクター :長峰達也/シリーズ構成 : 成田良美 冒険王ビィト
09/30(木)25:30 TV東京 監督:小原正和/シリーズ構成:吉野弘幸 舞-HiME
10/02(土)08:30 TV東京 ロックマンエグゼ・ストリーム
10/02(土)09:30 TV東京 監督:石山タカ明 ビューティフル ジョー
10/02(土)10:00 AT-X 監督:元永慶太郎/シリーズ構成:叶希 To Heart 〜Remember my memories〜
10/03(日)08:30 TV東京 監督:山口頼房/シリーズ構成:白根秀樹 ZOIDS FUZORS
10/04(月)18:55 アニマックス カッパの飼い方
10/04(月)25:00 TV東京 原案・監督:なかむらたかし FANTASTIC CHILDREN
10/04(月)25:30 TV東京 監督:新房昭之/シリーズ構成:関島眞頼 月詠 -Moon Phase-
10/04(月)27:12 TV朝日 監督:菊池一仁/シリーズ構成:園田英樹 サムライガン
10/05(火)18:00 TV東京 監督 : 高松信司/シリーズ構成:ときたひろこ スクールランブル
10/05(火)18:30 TV東京 監督:阿部記之 BLEACH
10/05(火)26:12 TV朝日 企画・監督・キャラ原案:前田真宏/シリーズ構成:神山修一 巌窟王
10/05(火)25:00 TV東京 監督:つなきあき 遙かなる時空の中で 〜八葉抄〜
10/05(火)25:30 TV東京 監督:わたなべひろし/シリーズ構成:金巻兼一 tactics
10/06(水)18:30 TV東京 監督:辻初樹/シリーズ構成:武上純希 遊戯王 デュエルモンスターズ GX
10/06(水)25:00 TV東京 監督:富沢信雄/シリーズ構成:金春智子 双恋
10/06(水)25:30 TV東京 監督・脚本 : 小林治 BECK
10/06(水)26:42 TV朝日 シリーズディレクター:小村敏明/シリーズ構成:黒田洋介 リングにかけろ1
10/07(木)24:30 キッズステーション 監督:山本天志/シリーズ構成:長谷川勝己 ?なる・あぷろーち
10/07(木)24:30 キッズステーション 監督:関田修/シリーズ構成:長谷川勝己 W 〜ウィッシュ〜
10/07(木)25:25 TBS 監督:古橋一浩/脚本:武田裕一郎 ジパング
10/07(木)25:55 TBS 監督:松尾衡/脚本:花田十輝・岡田麿里・玉井☆豪 ローゼンメイデン
10/09(土)18:00 TBS 監督:福田己津央/シリーズ構成:両澤千晶 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
10/11(月)19:00 日本TV 監督:手塚眞 ブラック・ジャック
10/12(火)19:00 TV東京 監督:青木康直/シリーズ構成 : 隅沢 克之 焼きたて!! ジャぱん
10/14(木)24:30 WOWOW 監督:神志那弘志/シリーズ構成:桶谷顕 グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜
10/15(金)24:00 キッズステーション
監督:池端隆史/シリーズ構成:横手美智子 げんしけん/くじびきアンバランス
10/16(土)25:00 アニマックス 監督:木宮茂/シリーズ構成:滝晃一 流星戦隊ムスメット
10/25(月)24:00 キッズステーション 監督:後藤圭二/シリーズ構成:きむらひでふみ うた∽かた
10/30
(土)08:06 NHK・BS2 監督:大森貴弘 学園アリス
11/04(木)22:30 アニマックス 監督:真下耕一/シリーズ構成・脚本:面出明美 吟遊黙示録 マイネリーベ
11/06(土)18:00 NHK教育 MAJOR


視聴不可

魔法少女リリカルなのは
神無月の巫女
砂ぼうず
下級生2 〜瞳の中の少女たち〜




 2004.09.09

BSアニメ夜話第4夜「カードキャプターさくら」

今回取り上げられた作品で出演者が何を語るか予測が一番立たなかったので密かに一番楽しみにしていました。
基本的に話題は、キャラ、コスチュームのかわいらしさ、魅力に終始したって感じかなー。
高見恭子の一般的な女性視点からみても、とにかく「かわいい」からいいんだ!というのがこの作品を支持する理由ではあることがみれたのは、ちょっと新鮮でした。

