至好回路雑記過去ログ2007.01〜07
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▼2007/07/08 (日)
リリカルなのはStrikerS #10〜13
ナンバーズとか幼女とかルー子の仲間とか、いくらなんでもキャラ増やしすぎ!
ワンクール終了ということで、六課設立の真の目的も明かされ、いよいよ物語りは佳境に・・・
と言いたいところだけど、全くそんな気がしない。
今までひたすら設定語りが続いたんだけど、
いまんとこまだ開示されてない情報として
レリックの使い道
スカリエッティの目的
ルーテシアの目的
エリオおよびプロジェクトFの関係
スバルママの過去とスバル関係
なのはの事故とナンバーズ&スカ絡みになんかあるかも
新キャラ幼女ヴィヴィオの正体
と、まだこれだけある。他にもまだ明かされてない伏線やら設定もいっぱいありそう。
今後もこのペースで、終始明かされてない設定情報の開示で話が進行するんじゃないかと、このシリーズものごっつ不安になってきた。
こういってはなんだけど、ダメなオリジナル作品の典型を地でいってしまってるんだよなあ。
舞台や世界観、キャラ等の設定を作って、その設定された情報を段階的に開示し、説明することがイコール物語を語ることだという勘違い、意外とこれをやってしまっている作品は多いのだけどその罠になまってしまっている。
少なくとも自分が視聴者として見たいのは、世界観や設定そのものではなく、そこに置かれたキャラの行動とその結果、キャラの心理的葛藤やキャラ同士の関係性とその変化なんだけどなぁ。
かろうじて8,9話のティアナだけは、ドラマ的に盛り上がりは見せたけど、キャロとエリオの関係が深まっていく過程はもっと丁寧にやって欲しかったというのもあるし、スバルがなのはと特別な絡みもなくはっきり空気化してしまってるのもなんだかなあ。
それぞれ新キャラの特性も設定として語られているのみで、5話でのキャロのフリード召喚以外は、見せ場を作って印象付けるようなこともないし・・・
あとリィンUのユニゾンについてわざわざ説明しておく必要ってあるのか疑問、それこそピンチのときにやって見せればいいだけのことなのに。
要は「仏(キャラ・設定)作って魂(物語・ドラマ)入れず」になっちゃってるんだけど、それでも気にせず見ていられるのは、この作品が「なのは」シリーズであり、なのは達旧キャラは前シリーズでしっかり「魂」が込められているので、既にキャラが立っていて、そこに対する思い入れがあるのが半分、その旧キャラ達とスバルたち新キャラとの関係性が、作中で描写されなくても想像の部分で補えてしまうのが半分。
そうでなければかなり厳しいといわざるをえない。
(まあ、でも、本編で足りない描写は、CDドラマとかコミック版とか、同人誌で補完できてしまうんですけどねえ。この作品自体そういう同人的な楽しみ方の方が中心になってしまっているんだけど)
とりあえず後半戦は、いつまでも勿体つけて設定を小出しにせずに、整えられた状況の中で、なのは達が、どんな思いを胸に戦い、キャラたちが葛藤し、心を通わせるか、というのをちゃんと見せてくださいな。
でなければ「魔法少女『リリカル』なのは」の名が泣きますぜよ。
▼2007/06/26 (火)
【訃報】桶谷顕さん
脚本家の桶谷顕(おけやあきら)さんが6/24お亡くなりになったそうです。
(アミノテツロー監督のサイト訃報: 阿弥音の護美箱でも触れられていました)
つい先日、末期がんだったことを知り氏が詩集を出版した理由に思いを巡らしていた矢先だったので、心の中で覚悟はしていたのですが、あまりにあっけなく逝かれてしまったことに、さすがに動揺しています。
桶谷氏といえば、エスパー魔美やチンプイのシリーズ構成・脚本、VガンダムやGガンダム、原案も担当したぶぶチャチャなど、多くの素晴らしい仕事を残していますが、なんといっても「コメットさん☆」という作品の存在が自分の中であまりにも大きく、その全話脚本を担当したのが桶谷顕氏(名義はおけやあきら)であることからも氏が特別な存在だったので、今回の件は非常にショックでなりません。
