雑記帳過去ログ2004.12

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 2004.12.31

Anime studio Vol.2(宙出版)で神戸守×吉岡たかを対談

掲示板でZetialさんに教えていただいて速攻買いに行ってきました。
内容は二人が出会った映画学校時代の話から、その後、それぞれの業界での職歴から、マシンロボレスキュー・エルフェンリートで一緒に仕事をするようになるまでの経緯、エルフェンリートの制作裏話などが中心。
計7ページで、断片的に知ることの出来た神戸監督の職歴や二人の付き合いなど詳しくわかって非常に面白いです。
あと神戸監督は学生時代は、アングラ系の映画が好きだったそうです。

神戸監督は現在、鎌倉舞台のオリジナル物を企画中とか、鎌倉三部作!?ぜひ実現欲しいものです。



 2004.12.29

for RITZ無限ループ中

2004年総括

個人的見解による2004年総括などを
一先ず今年印象に残った作品を列挙。

妄想代理人
無人惑星サヴァイヴ
鋼の錬金術師
エルフェンリート
ローゼンメイデン
鉄人28号
魔法少女隊アルス
デュエルマスターズチャージ
まかせてイルか!
マインドゲーム


って少ないなー、つってもこんなもんでしょうか。
(舞-Hime、月詠、ファンタジックチルドレン、陰陽大戦記あたりは現状評価保留)
鋼の錬金術師が人気と内容がともなった作品として充実していたことを除くと、作品本数の多さに比して予測を超えるようなとびぬけた作品がなかった、そんな一年だったというのが今年の印象です。
個人的に贔屓にしている神戸監督のエルフェンリートがあったことが唯一の救い。

それと99年から去年にかけて、何かしら良作があったキッズ系に目立った作品が出なかったことがさびしい。
プリキュアは二年目突入、SDガンダムフォースが見ていた人の間で好評を博して、それなりに支持を受けているようではありますが。

宮崎・大友・押井の三大巨匠の劇場作品公開ということでアニメ史的に特筆すべき年になる、みたいな予想が今年の初めにあったような気もしますが、期待値以上に一般人まで巻き込むような大きな話題にならなかったことは、今後の大作劇場アニメのあり方に影を落としかねないかとちっと不安です。

さて来年はいよいよエヴァンゲリオンから10年という節目の年。
どうなることやら。




 2004.12.27

蒼穹のファフナ−(最終回)

この三日くらいで、後半1クールを怒涛のように見つづけ、今、最終話見終わりました。
感想を一言で言いあらわすなら

「ど、毒が裏返ったぁ!?」

って感じです。

16話くらいまでは鼻くそほじりながら見ていたんですが、17話でにフェンリルの解放を止める為に一騎がカノンに話をしようと近ずき、結果カノンを島が受け入れるという話が、やけに面白かった。
いままで、ストーリーの流れや設定と分裂して、どうにも上辺だけで滑っていたキャラの言動と感情がこの17話を境にしっかりとドラマとして繋がりを見せ始め、同時に思春期特有の自意識やネガティブな感情からくるイガイガした人間関係が、仲間との友情や信頼というポジティブなものへと転換していき、戦う目的、生きる理由に対してキャラがはっきりとした意思を持ち始める。
バタバタと死人が出て24話で決戦に臨むまでの盛り上がりは、かなり燃えます。
最終回は期待したほど盛り上がらなかったような気もしますが、前半、キャラの感情面の描き方の粗雑さに一時視聴を断念していた作品だけに、後半それが改善されてちゃんと面白くなったというだけでも十分なので、個人的にそれ以上の文句をいうのは、筋違いなので止めときます。
エヴァっぽい所から始まって、結果的にエヴァとはテーマ的にも違った着地点に到達できたのもよかったのではないかと。



 2004.12.25

ぴちぴちピッチピュア 最終回

ユーリやガイトといった倒されて途中退場したキャラまで総出演でコント、そして最後はみんなで合唱。
ピッチらしいハチャメチャな最終回でした。
ピュアになってから瞬間的に面白い回もそこそこあったけど、るちあがずっとうじうじする展開が続いて、見てて呆れてしまったけれど、最後は明るく締めてくれてよかったです。

