雑記帳過去ログ2005.04
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▼ 2005.04.29
トリニティブラッド #1
原作未読。
一話としては普通に面白かったんだけど、ヴァンパイアものはあまり好みではないし、似たような作品は今までもあったし、まあ、対象外かな。
スピードグラファー #3,4
主人公のカメラマンが地下クラブの儀式で「女神」にキスされ、カメラで写したものを爆破してしまうという能力を手に入れる。1話で登場したラバーマンも同様の力を手に入れた能力者で、今回はそいつとの対決。
ジャンプ漫画の能力バトル物を大人向けでやるっていう趣向の作品だったんだね、これって。
▼ 2005.04.27
アニメスタジオの系譜
出所は2chスレだそうですが、最近活躍している新興のスタジオもフォローしていてすごい力作。
スタジオの出自って知ってるようで意外とちゃんとわかってないので、これはかなり役立ちそうです。
極上生徒会 #4
人形劇部の人形が壊されるという事件をりのと和泉が解決にのりだすという話。
和泉の生徒会長への思いとりのへの嫉妬と事件を絡めて話は上手くまとまってたけど、独特の変なノリは今回乏しくて今ひとつ。
▼ 2005.04.25
エウレカセブン #2
うん、面白いよ。主人公は前向きでボーイミーツガールだし、なにより周りを固める大人や年寄りがちゃんと人生生きてきたキャラになってるのも好感持てるし、メカアクションも見ごたえあるし。
ところで前回ちゃんと見てなかったので気づかなかったんですがEDは絵コンテ・演出・原画は鈴木典光氏だったんですね。
この人はほんといいEDを作るな。ハガレンのEDでもカメラ回してキャラなめはやってたけど、今回全部それで構成されてるのはやっぱりすごい。
▼ 2005.04.25
ちょっと忙しかったので、録画消化が遅れ気味、まあいつものことですが。
まほらば 春の一時間スペシャル(#16、#17)
いままで「まはらば」って作品の自分内のランクは当初の「案外好きかも」から「けっこう好き」へと徐々に上がっていたんですが、今週の17話に至って「大好き」にランクアップしました。
ということで#16はオカルト部長面白すぎ!ということだけ言っといて、とりあえず#17の感想を。
内容は珠実と梢が小学生の時の話で、スポーツも勉強もなんでも簡単にこなせてしまい、其れゆえに感情の希薄な子供だった珠実が、梢に出会い梢のことを好きになるというもの。
こうやって祖筋だけ書くと簡単なんだけれど、この回がすごいのは、直接的なモノローグに頼ることなくどうして珠実が梢を好きになったのか、が強い説得力をもって描かれているところ。
梢はネコに話しかけたり、空や夕焼をほーっと眺めて感動していたりするだけで、なにか特別なアプローチを珠実にするわけではなく、梢自身はただ自然体でいるだけ。
しかし、そのなんでもないことに素直に感動する梢の自然体を見て珠実は、梢に興味を持ち次第に心惹かれていく。
梢の存在は珠実にとって「感動する」という自分に欠けた感情そのもので、気づけば珠実はそんな梢という存在を求め、梢を好きになっている自分を発見する。そして珠実は自分に欠けていた「感情」を手に入れる。
見ていて珠実と気持ちがシンクロしてしまって、なんかもう堪らなくなってしまいました。
なんかもうね、その場にいたら珠実も梢ちゃんも一緒に抱きしめたいくらいに。もう好き、大好きだよお前ら。
そして同時にちょと切なくなってしまった。
というのは珠実の梢に対する「好き」という気持ちの大きさと梢の珠実を好きという気持ちの大きさはイコールではなく、珠実の方が遥かに強い片思いなんだという言う現実、そしてそのことをわかっていてその気持ちを梢に押し付けないでいる珠実の気持ちを思うと、ほんとに切ない。ああ、それでも珠実はしあわせなんだろうなぁ。
#4の私の感想で触れてますが珠実の梢ちゃんに対する感情というのは、伏線として描かれていたわけだけどそれが予想以上に純粋で珠実にとって大切なものであることがわかって、ほんとに侮れない作品だったんだと改めて思った次第です。
えー、ということで気分が高まったまんま書いてしまったので、後で読み返して恥ずかしいことになりそうですが、まあ、いいや。
まほらば~Heartful days 第1巻(期間限定盤)