折角の機会だから、個人的なCCさくら評でも書いときましょうか。

正直にいうと自分はCCさくらを第一部終了の時点で見限ってしまった。
理由は簡単、話がいつも同じで飽きてしまったから。
たしかにさくらも知世もはかわいいし、作品として、衣装や日常描写の丁寧さやこだわりの高さなど、良く出来た作品で、そういう点では、決して印象の悪い作品ではなく、放映開始当初はそれなりに楽しんで見ていたのだけれど、第一部終了まで「かわいさ」以外の作品的魅力を「CCさくら」という作品から見出せなかった。
「CCさくら」の欠点をあえて言うなら、そのさくらの「かわいさ」を表現する為に邪魔になる要素を物語から排除してしまったことなのではないかと思う。
排除されてしまった要素とは、人間の持つ感情の泥臭さであり、それは、嫉妬だったり、コンプレックスだったり、欲望だったり、そういった負の感情の持つエネルギーは、必ずしも美しい(かわいい)ものではないが、ドラマを形成する上で重要なファクターでもある。
それを排除した結果として、「CCさくら」ではサブエピソードにおいて、サブキャラやゲストキャラが苦悩や葛藤を克服するといったありがちなドラマがあまり見られず、さくら自身も、その「かわいさ」を保持しつづける為に、泥臭い葛藤や苦悩を持ったり、それを乗り越えたりということをしない。
なぜならさくらは完全完璧に「かわいい」存在であって短所と見える部分も「かわいさ」を強調する為の一要素に他ならず、それは否定されるものではない。
よって既に「完全完璧なかわいいさ」を持つさくらは「変化」や「成長」とは無縁でなければならなかった。
その為第一部では、さくらの日常とカード集めが単調に繰り返され、シナリオのバリエーションに乏しく、ワンパターンに陥りがちだった。

奇しくも高見恭子が娘に見せたいアニメとして「CCさくら」と「ディズニー」をあげていたけれど、ディズニーが夢と理想という正の要素だけで構成されていることと「CCさくら」が「泥臭さ」排除した作品であるという点で見事に一致する。
そして日本のアニメがディズニーに対して決定的に違う要素の一つが、子供向けの作品でそういう人間の泥臭い部分、現実性を描いてきた事にある。
(岡田斗史夫がCCさくらを「箱庭的」と評し、かわいい、かわいいと連発されるたびにのど元からでかかっいた嫌悪は、そういった「ディズニー的」な甘ったるさを無邪気に肯定していることに対する反発ではないかと思う。岡田と他の出演者の差は、要するに「毒」があることで安心するドス黒い大人か、「毒」がないことで安心する善良な大人かの違いでしょうな)

同じ魔法少女アニメとしてみたときに「おジャ魔女どれみ」や「コメットさん☆」の子供らしい苦悩や葛藤をもつキャラのほうがより人間的で身近な魅力を感じ、個人的にはそちらの作品を支持してしまうわけですが、どちらが良いかは、個人の嗜好によるところだと思うし、逆に「CCさくら」のような魔法少女ものは実のところ後にも先にもまだ存在していないことを考えると、稀有な作品であることは間違いないんではないかと思います。


追記(9/10)

CCさくらには「同性愛」っていう毒が仕込まれてましたね、そういえば。
高見恭子はそこは、深く考えたことなさそうですね。うむむ。


 2004.09.08

萌えゲームが迎えた「曲がり角」

萌えだけでいつまでも続くもんでもないだろうから、さもありなんという感じ。

引っかかったのは

>あるアニメ制作中に監督が漏らした言葉を引用する。「最近の視聴者は、30分のアニメ全体でなくシーン単位で見る」。あのシーンの、どのカットが良かった……などと批評されるという。