>「アンコールはいかが?」
・・・さすがにもう結構です。十分楽しみました。



 2004.12.24

ついつい日テレでやってるラピュタをながら見てしまう。
やっぱ面白いなー
宮崎駿は死ぬ前にもう一度だけでいいから、男の子のために映画作ってくださいよ、女の子の気引く為にばっか映画つくんないでさー。


ローゼンメイデン 最終回

ジュンくんがひきこもりで登場した時点から想像できる、ある意味予定調和の最終回ではあるのだけれど、そこにしっかりと着地させて、物語が帰結する快感というのが確かにある。
ここ最近、物語がどこに向かおうとしているのかわからず、二転三転した結果、中途半端な結末しかつかない歯切れの悪い話しか描けないアニメにほとほとゲンナリさせられてきたので、そういう意味でも、ローゼンメイデンはワンクールで綺麗にまとめてくれて、気持ちよかった。
あと、頑なだったキャラの心が解きほぐされていく過程というのはやっぱり見ていて気持ちいい。
台詞的にかなりクサイところもあるんだけど、そういう気恥ずかしい台詞をストレートに言えちゃうのはアニメの特権だと思うので、そこも含めて、作品の持っていた方向性とかスタンスとか結構好きなんだよな。

「階段」や白雪姫をやったりする回みたいなホームコメディタッチの話をもう少し見たかったなという点でちょっと心残りではあるけれど。


星界の戦旗W

Vが発売されUがアニメ化されはや三年、がっつり待たされました。
ということで新刊読了。
ラフィールとジントのいちゃいちゃが少なめでちょっと残念。
でも外交含めた戦争話は、局地的な戦闘描くより好きなんで、今後に期待。次がいつ出るか知りませんが。
戦旗Vのアニメ化が帯で告知されておりましたが、できればTVシリーズじゃなくてOVAでまとめてくれた方がいいかな。



 2004.12.23

一月からの新作、大半が原作物で、特に食指が動かされるものがないなー

2005冬期新作TVアニメ 個人メモ

12/26/日/07:00/TBS おれたちイジワルケイ (『フューチャービーンズ〜みらい豆』 内)
01/01/土/10:00/AT-X まじかるカナン 監督 : 阿部雅司 / シリーズ構成 : 山田光洋
01/05/水/11:30/AT-X 砂ぼうず 監督 : 稲垣隆行 / シリーズ構成 : 山口宏
01/05/水/18:00/TV東京 スターシップ・オペレーターズ 監督 : 渡部高志 / シリーズ構成 : 富沢義彦
01/05/水/25:00/TV東京 魔法先生ネギま! 原作 : 赤松健 / 監督 : 宮崎なぎさ /シリーズ構成 : 大河内一楼
01/05/水/26:12/TV朝日 ジンキ・エクステンド 原作 : 綱島志朗 / 監督 : むらた雅彦 / シリーズ構成 : 荒川稔久
01/05/水/26:42/TV朝日 Xenosaga THE ANIMATION 監修 : 山内重保 / チーフディレクター : 古賀豪/シリーズ構成 : 竹田裕一郎
01/06/木/25:55/TBS ああっ女神さまっ 原作 : 藤島康介 / 監督 : 合田浩章
01/08/土 / 07:00/TV東京 ピーチガール 原作 : 上田美和 / 監督 : 石踊宏 / シリーズ構成 : ときたひろこ
01/08/土/07:30/アニマックス 魔豆奇伝パンダリアン 監督 : 大庭秀昭 / シリーズ構成・脚本 : 園田英樹
01/08/土/08:00/TV東京 トランスフォーマー ギャラクシーフォース 総監督 : 角銅博之 / 監督 : 小野学 / シリーズ構成 : まさきひろ
01/08/土/24:55/TV東京 ギャラリーフェイク 監督 : 西守章 / シリーズ構成 : 十川誠志
01/09/日/25:30/TV東京 まほらば 〜Heartful days〜 原作 : 小島あきら / 監督 : 木村真一郎 / シリーズ構成 : 山田靖智
01/10/月/18:00/テレビ東京 B-伝説! バトルビーダマン 炎魂
01/17/月/23:30/キッズステーション だめっこどうぶつ 監督 : 四分一節子 / 脚本 : 末永光代
01/27/木/24:00/WOWOW GIRLSブラボー second season 原作 : まりお金田 / 監督 : あおきえい / シリーズ構成 : 渡辺陽
01/29/土/18:30/WOWOW 新釈 眞田十勇士 The Animation スペシャル
02/05/土/19:00/WOWOW BUZZER BEATER 原作・監修 : 井上雄彦 / 監督 : 宮繁之 / シリーズ構成 : 大和屋暁
02/06/日/08:30/TV朝日 ふたりはプリキュア Max Heart シリーズディレクター : 西尾大介 / シリーズ構成 : 川崎良