ということでDVD買います、決定。大決定。
ゾイドジェネシス #3
話運びが丁寧で好印象は続いてるんだけど、肝心のゾイドバトルの見せ方がなんかイマイチで萎える。
CGなんだら「むちゃくちゃ動きまくるぜ!」をちゃんとやって欲しいんですけどね。
とりあえず予告で「むちゃくちゃ動きまくるぜ!」と言え、言えば動かさなきゃって気になって、きっと無印並に動きまくるようになるから。
▼ 2005.04.21
ムシキング#3
いきなり二人死亡か、案外暗いっつーか重い話になりそうだな。
極上生徒会 #3
プッチャンはお母さんの形見なのですね。
意外とネタばらし早かった、てか軽くギャグで流されてしまったけど。
それはおいといてパヤパヤってなんだよ。
大げさでゆるゆるで下らないけどなぜかギャグがツボついてくるな、今時リリアンってのはやっぱマリみてねたなのかなぁ
LOVELESS #3
面白すぎ。
耳にピアスの穴あけるだけでなんでこんなにエロいんだろう。
絵をけして音声だけだったら放送できないだろあれ。
最早ギャグとしか思えない。
▼ 2005.04.20
エルフェンリートDVD7th届いたー、7&Y通販だったけど発売より一日早く届きましたラッキーです。
さっそく未放映話の感想書きましたがネタバレになりますので注意。
エルフェンリート DVD7巻収録「通り雨にて・・・」感想
▼ 2005.04.19
某掲示板より
http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/MENU/sannichi2004/20040925a.htm
やっぱり尾道かー!!
2005春新作雑感
まだ少し残っていますが、とりあえず。
優先作品としては、ふしぎ星の☆ふたご姫、おねがいマイメロディ、ゾイドジェネシス、ムシキング、極上生徒会。
準優先作品は、エウレカセブン、アクエリオン、フタコイ、ハチミツとクローバー、エマ
様子見(脱落するかも)、LOVELESS、スピードグラファー
今期はオリジナル系が豊作、特にキッズ系の新作がどれも当たりでほくほく。特にマイメロは大穴でした。ゾイドも楽しみ。
去年のこの時期(2004.04.30)に比べれば今期は天国のような状態です。
今期見ていて、いい傾向だなと思えたことは、物語の導入やスタイルがオーソドックスで基本に忠実な作品が多いこと。見やすいし理解しやすい。
もうひとつハチミツとクローバーとエマはどちらも「漫画好きに評価されていた漫画」でマニア度も多少あるけれど、角川グループ系やガンガン系の10代のコア層だけをを狙った原作モノと違って、キャラも内容も、一般・ライト層にとって敷居の低くく、そこに20代から30代の中間層を取り込もうという意図が見てとれる、それがどう功を奏するか注目。自分の好きなマイナー系漫画もアニメ化の目が出てくるかもしれないので。
ケロロ軍曹が始まったとき子供向けを意識して原作のテイストに変更がくわえらたことに少し戸惑いを感じていたけれど、結果それが成功したことはひとつのモデルケースに今後なっていくのかもしれないなと、ちょっと考える。
子供の数は減る、オタクだけをターゲットにしていては市場は細る、では、両方を取り込んでしまえというのは、間違った戦略じゃないと思う。
そういう意味でゾイドジェネシスが、フューザーズよりオタク受けする要素を投入して、かつ物語は原点回帰とういうのも、戦略的には支持したい。
まあ、自分がそういうアニメ好きなだけなんですけどね、子供向けでオタ要素高いってやつが。
だから逆にオタ系で子供を意識した作品だってもっとあっていいと思うんですけどね。
その他、前期からの継続作品では、まほらばが高値安定、陰陽大戦記が連続ストップ高、・・・その他は、ああ、もう貯めちゃって見てないや。
最近の視聴スタイルは、「好きなものしか見ない」です
まさにゆるゆる〜っとみてみて〜な状態です。
なので感想もゆるゆるで逝きたいとおもいます。
ミルモでポンちゃあみんぐ #1
四年目突入ということで久しぶりにみてみた。
楓たちが進級してユウキとは別クラスに。
そして、楓に思いをよせる新キャラな男の子が楓に告白。
OPでは、これまた新キャラな女の子が。
新キャラ投入で、新シリーズはラブコメに重点置かれるんでしょうか。
ところでユウキの声が浪川大輔にかわってたんだけどなんででしょう?
