雑記帳過去ログ2004.11

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▼ 2004.11.27

エルフェンリートDVD二巻やっと手元に届いた。
#3,#4の感想はこちら
#3は今見るとシリーズ中もっとも平和なんだよなー、お風呂でのにゅうとマユのじゃれあいが微笑ましい。



 2004.11.25

陰陽大戦記 #9

コゲンタはリクにパートナーの信頼の証として、自身の身が危なくなるかもしれない必殺技の印を教えるが、逆にリクは、そんな危ない技を教えられたことに腹を立て、「コゲンタを失いたくない」という思いから強くなろうとする。
あまり戦闘に積極的でなかったり、どこかぽややんとしたリクにとって、初めて戦う動機が生まれたという話としても面白かったし、コゲンタとリクの信頼関係が深まった話としても、面白かった。
この必殺技を使う時もそのうち出てくるだろうから、どういう局面で放たれるか期待してしまう。



 2004.11.24

ハウルの動く城

観てきました。
近年の宮崎作品のなかでは、好印象。
ただ、好きかどうか、おもしろかったかどうかというと微妙ってとこですか。
もののけ以降の傾向として、話がとっちらかっているのは今回も同じだけど。少なくとも、千尋、もののけよりも、リキみすぎてそうなったって感じじゃなかったのが良かったんじゃないかと思います。

以降の感想は、超ネタバレでいきますので、注意





「ハウルの動く城」という映画の、イメージを短くいいあらわすなら
「宮崎駿的セカイ系」と「女の子の為の映画」
といったところでしょうか。

セカイ系だなあ、と思うのは、映画が常にソフイーの視点でソフィーの恋物語としてしか機能しておらず、戦争という大状況を舞台におきながら、ソフィーと戦争の接点が薄いため、非常に小状況のプライベートなお話になっている為。

「女の子の為の映画」というのは、ハウルは外見が美男子、内面はあまったれで母性本能をくすぐるタイプ、カカシも呪いが解けたら王子様。あとは子どもと犬、つまるところ普通の男子が視点を置くべきオヤジキャラが作品から排除されているところから、女の子にとって都合の良いファンタジーになっている為。

では問題のソフィーにかけられた「呪い」というのは、どうか?
ソフィーがハウルの城に来て、ハウルと共に暮らすことになってから、場面場面でシワの数が増減しその「おばあちゃん度」が変化していく、それはソフィーの感情の変化にシンクロするかのように描かれていて、最後は白髪とはいえ、完全に若い姿に戻ってしまう。
ハウルに出会う前のソフィーは、ただ親から受け継いだ帽子屋で黙々仕事をするだけで、心が死んだ状態であったこと、そしてソフィーがハウルに惹かれ心を捉えられていくことが物語の大筋であることから見ても、ソフィーにかけられた呪いは「恋をして、心を解放する」ことによって解ける呪いというように解釈できるんじゃないかと思う。
つまり「恋をしましょうよ、お嬢さん」とそれを言う為の「女の子の為の映画」だったんじゃないかと。


物語よりもイメージと絵の力を信頼した映画だった、という意味では、ああ、面白いなとおもうのだけど、、戦争は中途半端だし、なんで、どーしてソフィーがハウルに恋したのか今ひとつ説得力に欠ける(ひょっとして顔か?)という面があるので、男子の視点で見てしまうと全然ダメな映画なのかも・・・



さらに、ここからは宮崎アニメを長年見てきたオタク的妄想解釈です。


途中、ハウルが風呂から飛び出して、髪の色が変わったことに大騒ぎし、そのあと変な緑色のねばねばした液を体から分泌して、ハウルが「美しくなければ生きている意味がない」(だったかな?)とか言うシーンを見て、
「ひょっとしてハウルは自分に魔法をかけて、自分を美男子にしているんじゃないのか?」という疑惑が頭によぎった。