桶谷氏の「コメットさん☆」や「ぶぶチャチャ」などの子供向け作品にみられるメッセージ性と真摯さは脚本家として得難い存在だったと思っていました。
もし氏がこの先10年、20年御存命していれば、もっと多くの素晴らしい作品を作って下さったかもしれない、その可能性が消えてしまったことが、残念でなりません。
ご存知の方もいると思いますが、このサイトを立ち上げてしばらくして始まった「コメットさん☆」に激ハマリしていろいろとやっていました。そういう意味でもコメットさん☆は思い出と思い入れの深い作品です。
「コメットさん☆」が、自分の中で10年に一度の作品であり、5本の指に入る作品であることは、今もそしてこれからも変わらないと思っています。
そんな作品を世に送りだしてくださったこと、そしてその作品にめぐり合えた「星の導き」に感謝しつつ、桶谷顕氏のご冥福をお祈りいたします。
参照:桶谷顕 - Wikipedia
ボクがもらった幸せ
おけや あきら
牧歌舎 2007-04
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▼2007/06/21 (木)
押井守監督最新作 映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』 公式サイトオープン!
森博嗣の小説が原作。若い人向けのエンターテイメントを目指すのだとか。
公式サイトの押井監督のメッセージを読むと、かなり現在の時代性を意識した作品になりそうですね。
攻殻後の押井守って、なんか自分の為にしか映画作ってないって印象で、「アヴァロン」も「イノセンス」も「立喰師」も結局、今までやってきたことの繰り返しで、ファンとしては楽しめたけど、映画としての刺激はどんどんなくなってて、もう押井もそろそろ終わりかなあとか思ってたんですが。
次回作では、今までの脚本や演出手法を封印とか言ってる所からも、今度ばかりは本気でエンターテイメントやる気っぽい。なによりあんまり「メッセージ」とか言わない押井監督が「若者に向けて」とか言っているのがものすごく意外。だったら今回は期待してもいいのかも。
やっぱ、個人的には劇パト2を越えるものを見せて欲しいわけですよ。
スカイ・クロラ
森 博嗣
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▼2007/06/13 (水)
魔法少女少女リリカルなのはStrikerS #9
スバルがもともと、なのはさんLOVEであるという基本設定から、スバル→なのはは前提事項で、本命はスバル×ティアナの百合カップリングをどう見せていくか、というところがキャラ相関の中心だろうと予想して見ていたのですが、これが9話で大きく書き変わってきたので、かなり意外というか、やられたというか。
なのはにボコられたティアナが、なのはの真意と自分の将来を含めて訓練メニューの計画を練っていたことを知り、なのはの胸のなかで大泣き。これはどう見ても今まで存在しなかったティアナ→なのはのフラグが立ったとしか思えません。
何しろ、これは、フェイトやアリサに続いて、言葉でなく力で気持ちを伝えるというなのはさんのやり方の洗礼を受けたキャラというポジションにティアナが立ったことになるわけですから、この意味は大きい。
これから間違いなく以前よりもティアナはなのはを信頼し、心を寄せるだろう。そうなると、もともとなのはさんLOVEだったスバルは、ティアナとなのはが急接近したことに嫉妬、スバルとティアナの関係にも微妙な変化が・・・なんてことにもなりかねない。
いままでStSはティアナ×スバルで鉄板と思いきや、ここでなのは×ティアナが来るとは思わなかった。
さすがはなのはさん、女殺しの名は伊達じゃない。
と、まあこんなしょうもない見方をしてしまうのは、腐るほどそれ系の同人誌を読んでいるからでもあるわけですが、改めて「リリカルなのは」シリーズのカップリング妄想のネタアニメとしての優秀性を実感してしまう次第です。
今のとこ順調にエリオとキャロが、ロリショタ健全カップルのフラグを立てているけれど、男性キャラが不遇な目にあうのが、なのはシリーズ、ぶっちゃけルーテシアがキャロとどうかかわるかで、予断がゆるさない。