あとケロちゃんチェックのようなコーナーが出来てた。
▼ 2005.04.18
まほらば #15
第五人格は珠実はじめ鳴滝荘住人だれとも会話をしたことがなく名前も知らない、そこで一致団結して、なんとか心を開かせようとするという話。
出だしで先週白鳥くんがおすそ分けした梨をみんな食べてたり、トランプのアクションを丁寧に作画するなど、あいかわらず地味に芸が細かい。
第五人格の棗ちゃんは、自分がつまらない人間かもというコンプレックス、不安から生まれた人格ということなのかな。其れゆえに彼女がちょこっと白鳥くんに心をひらく過程がこの作品らしくほんわかして良かった。
今回見ていて、いままで梢ちゃんの過去や多重人格の原因が物語として最終回への鍵になるだろうと予測を立てながら見ていたけれど、逆にもう、そのことに深入りする必要はないんじゃないかと思えてきた。
誰にだって触れられたくない過去や傷、内面を持っていて、それをこの作品の登場人物はみんな少なからず抱えている。けれどこの作品はそのことを詮索したり暴いて無理やり治癒させようとするのではなく、それを承知の上でそのまま包み込んでしまおうという優しさに溢れている。
トラウマを抱えたキャラが出てくる物語というのは良くあるが、その中で健康な人格の他者がその内面に土足で踏み込んで、正論を言うことほど嫌らしいものはないと私は思っているのだけれど、まほらばは、そういったところがまったくなく、他人との微妙な距離感の中で、お互いを受け入れていこうとするそういう話になっていると思う。
それは、一方では相互依存とか傷の舐めあいとかでもあるんだけど、べつにそれでもいいじゃないか、と。
ところでDVDが5/11に3話収録のサントラCD付き限定版で発売されるんだけど、購入するか検討中・・・
(公式リリース情報)
▼ 2005.04.17
交響詩篇 エウレカセブン #1 (公式)
現状に苛立ち未来に夢を見る少年とその少年を冒険へと導く少女との出会い、といった感じの第一話で、健全な主人公の少年モノといった導入に作りこまれた世界観やメカの緻密な描写がかぶさり、ストーリー、ビジュアル両面で非常に真っ当な出来。
完全新作のオリジナルロボットアニメでマニア市場だけでなくハイターゲットの一般層も取り込もうという意欲作であるということも注目される作品であるわけですが、さてどうなることか。
作画面は、キャラデザも担当するキングゲイナーの吉田健一氏がメインとなって参加することもあって何の不安もないが、ボンズオリジナル作品というと、作画クオリティーに対して物語性の薄さがネックとなることが多かったため、今回シリーズ構成を担当する佐藤大氏、本作の4クールという長丁場がだれるこなく密度の高い物語を構築してくれることを期待。
個人的なところで言うと、ロボットのデザインとサーフボードのあれはあんまりかっこいいと思えないのであまり心惹かれる要素にかけてしまうので、しばらくは様子見します。
おねがいマイメロディ #3
絵コンテ・演出が芦田豊雄で原画も描いてたー、そのせいかどうかわからないけどBパートの出だしの動きのきれが良かったような。
話は、カメラ好きの内気少年が友達が欲しいという願望をクロミに利用されてというもの。
前回に続いて夢≠欲望みたいなものが中心テーマになっていて、意外と説教的というか教訓的。
ゾイドジェネシス #2
レ・ミィがツンツン娘なのが良い感じです。
▼ 2005.04.16
極上生徒会について雑感
感想サイトを見ていると評判がなんかイマイチな割に自分は結構気に入ってしまっているので、それはなんでかという理由をちょっと取り留めなく書いてみる。
まあ、言われてるようにマリア様がみてるやあずまんが大王のように、男性が排除された美少女学園モノというのが、たぶんひとつフックになっていて、そういうのを期待する人も多いと思うし、もちろん自分も最近好んで見るジャンルであるわけです。