というとこ。
そいうとこしか見てない視聴者もいるかもしれないけど、感想書く身として言わせてもらうと、それは「良かった探し」であって、感想書くための一種の方法論のひとつでしかない。
特にファンとして見ているなら、なるべく批判を避けて良い面を見て誉めたいと思っているから、全体の出来がイマイチよくなかった場合などは、、シーン単位の感想で茶を濁すことになりがち。
逆にそういうことしか書いてもらえないのは、30分全体で語るに足る作品になっていない性であって、猛省すべきはそういうものしか作れない作り手自身でしょ。
実際のとこ今、シーンの数珠繋ぎで出来たような作品が溢れて、ドラマで視聴者に訴えかける作品なんて数えるほどしかないような気がするんですけどね。
もし作り手が視聴者がシーン単位でしか見てないんだから、そういう作り方でいい、と思っていたら勘違いもいいところ。
今も昔も視聴者は、単純に感動できるドラマ性を求めていると思うのですよ。
それにシーンやカットの細部にこだわって突っ込むのはオタクの性です(と昨日のBSアニメ夜話のカリオストロの回を見てよくわかった)



 2004.09.07

BSアニメ夜話第一夜「銀河鉄道999劇場版」

半分は999にカコつけた金田作画の喧伝だったですね。
重度のアニオタからすればなんてことはないかもしれないけど、普段、作画に関心を持たない人にとってはこういう作画に関する解説は新鮮なのかな、それとも濃すぎて付いていけないかも。
こういう番組が作れたことだけでも快挙なので、まあ良いんじゃないかと。
マンガ夜話並に長寿化するといいですなぁ



▼ 2004.09.05

エルフェンリート対策室 > エルフェンリート第7話感想UP



▼ 2004.09.03

昨日鎌倉へ行ってまいりました。
今回はかなりがんばったつもり
というわけでその成果です。

エルフェンリートロケ地探訪

追記

おまけ追加しました





 2004.09.01

風人物語

現在スカパーパーフェクトチョイスで無料公開中の特番を見ました。
押井守はあくまで監修なのに前面に押し出しての宣伝は詐欺くさいなぁとちょっと思った。
ま、それはそれとして、特番見て期待はかなり高まりました。

キャラデザ(担当は荒川眞嗣)について石川プロデューサーが番組中で、こういう絵柄は現在の対極にあるといっているように、まず見慣れないタイプのデザインではないかと思う。
現在の主流は、それこそプロダクションIGの攻殻や御伽草紙のようなリアル系から美少女アニメの萌え系でいずれにせよ八頭身以上で、髪や服のデザインが複雑で線の数が多い。
しかし、私はそういうデザインよりもアニメとしては五頭身、六頭身くらいののデフォルメされた絵柄を好む人間なので、実際にあのキャラデザの絵が動いて、きっちり芝居しているのを見るだけでも、自分的には面白くて心惹かれてしまう。

線の少ないシンプルなデザインは、アニメーターにとっては作画の負担が少なく、また動かし易いためアニメ本来の動きの面白さを追求できる(今なら湯浅政明なんかがその先鋒でしょうか)という利点がある反面、作品として「リアルさ」が失われてしまうという風に思われるかもしれないが、一概にそうとも言えない。
リアルな世界観、リアルなキャラデザでリアルな日常描写というのは、アニメが実写的映画的リアリティを獲得する為のひとつの方法論であり、それ自体は否定しないのだけれど、その中で描かれる「リアルな日常描写」は作中でそれがごくあたりまえのことで目立つことがないのに対して、頭身の低いシンプルなデザインのキャラが存在する世界は、「リアルな世界」とは認識されないが故に、そのキャラの「日常芝居」が演じられると、それが非常に際立って見える。つまり非日常性の中の日常性、リアルさを描くのに適しているのである(コメットさん☆なんかは自分としてはそういう位置付けにある作品)

で「風人物語」は、中学生の心理と日常を描くことを主眼に置かれているということで、シンプルなデザインのキャラで描く日常的な芝居の場面が多くなりそう。
デフォルメデザインだとどうしても子供向け作品に限定されがちなので、ハイターゲット向けでこういう作品が見られる機会は少ないので、個人的に期待しています。