ルーテシアとキャロにお友達フラグ→捨てられるエリオ、とかだったらどうしよう。
▼2007/06/10 (日)
電脳コイル #1〜5
http://www.tokuma.co.jp/coil/
見るからに豪華スタッフが集まってて作画も贅沢な作りに却って、これで話が詰まんなかったら目も当てらんないなあ・・・と思いつつ静観していました。(最近期待するのに疲れてるのよ)
ですが、4、5話でイサコおやびんの女王様っぷりに惚れました。
ということでかなり好意的に今後を見守っていけそうです。
まあ、それは置いといて、この作品、独特の電脳世界の描写が売りなんだと思うけど、その実やってることは、「校庭の遊具の主導権を賭けてグループ同士でケンカする子供達」とか、「秘密基地で火遊びする子供たち」とか「街の謎を追う探偵ごっこ」みたいなものの延長で出来てるのが面白いところなんだろうな。
児童文学何かだと、幽霊とか魔法とか超能力とか定番の不思議アイテムを使ってやるところを、電脳に置き換えて、電脳というちょっと危険な玩具を手にした子供達がやんちゃするみたいな。
それだけに、この先この作品に「ジュブナイル的な何か」が、あるのかどうか、ってのが、気になるところ。
一応ヤサコの転校にはなんか理由があるようなほのめかしと、イサコの素性や目的が今後の鍵になるとは思うのだけれど。
設定的なアイデアとビジュアルだけのスカした作品に終わって欲しくないなと思うわけです。
電脳コイル サントラ音楽集
TVサントラ 池田綾子 斉藤恒芳
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▼2007/06/06 (水)
機動戦士ガンダム:最新作「00(ダブルオー)」 「鋼」の水島監督で10月スタート
スタッフはこちら
http://www.sotsu-co.jp/pr/details/070605.html
>監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介/キャラクターデザイン:高河ゆん/アニメーションキャラクターデザイン:千葉道徳/メカニックデザイン:海老川兼武 柳瀬敬之/アニメーションメカニックデザイン:中谷誠一
とうとう黒田洋介が「ガンダム」やるのかー
ガンダムの新作ってだけなら、「はいはい、がんだむがんだむ」で済ますとこだけど
黒田センセが参加するなら、まー色んな意味で楽しみではありますね。
▼2007/06/07 (水)
魔法少女少女リリカルなのはStrikerS #6〜8
ようやっと敵役であるスカリエッティ、ルーテシア関連が徐々に明らかになって、後半への布石がはじまったという感じ。ルーテシアとキャロの関係が気になるところ。
んで、7、8話とティアナの話。
既に方々で話題になってますが8話の衝撃度はすごかった。
なのはの訓練メニューを無視して、密かに特訓した無茶な特攻技を模擬戦でなのはにしかけ、それにキレたなのはがティアナを撃墜。
演出が狙っているのか、結果的にそうなってしまったのかわからないくらいに、なのはの静かな怒りと悲しみがまざった表情、田村ゆかりの演技で、なのはが「恐ろしかった」。それ以前がわりと和やかというか仲良しムードで訓練してたのでその落差の激しさもそれに拍車をかけたというか。
散々ネタで「管理局の白い悪魔」とかいってファンが同人やMADでパロディにしていじってたら、本当に悪魔を召喚してしまいましたみたいな。おかげでクラスチェンジしてもはや「魔王」扱いですか。
なのはが教導官をやること自体が、なのは=悪魔=鬼軍曹=ハートマン軍曹並みの地獄の特訓、みたいな妄想を抱かせるに十分な設定だったために、そういうネタは番組が始まる前から2chの関連スレや同人なんかでよく目にしてたけど、その期待にスタッフが答えたようなもんなのかなあ。
▼2007/05/20(日)
T:M:Mさんより
YouTubeにあがていた神戸守監督の専門学校生時代の自主制作作品。
http://d.hatena.ne.jp/tobofu/20070519/1179520474
同期に吉岡たかを氏や長谷川勝巳氏もいてお互いの作品に参加してたという話が以前インタビューであったけど、これがそうなのか。