かなりゆるいドタバタコメディの方にいってしまっているのは自分もちと微妙なんですが、それよりも自分が一番面白がってるのはりのとプッチャンの腹話術漫才。これに一番抵抗感を感じている人も多そうですが。
プッチャンは明らかにりのの内面の代弁者で、プッチャンの言葉はりのの言葉。
#2の歓迎会で自己紹介するシーンで、りのがりの自身ではなくプッチャンに代弁させようとする、それを生徒会メンバーに、自分の口でやれといわれる。
ここだけ見ても、おそらくは何かのトラウマで他者と接触することに障害を抱え、人と接する為のクッションとしてりのはプッチャンに依存している。と、まあそういう構造が最初からミエミエなわけですよ。
(プッチャンをはたき落とされてもりのが平気そうだったので実際どうかわかりませんが)
で、鬱ルート大好きの黒田洋介がこんなあからさまな設定を持ち出してきたからには、なんかあるとつい期待してしまいますが、べつに今のままゆるゆるでも、ま、いっかーて感じ。
あと、いい子ちゃんなりのと毒舌なプッチャンって今現在の自分がここではあまり表に出さない私自身の暗黒面をたまには出したいなーという願望と、他人にあまり悪く見られたくないので抑制してしまういい子ちゃんな面の分裂を見ているようで、あんまり人ごとではなかったり。
そんなわけでいろいろ気になる作品になりそうなんですよってことで。
▼ 2005.04.15
木村カエラへのオタク人気は「ぬいぐるみと話す女子」だから
極上生徒会のプッチャンについても触れられてたので、ちこっとリンク。
論が走りすぎててあれですが、どちらかというと「ぬいぐるみと話す女子萌え」よりもむしろ「女子に操られる人形」=「プッチャン萌え」な自分は、ダメくさいことだけはわかった。
陰陽大戦記 #28
地流のミカヅチの目的が日本支配で、その手段として伏魔殿や式神の力を利用して気象をコントロール、食料・エネルギーを抑えておくことで、企業体として政治的・経済的影響力を手にし地位を固めるというもの。
暴力による直接支配ではなく経済による間接支配というのが、子供向けアニメの「敵」として、今までにない「現在」を映すリアリティがある。
「経済による支配」という抽象性がどこまで子供に理解されるかわからないけど、ほりえもんVSフジTVなんてことを毎日テレビやってるこのご時世なら意外とすんなり理解されるのかも。
ハチミツとクローバー #1 (公式)
原作既読。熱心な読者というわけではないですが、結構好きです。
前情報でプロモーション見てたんですが、やっぱり美術・色彩が素晴らしい。
原作のカラーイラストの色使いや空気感を見事に再現できているのではないかと。
(美術監督は柴田千佳子、ググるとフルーツバスケット、あずまんが大王、まかせてイルか!なんかが出てきてなるほどという感じです)
全体でも丁寧に原作をなぞったつくりでイメージそのままといった感じ、きっちり作ってますな。
コメディ調の部分は原作でもあんな感じなんだけど、黒田洋介分が上手く働いているんではないかと。
ストーリーは基本的に美大の学生の日常と恋、将来に対する漠とした不安、モラトリアムなんてなものを主軸としたコメディ。
原作が非常に面白いので未読の方にはとりあえず勧めておきます。
アニメ版は竹本をメインに原作と違う結末になる(たぶん7巻の竹本の話で締めるんだろうと予想)ということなので、その辺注目しつつ見ていこうかと。
不満点はOPかな、最後に海老が動くのきもいよ、EDならああいうのもありだろうけど、プロモ目的かなんか知らないが、何の作品のOPわかんないのは勘弁して欲しい。
▼ 2005.04.13
甲虫王者ムシキング #2
期待のヒロイン登場
いきなり蹴られた!涙のまれた!
無口でミステリアスな雰囲気ながらインパクトあるな
ミツバチの攻撃方法が実際の生態に則していて親切に解説が入るのも関心
意外に教育的?