というのも宮崎駿は、豚を自画像にしたり、オヤジキャラとお姫様をくっつけようとしたりという、「美女と野獣」的モチーフを好む人だったので、主役男が徹底して美男子というのは今までありえなかったのに、ハウルは美男子、これはおかしい、きっと裏があるはずだ、そう思っていたので、
「あ、もしかしてラストでソフィーとハウルの外見が入れ替わるのか?」
と思ってちょっと期待した。
でも、そんなことはなく、ハウルは最後まで女の子の夢を壊さず、美男子だった。
まあ結果的にあのシーンは、鳥のような醜い姿からの逃避でしかなかったという以上の意味はなかったようだけど、本当はハウルはどこかでソフィーを偽ってるなと、ハウルは宮崎駿の女の子に対する大嘘だろうと思えてならない。
女を避ける為に豚に姿を変えた「紅の豚」の正反対で、ハウルは女の子の為の映画を作る為に、大嘘をついて描いた女に媚びた自画像だったんじゃないかなー、なんておもったりして、、、




 2004.11.22

ドラえもんの声優交代へ 来春、大山のぶ代さんら5人が降板

作品の長寿化と声優の高齢化にともなう交代は避けて通れないとはいえ、存命中は可能な限り演じて欲しいと思うのはファンのわがままでしょうか?
残念です。



 2004.11.21

鎌倉系・聖地巡礼地図おーたむりーふさん)

これは労作だ。
「うた∽かた」「美鳥の日々」「エルフェンリート」「まかせてイルか!」の4作の主だったロケ地が地図にまとめられています。
初めて聖地巡礼しようという方には、かなり参考になると思います。



 2004.11.18

うた∽かた

4話まで視聴。
まったり系の美少女ものかと、思ってたんだけど、全然ちがった。
面白くないわけじゃないんだけど、あまり気持ちの良くないエピソードが続いて、戸惑う。
各エピソードで出てくる不快の元になる同級生達に対する一夏の感情が彼女の内面にずーっと抑え込められて、それを一夏が溜め込んでいるのはわかる。
さて、それがどこでどう爆発するか?と言う方向に話が進みそうなので、今はまだその下準備ということか?


ANIMEはほんとうにアートなのですかAsk Johnふぁんくらぶより)

海外のANIMEファンにおいても、アニメが「所詮商業主義じゃん」といわれてしまうのは、耳の痛いお話。
一方でJohn様のように日本のアニメをアートとして受け止められることは、日本人として誇らしく思う反面、それは過大評価で「芸術」と呼べるほど大層なもんでもないんじゃないの?と言う思いがくすぶるのも事実。

ただ、

>ANIMEに芸術的なるものを期待する視聴者は、注意さえ払えばどんな作品にでもそれはみつけられるものだと私は考えています。

というJohn様の考えに同意。
例にあがっていた「どれみ」の芸術性(というとやはり大げさに感じてしまうのだが)なんかは、商業性や女児向けという表面的な部分からくる偏見を超えて、いかなる価値が作品に隠されているか見抜くだけの(岡田斗史夫の言うところの)「粋の目」や「匠の目」を受け手が持ち、それを評価していけるかどうかは受け手としてのアニメファンとしての責務なのでは、と大げさに思ってみたり。




 2004.11.12

光希桃AnimeStation 第5回アニメ感想率調査結果発表

終了番組評価でめでたくエルフェンリートが第一位を獲得しましたー、ぱちぱち。
といっても、順位のつけ方が、見た人の評価点の平均を元にしているため、次点の鋼の錬金術師が視聴数でぶっちぎりの強さを見せるのに対して、エルフェンは視聴者が少数という限定条件下にあるのでちとアンフェアではあるんですが。少なくとも視聴してた人の間での評価は高かったということが証明されたわけでそのことは誇ってよいのではないかと。