▼2007/05/19 (土)
高町なのはと高町恭也の共通点から見る「StrikerSの主人公とヒロイン」
とらは3は手に入れてあるけどさわりだけやって、未だにクリアしてない自分。そのうちやろうと思いつつ放置プレイ続行中。
なのでこの考察は、参考になりました。
大雑把に要約すると、なのはが無印の頃から完成されたキャラで、常にヒロイン役を支える役柄の主人公であるという指摘。(ヒロイン役は無印ではフェイト、A’sでははやて&ヴォルケンズにあたる)
今回、なのはだけでなくはやてとフェイトも「主人公」としてヒロイン役にあたる新人キャラ4人を支える立場にある。
ヴォルケンズを含めて旧キャラが新キャラのお守り役になってしまっているので、旧キャラの活躍が見たいと思うファンには不評になるのかも。
フェイト好きな自分としては、無印&A'sでなのはに救われ暖かい家族を得たフェイトが、今度はキャロ&エリオの保護者という立場に立ってかつて自分にさしのべられた手に報いよいとしている、という設定だけで、御飯3杯脳内妄想できてしまうんですどね。
とらいあんぐるハート 1・2・3 DVD Edition
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▼2007/05/16 (水)
デジモンアドベンチャー絵コンテ・細田守―ANIMESTYLE ARCHIVE
細田 守 アニメスタイル編集部
スタイル 2007-05
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うっかりしてたら、もう発売になってたのですね。
でも月曜にアニメイトいった時は見かけなかった。まー、そのうち手に入れます。
ほんの内容について詳しくは特設ページでhttp://style.fm/digimon/
デジモンはTVシリーズ自体大好きだったし、細田守を知るきっかけだったので色々と思い出深いですねえ。そして劇場版はやはり傑作。
関連でふと思い出したんだけど、当時発売された劇場版デジモンのムックが、演出面や設定などなども詳しく解説されたものすごくマニアックでいいい本だったのが、これ。
デジモンムービーブック
Vジャンプ編集部
集英社 2001-01
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さすがに絶版っぽいなぁ、ユーズドで¥7500とか値をつけられている・・・
細田守の価値もデジモンの価値もずいぶんとあがったもんだ。
それはそれとして、「時をかける少女」で細田守のネームバリューも上がっちゃったし、そろそろ自分の中ではちょっと興味の対象外になりつつあるかも。
「時かけ」自体は細田守のひとつの到達点としても作品としても評価できるけど、自分の中で「デジモン」は細田守を発見したというひとつの事件だったから、「時かけ」は、どうしても「デジモン」を越えることができなかった。
細田守がどっちに向かうのか、わからないけれど、今後「時かけ」以降に照準を合わせて作品を作るだろうから、大人よりというか、サブカルよりにいっちゃって、キッズ系の玩具アニメにもどる事はないんだろうなあ。もうちょっとおジャ魔女とかデジモンっぽいのをやってるのを見たかったなあとか思っちゃったりするわけですが。
個人的な趣味によるのかもしれないけど、実写の映画監督は、駆け出しの頃に作ったホラーとかSFの作品が一番輝いて見えるんですよね、サム・ライミはスパイダーマンより死霊のはらわたの方が好きだとか、ジェームスキャメロンはタイタニックよりターミネーターだろとか、ジャン・ピエール・ジュネはアメリよりエイリアン4よりロストチルドレンだろとか、ピーター・ジャクソンはロード・オブ・ザ・リングよりブレインデッドだろ?とか
同じようにアニメ監督は初期の頃に作った子供アニメの方が輝いて見える時がある。
今「Darker than BLACK」やってる岡村天斎監督の「メダロット」とか、佐藤竜雄の「飛べ!イサミ」とか、ワタナベシンイチの「はれときどきぶた」とか、米たにヨシトモの「ガオガイガー」とか・・・