▼ 2005.04.12
BS2アニメ映画劇場放送予定
>4月18日(月)午後8:00〜「銀河鉄道の夜」
>4月19日(火)午後8:00〜「千年女優」
>4日20日(水)午後8:00〜「劇場版ユンカース・カム・ヒア」
>4月21日(木)午後8:00〜「老人Z」
>4月22日(金)午後7:45〜「MEMORIES」
上から、監督は杉井ギサブロー、今敏、佐藤順一、北久保弘之、大友克洋(オムニバスで森本晃司・岡村天斎)とどれを見ても損のないすごいラインナップですよ。
フタコイオルタナティヴ #1 (公式)
B級アクション映画にありがちなシュチュエーションを寄せ集めたようなOPだなと、思ったら本編も同じだった。
さすがユーフォーテーブルというべきか作画の勢いのよさとテンションで押し切られて、なんだかよくわかんないけど面白かった。
2話目以降もこの調子で行くんだろうか。
にしてもこれは先にテレコム版の「双恋」があるからこういう無茶ができるんだろうなと思うと、ちと微妙。
創聖のアクエリオン #2
こっちもなんだかよくわかんないけどテンションで押し切ってる感じ。
設定説明がまだ全然だけどそれでも面白く見せてるので、まだ許せる範囲。
まさか投げっぱなしにはしないよね。
▼ 2005.04.11
まほらば #14
第五人格登場。今度の人格は自閉症モード?
両親を亡くしている件も絡んでどうやら「大切な人を失う」ということが多重人格のトリガーになっている模様。
絵本を語って聞かせる前段、白鳥くんが梢ちゃんの部屋で甘ったるい雰囲気がだった分、この急転回にちょっとどきっとした。
中盤越えてそろそろラストへの動きを見せ始めたって感じかな。
▼ 2005.04.10
今月号のアニメージュにカラー2ページでかみちゅ!の紹介記事が。
落越プロデューサーの話によると舞台時代設定は1980年代の瀬戸内で、ロケハンもしてるとか。
「R.O.D-THETV-」でのアニタの学園編が「おれらの妄想中学」といってコメンタリーで倉田&舛成が盛り上がってましたが、それが今回メインのコンセプトになるのかも、そのための1980年代?
それにしても瀬戸内か、遠いな瀬戸内は・・・
英國戀物語エマ #1 (公式)
原作既読。メイドでメガネという萌えの二大属性を備えながら、ひたすら地味なヒロインの地味な恋愛モノをじっくり描写していくという地味な原作。
それをよくアニメ化にこぎつけることができたものだという関心と、アニメスタッフの原作に対するリスペクト、さらに主役は「ヴィクトリア朝の英国」といわんばかりのこだわりをひしひしと感じて嬉しくなってしまう。こういう地味なコンセプトで地味に萌える作品が好きなので、(というかそんな漫画ばかり最近読んでいる)この作品が成功してくれると後続がやりやすくなってくれるんじゃないかとか、この作品にはいろいろ期待がかかります。
エマが鏡の前で髪をとかすシーン、エマの心情がきっちりかけてて良かった。
ゾイドジェネシス #1
うん、大当たり。作画がやや弱いけど、それ以外は文句なしの1話だった。
異世界冒険ものの基本を押さえたような1話の構成だったけれど、文明の技術レベルとか風俗の描写とかがきっちりしていて上手い。
今までのシリーズの世界観は地軸の変動で綺麗さっぱりリセットされてしまったけど、むしろ作品の雰囲気は少年主人公で無印ゾイドに近くなったのも個人的には好ポイント。
キャラデザがフューザーズより垢抜けたのもいい。
おねがいマイメロディ #2
「王様は最近人間世界のTVに毒されておいででした」に爆笑
某B社系はいつも女王様がアイテム調達係だけど、こっちは王様なんですね。
男の子の頭がパソコンになってしまう後半の展開もぶっとんでた。
もっとほのぼのとしたコメディが続くのかとおもったけど、案外毒あるな。
とおもったら脚本がどれみの山田隆司じゃないか。
うーん1話の時点ではぱっとしなかったけど案外安定的に面白くなりそうだな。
ふたご姫は面白いけど小慣れ過ぎてて新鮮味が薄いのに対して、マイメロディはどう転ぶかわからない危うさがあってそういう意味では目が離せないかも。
▼ 2005.04.08