きびしさランクで30位か。200サイト近くあるのだから割とキビシ目の評価していることになるのだが、あまりそういう自覚はないんだけど。
切り率も結構高いのと、作品評価で最高点をひとつもつけてないのが影響してるのかなー、監督のファンということで甘すぎる点をつけるのもどうかと思って、エルフェンリートも「名作」どまりにしてしまったし。
五段階評価で5点をつけようとすると、まず心の中にある殿堂作品を思い浮かべてしまうので、ほんとによっぽどのことでもないと5点はつけないと思うので、まあ厳しいっちゃ厳しいのか。



 2004.11.10

m.o.e作品DVD今だけスーパープライスキャンペーン

おお、私の大好きな「臣士魔法劇場リスキー☆セフティ」もBOX価格で¥1,2000ですか。
これが出たときちょうどLDからDVDへの乗り換え期で、まだDVDプレイヤーをもていなかった為にLDで買ってしまったので、この機会にDVD買いますかのー。
「リスキー☆セフティ」は何度も見返してる作品だけど、ほんと飽きない。
個人的に舛成孝二監督最高傑作だと思ってますので。
知らないうちにm.o.eのサイトに公式出来てるし、DVD買ったら見直しレビューでもしようかな。

しかし、「リスキー☆セフティ」がm.o.e創設以前の作品とはいえ、このラインナップから明らかに浮いているなー。


ファンタジックチルドレン

4話から6話まで溜めて一気に観た。
やっぱ1話ごとみるよりいろいろ整理しやすくて、こっちの方が観やすいかも。
5話でトーマが自分の島にヘルガを連れてきて、色々面白いものを見せてヘルガの気を引こうとして失敗。助けたてあげたことに感謝もしないヘルガにイラついて、でもなんとかヘルガの気を引きたいトーマ。
それが6話でハチに囲まれ倒れていたチットを見つけ、トーマはハチにびびって動けないのを、ヘルガが物怖じせずチットに近づき助ける。
トーマにとってばつの悪い結果だったけれど、チットにだけ心を開くヘルガが、これをきっかけにトーマの距離が少し縮まる。
この一連の流れが、1話にまとまってると、もっと観やすくなると思うのだけれど、トーマとヘルガの距離、その見せ方はとても面白かった。



 2004.11.05

ローゼンメイデン #5 

キャラが出揃ったところでの番外編なのか、子供のケンカを人形達とジュンが階段にバリケードを築いてやるというホームコメディになっていて、やけに面白かった。
我関せずを決め込んでいた真紅がジュンがあやつるくんくんに真剣になるのが、おかしくて可愛い。
キャラがみんな一癖あって、その掛け合いが生き生きしてる。この辺の魅力は「R.O.D-THE TV-」に近いものがあるかも。


光希桃AnimeStation 第5回アニメ感想率調査

今回も参加させていただきました。
最近視聴はそれなりにしているものの、めっきり感想書くことが減ってしまってますが。

『エルフェンリート』はお好きですかAsk Johnふぁんくらぶより)


ここのサイトはカトゆー家断絶さんでよく取り上げられていて、自分も好きでよく読んでいます。
John氏のアニメに対する見識の高さは、私も知るところなのですが、そのJohn氏もエルフェンリートにおける神戸監督の淡白な客観演出にだいぶ戸惑っている御様子。
ルーシー以外のキャラの掘り下げが足りなかったというのは確かだけれど、神戸演出は、台詞にあまり頼らず、視聴者の読解や解釈に委ねる部分が多いので、キャラの心情をどう受け止めるかで、人それぞれ感情移入に差が出てしまうのは仕方ないのかも。





▼ 2004.11.04

ということでできたー
エルフェンリートロケ地探訪第二弾
です



▼ 2004.11.03

今日、鎌倉っていうか江ノ島に行ってきました。
ちょっとアクシデントがあって、大変だったんですが
そこも含めて、
エルフェンリートロケ地探訪その2
として後日レポートします。