才能ある人が初期の脂のったときに作る子供アニメや玩具系アニメって、洋画のSFやホラー見たいな立ち居地になるんじゃないかなーと思うんだ。
えーと、詰まるところ「細田守は時かけよりデジモンだろ?」といった方が通っぽい。
▼2007/05/13 (日)
なのはStS5話追記
5話は、いろいろ盛りだくさんな回で、なんでエリオだけ変身シーンで脱がないんだ!とか、ネタは尽きないのですが、ラスで出てきた今回の適役のおっさんがいってた「プロジェクトF」ってなんだっけ、と思ったら、どうも「プロジェクトFATE」のことらしい。
「プロジェクトFATE」とはプレシアがアリシアを蘇らせるために研究していた人造人間に関するプロジェクトのことで、フェイトの名前はこの研究の名前からとられたと、小説版で語られています。
で、エリオもどうやらこのプロジェクトFATEに関係があるっぽいような描写だった。これも今後の伏線っぽい。
魔法少女リリカルなのは
都築 真紀 ivory
学習研究社 2005-09
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小説版は第一期のパラレル的な最終回で、アニメでは描ききれなかったプレシアの背景が語られてたりします。
この小説に限らず、なのはのシリーズにおけるCDドラマのサウンドステージ、メガミマガジン連載の外伝コミックも、アニメだけではフォローできなかった挿話や設定の補完として、ファンが作品世界をより楽しむことができる作りになっていたんだけど、StSでは逆にここで展開していたものが前提となって、それを知っているとよりStSを楽しめるというフィードバックが行われている。
アニメでしか追ってないない視聴者にはちょっと不親切かもしれないけれど、メディアミックスものとして見ると、これはこれで面白い広がり方をしていると思う。
なのはが第3期まで作られたからこそ、こういう展開の仕方になったと思うのだけど、こういう例って他にあるのかな?
□今日のなのはMAD
なのはさん超進化(リリカルなのは StrikerS )
デジモンすきなので気に入ったw
▼2007/05/12 (土)
魔法少女少女リリカルなのはStrikerS #4〜5
4話で新デバイス授与、5話で初の実戦、変身祭り。
変身や戦闘があるとやっぱ盛り上がります。
A’sがバトルの連続でテンポよく話を進めていたのに比べると、StSは今のところ戦闘はやや大人しめというか控えめなので、物足りないといえば物足りなかったから、5話は、燃えた。
しかしスバルの変身シーンは、普通にヒーローものっつうかロボットものっぽいと思ったら
http://www.nicovideo.jp/watch/sm222114
考えることはみんな同じか>Gストーン。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm259212
ホントに違和感ないなあ。
あと、キャロの決めポーズもキャラが出てて、かわいくてよかった。
で、5話はむしろキャロがメインだったなー、過去話の
キャロ「わたしは今度はどこへ行けばいいんでしょう・・・」
フェイト「それはキミがどこに行きたくて、何をしたいかによるよ」
キャロ「?」
フェイト「キャロはどこへ行ってなにをしたい?」
のところで、おもわすウルッときてしまった。
派手な戦闘とか、なのはさんの外道っぷりとかが、話題になりやすいけど、こういうちゃんと「リリカル」してるところも、このシリーズの魅力だと思うんだ。
そいえば今期、フェイト達が魔法で空を飛ばず、車やヘリで移動してるのはなんでだぜ?という疑問があったのだけど、「市街地個人飛行」には承認が必要という描写があって、その疑問には、ある程度回答になった。
おそらくミッドチルダにおける魔導師の魔法運用には何らかの法的規制が設けられているってことなのだろう。
考えてみたらなのはたちは街ひとつ破壊し尽くすくらいの破壊力を持っているわけで、そんなものが何の規制もなしに、街の上飛んでたらあぶないわな。
4話で、なのは達にリミッターがかけられていることが明かされるけれど、これも同様なのかも。