昨日のLOVELESSの感想で「タチとネコ」といってしまったけど、タチ・ネコはもっぱらレズビアンで用いられる用語なので、使い方間違ってましたね。やおいなんだから普通に「攻め・受け」って書けばいいのに、攻め受けより「タチとネコ」が無意識に出てくるなんて普段どんな思考しているかモロばれだ。
スピードグラファー #1 (公式)
セックス&バイオレンスでハードボイルド?かなり大人向けを意識したムードながら、話は元戦場カメラマンが地下の秘密クラブに潜入してどっきり、次回へ続くと単純だった。
ラバーフェチな子安キャラが面白かったくらいで、あとはもう少し様子見ないとなんとも判断しようがないです。
演出・作画はR.O.Dの石浜真史
MEMO
忘れないうちに
5/5 岡崎律子アルバム Love & Life ~private works 1999-2001~
6/8 苺ましまろ プロローグ <初回限定生産>
▼ 2005.04.07
聖地鎌倉2005春
今年も桜を見に行ってきました。
でもちょっと早かったようで、見ごろは次の日曜ですかね。
ついでで楓荘への階段道案内を作成しました。
エルフェンリートロケ地探訪で一度紹介してますが、重要ポイントのわりに場所がわかりづらいかも、ということで簡単な行き方のガイドを作成してみました。
甲虫王者ムシキング #1 (公式)
話は、世界の危機を前にして使命を帯びた少年が母を助ける為、故郷を後にして旅立つっていうオーソドックスなもののはずなんだけど、例によってムード重視の山内演出が前に出すぎて話が変にわかりづらくなってしまっているのがなんとも・・・お母さんはどうしてあんなになっちゃたんですか?
とはいうものの、こういう王道少年冒険モノは、大好きなので期待。
作画は良好、馬越キャラがかわいくてよいです。
ところでこの作品はセガの大ヒットしたアミューズメント機のさらなる拡大を目指してのメディア展開という側面が強いわけですが、
ムシキングの海外ビジネス
>もともと、『ムシキング』は特定のキャラクターでなく昆虫といった素材を扱うことによって、普通のゲームやアニメ以上に国籍、文化を超えやすくなっている。
これ読んででなるほどと思った。
リアルな昆虫が出てればいいわけだから、アニメ版は販促にとらわれず、シナリオ面でも自由度高そうだし、お互い企画的においしいのかも。
極上生徒会 #1 (公式)
これは良い百合アニメになりそうですね。
昨今の「マリア様がみてる」からの流れを意識したような学園美少女コメディ、百合臭や耽美さを減らしてより男性受けしやすくアレンジしましたって感じ。
主要キャラをとにかく全部だしちゃえという1話は少し散漫な印象を受けたけど、漫才のようなキャラのやりとりが面白かった。
それにしても、主人公が、腹話術人形を抱えた不思議娘って斬新だよなー、しかも念能力の媒介物のような扱いだし。
ただプッチャンを叩き落とされた時のりののリアクションはもっとすごいことが起きるのかと思ったけど、なにも起こらず。うーんなんなんだあれは。
ということで今回は良い黒田洋介っぽいので、楽しみ。
LOVELESS #1 (公式)
これは良いやおいアニメですね。いや皮肉じゃなくホントに。
原作は未読ですが、高河ゆんの漫画は初期の「アーシアン」や「源氏」を読んでいたので、芸風を知っているから抵抗はないし、男×男といいつつタチとネコの役割分担がわかりやすいくらい分かれているので脳内で立夏はボーイッシュ系強気娘が、突然美青年に言い寄られてドキドキ困惑、抵抗という風に読み替え可能だし。
演出も耽美なムードの良く出てるし、絵作りや戦闘シーンも面白かった。アニメの出来としてはかなり良かったと思います。
たぶんこの先ひたすらキャラ同士が過剰にスキスキキライキライを言い合うんだろう。それがやおいモノの醍醐味なんだろうけど、さすがにそこにあまり興味は湧かないので、それ以外の物語的な面白さがあるかどうかってとこでしょうか。
ところでこの世界における耳なしの「大人」はあれですか、年齢や精神的成長じゃなくて非処女非童貞の意味なんでしょうか、だとして男同士でも「大人」になりますか?ああもしかしてここがこの作品の最大のポイント?・・・まずい、TVでどこまでヤレルのか楽しみになってきた。
陰陽大戦記 #27
先週予告を見たときは、モモちゃんと能登が闘神士になるという展開も、まあありだろうと思ってたんだけど、騙された!