視聴圏外

01/04/火/25:30/千葉テレビ らいむいろ流奇譚X 〜恋、教ヘテクダサイ。〜 監督 : 冨永恒雄/原作・シリーズ構成 : あかほりさとる
01/06/木/24:30/BS-i AIR 監督 : 石原立也/シリーズ構成 : 志茂文彦
01/08/土/24:30/テレビ神奈川 好きなものは好きだからしょうがない!! 監督 : 二宮ハルカ / シリーズ構成 : 池田眞美子
01/09/日/24:00/千葉テレビ UG☆アルティメットガール 監督 : ムトウユージ / シリーズ構成 : 西園悟
01/22/土/10:30/BSフジ サムライチャンプルー 2ndシーズン 監督 : 渡辺信一郎 / 脚本 : 小原信治



 2004.12.21

電撃大王かってきた。羽音たらく画の新企画「かみちゅ」が気になるところですが、ひとまず公式情報待ち。


「苺ましまろ」アニメ化・公式サイトオープン

>監督・構成:佐藤卓哉
>脚本:佐藤卓哉・横手美智子・花田十輝・平見瞠
>キャラデザ・総作監:坂井久太(参考URL
>制作:童夢

監督は「Nier_7」の佐藤卓哉。
脚本陣も結構いいとこ集めているので、かなり期待していいかも。
原作はギャグも面白いけど、ばらスィーさんの超絶にかわいい絵がやはり最大の魅力なわけですが、その辺の再現も上手くいってるし、現時点で不安要素はなし。(伸恵ねーさんの設定に変更があるみたいですけど、表向き年齢だけって気もするし)
あとは放映局しだいですか。

ちょい余談ですが、佐藤卓哉監督と神戸守監督はお互いの作品にちょくちょく参加しているので、神戸監督が「苺ましまろ」でコンテ描かないかな−と、無駄な期待をしてみる。



▼ 20044.12.18

文化庁メディア芸術祭平成16年度受賞作品

アニメ部門の大賞は「マインド・ゲーム
イノセンスやスチームボーイという大作が洩れてこれが受賞という結果に激しく好感を抱いてしまいます。
ちなみに優秀賞には「まかせてイルか!」も

マインドゲームのDVDは来週発売ですがBOXはバカ高いので通常版買います。



▼ 2004.12.17

撲殺天使ドクロちゃんアニメ公式サイトオープン

>監督・脚本 : 水島努
「クレヨンしんちゃん」「ハレのちグゥ」の水島努ですかー。
読んだことないけど原作小説の評判は良く聞くので、ギャグアニメとして確実に面白いものが出来そうな予感。



 2004.12.15

溜めてたものをいろいろ消化中

蒼穹のファフナ−

巡回してる感想系サイトさんのなかで、ここ最近ずっと評判がいいので、気になってきたので、視聴再開。とりあえず止まってた#6から#11まで。
最初のころの印象の悪さをいい具合に忘れているので割と客観的に見れる。
友人の能力に嫉妬したり、正義感で他者を非難したり、思春期ものとしてキャラの生々しさはそんなに悪くない。だからといってキャラに思い入れは出来ないんだけど。

学園アリス

#7まで。
この作品ていわゆるジャンプの能力系格闘マンガの要素を少女漫画の枠に移植したみたいなもんなのね。
#7のドッジボールは「ハンター×ハンター」でもやってたよう。
基本はギャグだからいいんだけどときおり入る感情描写が、ちょっと粗いのが残念、ま、普通に面白いんだけど。

ファンタジックチルドレン

#7から#11まで。
これまで別々に進行していたトーマとヘルガの話と、べフォールドの子供達の話が#11でようやっと交差。謎は増えつつもそれぞれの関連性がわかってきたので、以前ほど見てて苦にはならない。
ヘルガがトーマのおかあちゃんに可愛がられて、ヘルガがお礼にと絵を描くけれど、それがお別れの挨拶の代わりという展開や、トーマがおかあちゃんに背中を押されるとことか、少年向けの冒険ものだと主人公の家庭は母親不在だったりすることが多いけど、こういうのもいいなぁ。