確かコミック版で管理局では1部隊において、AAA以上の魔導師を3人以上の保持することは認められないという設定があったけれど、これは少数の高ランク魔導師を、1部隊に集中させず、効率よく配属して運用しようという発想から来ているのだろうと解釈していたが、それより単体で高い戦闘力を保持する魔導師が1部隊に集中する危険性を考慮して、というのもあるのかも知れない。下手したら数人の魔導師で国ひとつ制圧するくらい造作もないかもしれないわけで・・・
なので機動6課が特殊部隊として精鋭を集める代償として、緊急時以外でリミッターによる戦力の抑制を行うのは、シビリアンコントロールとして必要な措置なのだろう。
まあ、でも、たぶん、これは、はやてが「ファイナルフュージョン承認!」したいが為の設定だと思うんだ。
魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.1
都築真紀 ivory 草川啓造
2007-07-25
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ということでAmazonでDVD予約開始です。
▼2007/05/06 (日)
AT-Xでフィギュア17つばさ&ヒカルの再放送が始まったので久しぶりに見る。
一話から、つばさが朝起きて登校するまでをじっくり描いて、日直の仕事をサボる男の子や、クラスの女の子とのやり取りがあって、転校してしばらくたつのにクラスになじめなくて・・・という日常描写を延々とやってるのに、いまさらながらあきれた。
まあ、それでこそ「フィギュア17」なわけだが、初見時は、作品の方向性がわからなくて、その印象は必ずしもよくはなかった。けれど、この作品の「執拗なまでの日常描写」が肝であることと後半のドラマ展開を知った上で見ると、つばさの心情がきっちり丁寧に描かれている事が手にとるようにわかって、面白い。
最近は1話2話でサクサク見るアニメを切ってしまう、あまり良くない傾向にあるのだけれど、当時この無駄にゆったりとした退屈な作品を見つづけた自分を誉めてあげたい、まあそれくらい、後半の展開にしびれたわけだけど。
つーわけで、あまり評価も人気も高くない作品ですがオススメ作品なのですよ。
未見の人のために、ポイントと注意点。
・小学生の女の子の執拗な日常描写を堪能できるぞ。むしろそれがこの作品肝だ。
・戦闘シーンはオマケです、存在価値ないので気にするな。
・とにかく9話までは耐えろ、話はそれからだ。
あと昔書いたものを再掲
フィギュア17評
最終回までのネタばれを含むので注意。
フィギュア17 つばさ&ヒカル(1)
矢島晶子 折笠富美子 小山力也
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DVD持ってないんだけど、廉価版をBOXで出したりしないのかなあ。
▼2007/05/04 (金)
なのはStrikerSがはじまって早一ヶ月。まだ感想書いてませんでしたが、むしろ「全力全開」でStSを楽しんでいるので、それどころじゃないんですよ。
一応ファミ劇で見ていることにのなっているので、二週間遅れだし感想は大雑把にしか書かないかも。
魔法少女リリカルなのはStrikers #01〜03
とりあえず3話までの印象というか感想。
説明なしで最初からバトル全開だったA’sと比べると試験や訓練中心ののんびり展開で、やや設定説明が多過ぎるかなというのも事実。
作品世界内で10年の時間間隔と作品の趣をガラッとかえてしまったので、これはある意味仕方なし。
ファーストからZくらいの隔たりがあるので作品のファンでキャラや設定を熟知してないと、ちょっとついてくのは大変かもなあ。
ファン的には、キャラの短いやり取りやちょっとした伏線で、深読み&妄想でwktkできるんだけど。
ただ、個人的には新キャラのキャロ、エリオ、フェイトとの絡みを期待していたのだけど、ちょっと描写が少ないというか足りないのがちょっと残念かなぁ。
フェイトとキャロ&エリオの再会シーンとかあっても良かったと思うのだけど。
あー、にしてもなのはさんの余裕たっぷりぶりはすごいなあ、教導官としての立ち居地もあるんだろうけど、一番キャラが変わってる気がす。もう「にゃはは」とか笑いそうにないよー