後半の大暴走すげーと思っていたら絵コンテはやっぱり中村憲由でしたか。
にしてもやりすぎだよなー、りっくんの崩し方ひどいよ。や、面白かったけど。
新OP・EDも良いです。
▼ 2005.04.05
創聖のアクエリオン #1 (公式)
「あなたと合体したい」とか「気持ちいい」とか頭の痛くなる台詞の予告を見ていた段階では、どうなるものかと思っていたんですが、想像以上にバカアニメでした。
しかし、そのバカが突き抜けてしまっているので、案外面白い。
いまどき三角フォーメーション組んで稲妻バリバリをやってしまえるのは度胸あるし、かなり恥ずかしい技名やら何やらを叫ぶハッタリ具合もギリギリ滑ってないと思う。いやむしろこのダサさがかっこいいというべきか。
ゴーダンナーとかグラヴィオンとか近年こういう作品がなかったわけじゃないんだけど、それらよりなんかバランス感覚がいいのか、受け入れやすかった。
河森正治監督がアルジュナのような作り手の思想を前面に押し出した作品を作って以降に、こういう180度違う方向性のものを持ってきたことに、ちょっと驚いた。(そういえばマクロスゼロはまだ見てないんだっけ)
といってもこの先、どうなるかはわからないんですが、変に鬱に走ったり、無駄にテーマにこだわったりしないで、いい意味で単純に突っ走ってほしいなぁ。
エレメンタルジェレイド #1 (公式)
原作未読。
ラピュタっぽーい、と思いつつもジャンル的には好きだし、ロボットアニメ並にこういうのは作られていいと思っているので、それはまあよし。
ただ、コメディとシリアスのバランスがいまいち肌に合わなくて、ちとつらい。
エルフェンリート第一話AT-X版と地上波版比較
うーんだいぶ修正・カットされてるな。
▼ 2005.04.04
かみちゅ!公式HP公開
>原作:ベサメムーチョ
>監督:舛成孝二
>脚本:倉田英之
>キャラクター原案:羽音たらく
>キャラクターデザイン:千葉崇洋
>プロダクションデザイン:okama
>アニメーション制作:ブレインズ・ベース
>製作:アニプレックス
舛成&倉田のR.O.Dコンビの新作、スタッフ含めようやっと公式情報公開されました。
つーことで超期待。
漫画版は今月号の電撃大王で連載開始。
まほらば #13
物置で見つけた鳴滝荘の宝の地図で宝捜しという話。
#12の海といいベタなイベント話が続いているけど、まあよいんでないかと。
昔の鳴滝荘と梢ちゃんの曾おじいさんのエピソードも、出てきて鳴滝荘という「場」が今も昔も変わらない、というほんとにぬるま湯のよう心地よさを描くアニメだなぁ、そこがいいわけだけど。
宝という言葉に反応してカクカク震える沙夜子さんがなんかいい。
▼ 2005.04.03
おねがいマイメロディ #1 公式
だいぶユルいつくりでキビシ目にみるといろいろつらいところがあるんだけど、藤子不二雄テイストの健全少女向けな感じで、雰囲気は悪くない。
まあ、多くを望まず暖かく見守ろうかな。
▼ 2005.04.02
ふしぎ星の☆ふたご姫 #1 (公式)
ああ最高、1話だけでももう言うことないくらい満足。
見てて脳が幸せで満たされていくのを感じちゃう。
内容は地上におりない「コメットさん☆」で「クレヨン王国」みたいな感じ。
徹底して少女趣味で満たされたおとぎ世界で、動き回るファインとレインがとにかくかわいい。
今月のアニメージュの佐藤順一監督のインタビューで、小学生の女の子に受ける要素(舞台は現代日本、頭身高め)がプリキュアでほとんど使われていてそれに似通ったものは出来ないのがきついというような発言があったけど、対オタク的に見てもここまで子供向けで少女趣味だとプリキュアと違ってロリぷに系好き以外のオタクにはあまり受けないかもしれないなぁって気がします。
んまあ、自分にはこれがストライクゾーンだし、スーパー職人監督・佐藤順一の、その職人芸でつくられた「見たい」ものが見れるのだから、そんなことは知ったこっちゃないんですが。
あ、あとOP・EDもきわめて正しいつくりでした。特にEDの踊るのがまたよいです。
舞ーHiME 最終回