 2004.12.12

来年度の春以降の新作アニメ
今月のアニメ誌にかなりたくさん紹介されてましたが、その中で気になったものなどを

・創聖のアクエリオン
監督・河森正治

・交響詩篇 エウレカセブン
原作ボンズ、キャラデザはキングゲイナーの吉田健一。
ポイントは「攻殻機動隊 S.A.C.」でも脚本書いてたシリーズ構成の佐藤大ですかね。

以上2本、オリジナルロボットアニメが来年は目玉になりそう。

・GUN×SWORD
監督・谷口悟郎、脚本・倉田英之、キャラデザ・木村貴宏、制作・AIC
スクライド・プラネテスの監督、R.O.Dの脚本家、そしてエロい人気アニメーターというゴージャスかつ面白そうな組み合わせ。これはかなり期待。

・ハチミツとクローバー
これもアニメ化するのかーという感じ。
監督はミルモのカサヰケンイチ。
脚本・黒田洋介というは、いいんだか悪いんだか判断難しい。


アニメは日本の輸出産業のキラーコンテンツになれるのか

異業種が様々な思惑で参入してくるアニメ産業の現状を解説。
本数が増加しているのに、視聴率、ソフトの販売本数が減少傾向ってのは、どうなんすかね。
制作現場も疲弊してるだろうけど、見るほうのアニオタも今年に入ってだいぶ疲弊してるよーな気がします。



 2004.12.09

ゴジラファイナルウォーズ

を昨日見てきました。
アニメじゃないですけど、ちょっと色々言いたいことができたので、まあ、たまにはいいかと。
で、感想としては、娯楽映画としてすごく面白かったです。最初から最後までとにかく大満足でした。
よーし、これなら世間でも大絶賛だろー、と思ったんですが

「ゴジラファイナルウォーズ」の酷評リンクARTIFACTさんより

あれー?どーしてー??
まあ、確かにシリーズの伝統を壊しているところはあるかもしれないけどそれを補って余りある面白さがあると思うんですが、やはり、古くからのファンには受け入れがたかったのかなぁ。
自分はゴジラシリーズに特別思い入れはなくて、面白い特撮・怪獣映画が見たいとは思っている。でも、平成ゴジラシリーズは酷いのがとにかく多くて、特に「ゴジラVSキングギドラ」は、しばらくゴジラ映画を見る気力をごっそり奪われるほどダメージを受けるような酷い内容だった。それに比べたら「ファイナルウォーズ」はストーリーは単純で破綻ないし、ひたすらアクション・バトルで、爽快そのものだったんだけど、これがダメだったら、いったいどんなゴジラ映画だったらファンは満足できるのか、もう自分には想像できません。
ゴジラファンて今まで辛酸をいっぱいなめさせられて、もっと度量が広いかと思っていたんだけど、そうでもないんだなー。

アニメファン的に解説すると、今回の「ファイナルウォーズ」の監督である北村龍平監督は、「Gガンダム」における今川泰宏監督みたいなもんというのが一番わかりやすいかな。
要するに原作クラッシャーで、監督のスタイルで作品を塗り替えてしまう。過去のシリーズにしがみついて美化しているファンには受けが悪いと。

でも、思うのは長期化する人気シリーズを活性化し延命させるには、そういう監督・作品の登場というのは、必要なことだと思う。
何とは言わないけど、そろそろどうにかした方がいい人気アニメシリーズも、たくさんありますからねー。特に毎年夏くらいに日テレでスペシャルやるやつとか。



▼ 2004.12.06

「雲の向こう、約束の場所」
栃木・宇都宮テアトル1/8より上映


北関東在住者に朗報です。
都内まで出張るほど見たかったわけではないけど、せっかくなので見に行きます。



 2004.12.01

みんなのうた カゼノトオリミチ

たまたま見たんだけど12月からだから今日から流れた模様。
公式にスタッフのってたけど
演出・望月智充、作画・近藤勝也、美術・田中直哉って
まんま「海がきこえる」やがな