序盤でキャラに特別思い入れももてずなんとなく見つづけていただけだったので、中盤からのバトロワ展開でギスギスドロドロしていく方のがかえって面白かった。
それだけに、最終回のリセットとヒメたちのあっさりした仲直りは、どうにも納得できかねる。
侮蔑的な意味を込めての「萌えアニメ」ならこれで正解なんだろうけど、それならバトロワ展開自体が意味がなかったんじゃないかと思ってしまう。
世界を滅ぼす敵をヒメ達が力を合わせて退治しましためでたしめでたしで十分だった気がする。
受けている要素を色々取り込んで、新しいものをなんとか生み出そうという姿勢自体は作品から読み取れるんだけれど、視聴者の顔色をうかがう事ばかり気にして、結局そのどれもが中途半端に終わってしまって、「これがが面白いんだ」という確信が作っている側が持っていなかったんではなかろうか。
萌えキャラでバトロワやりたいなら、はじめからそれをやってた方がよっぽど良かったような気がする。
UG☆アルティメットガール 最終回
さすがに一発ネタな作品だけに中盤以降はかなりどうでも良かったんだけど、唯一ヴィヴィアンが百合オーラを発して白絹を狙いつつも、片思いするのが見てて楽しかった。
2005年春期TVアニメ新作メモ
04/01/金/18:00 TV東京 ケロロ軍曹 二年目 04/02/土/09:00 NHK・BS2 今日からマ王!セカンド・シリーズ 04/02/土/10:00 TV東京 ふしぎ星の☆ふたご姫 04/03/日/10:00 TV東京 MÄR 〜メルヘブン〜 04/03/日/23:30 千葉テレビ ※ エルフェンリート 地上波バージョン 04/03/日/09:30 TV東京 おねがい マイメロディ 04/04/月/18:30 TV東京 うえきの法則 04/04/月/25:00 TV東京 創聖のアクエリオン 04/05/火/18:00 TV東京 EREMENTAR GERAD 04/05/火/25:30 TV東京 ガラスの仮面 04/05/火/25:59 日本TV 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 04/05/火/26:40 TV朝日 いちご100% 04/05/水/18:00 TV東京 甲虫王者ムシキング 〜森の民の伝説〜 04/05/水/19:00 TV東京 アイシールド21 04/05/水/25:30 TV東京 極上生徒会 04/06/水/26:40 TV朝日 LOVELESS 04/07/水/24:30 BS-i ※ これが私の御主人様 04/07/木/26:40 TV朝日 スピードグラファー 04/08/金/18:20 NHK教育 おでんくん 04/08/金/22:00 TBSチャンネル 英國戀物語エマ 04/09/土/10:00 AT-X こみっくパーティー Revolution 04/09/土/18:30 NHK教育 ツバサ・クロニクル 04/10/日/08:30 TV東京 機獣創世記 ゾイドジェネシス 04/11/月/24:00 キッズステーション フタコイ オルタナティブ 04/11/月/25:30 TV東京 勇者王ガオガイガーFINAL -GGG- 04/12/火/24:30 三重テレビ ※ バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 04/13/水/24:00 キッズステーション IZUMO -猛き剣の閃記- 04/13/水/24:30 キッズステーション こいこい7 04/14/木/24:35 フジTV ハチミツとクローバー 04/15/金/19:00 TV朝日 ドラえもん New Voice Ver. 04/17/日/07:00 TBS 交響詩篇 エウレカセブン 04/19/火/19:30 TV東京 わがままフェアリーミルモでポン!ちゃーみんぐ 04/28/木/24:00 WOWOW トリニティ・ブラッド 05/07/土/19:00 WOWOW 新釈 眞田十勇士 The Animation 05/14/土/08:05 NHK・BS2 絶対少年 05/22日/19:30 NHK総合 雪の女王 The Snow Queen
※放映圏外のため視聴不可