□なのはStS関連商品
魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01 アニメ
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恒例のサウンドステージ。今回もアニメからもれたサブエピソードで、キャラや設定の掘り下げをしてくれると思われるのでファンは必聴。
「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」
メガミマガジンで連載されたた漫画版のアニメ版のプレストーリー、スバル&ティアの出会いやレリック事件についてなど、A’sとStSの空白期を埋めるお話です。作品世界やキャラを深く知りたいファンはサウンドステージとあわせて必読です。
▼2007/04/27 (金)
mixi日記の記述で引責 ガイナックス赤井氏が取締役辞任
ガイナックスの取締役がmixi日記での記述の責任を取って辞任
なんだかなあ・・・
ちょっと前から感じてたんだけど、ガイナックスは会社自体が、なんか迷走しているなあ、という印象を抱いてたんだけど、今回の件は決定打というか、なんというか。
件の女子社員のmixiの日記は、ぶっちゃけ、彼女個人の意見というより、普段の会社の内部の人間の間でのやりとりがあんな感じだったから、ごく普通にぽろっと書いちゃったんだと思うのです、特に悪意もなくね。
結局、庵野のオタ批判に限らず、同属嫌悪はガイナの体質そのものだったと。
かつてのガイナックスは確かにオタクのエリート集団であり、彼らの価値観や作るものは、オタクの間でも
一目置かれていたけれど、はっきりいってエヴァ以降のガイナックスは、アニメを取り巻く状況や視聴者の気質の変化に対応し切れずに、時代とずれてしまっていて、なんとか必死に時代に合わせようとして迷走しているようにしか見えなかった。それは結局、ガイナックス内での古いオタク的価値観(主に岡田的な貴族主義かもしくはエリート主義?)のまま、新しい価値観の中にいる新しい視聴者に向けて、ものを作らなければならないというジレンマそのものだったのかなあと。
あと、残念なのは、作画崩壊などで確かに荒れることはあるけれど、少なくとも作画面での議論や情報がネット上で集積されるようになり、80年代のスターアニメーターブーム以来、かつてないほど、作画に関する関心は高まっているのだから、アニメーターの個性をちゃんと生かした適材適所の作品作りをすればいいと思うのです。
一方で、京アニが今の時代にぴたりと合わせて、上手く立ち回って、祭り上げられているのを見ると対照的だなあと思わずにいられない、「さすが京アニ」ってやつか。
▼2007/04/23 (月)
グレンラガン4話、小林治絵コンテ・演出回で公式ブログ炎上
http://gainax.weblogs.jp/gurrenlagann/2007/04/post_8837.html#comments
定期的に起きる個性派作画叩きで、またかって感じなんだけど・・・
今回はあんまり擁護する気になれなかったり。
というのは、単純に4話はつまんなかったから。
3話まで結構ノリノリで見てたので、がっかりしたというのがが正直な感想。
4話のダメなところは、下手なギャグですべりまくって肝心の合体に至るまでの高揚感がまったくないところ。
3話までは、ドラマ(というかカミナの口上)とロボットアクションのかみ合ったカタルシスが非常に気持ちよかったんだけどなぁ・・・
ところで、グレンラガンの今石洋之監督の名前を最初に知ったのは、メダロット14話「忍びが通る」の回なんだけど、この回は、他の回と明らかに違う作画のテンションとノリがあって、それまで知らなかった「今石洋之」の名前ををはっきりと意識した。
今石監督自身が、そういう作画とかで暴れること個性派として注目をあつめ、現在の位置に上りつめた人だから、アニメーターの個性が爆発するのを良しとするんだろうけど・・・。
今石回の「メダロット」は今石洋之の個性が光っていたのは確かだけれど、あくまで「メダロット」として面白かったからこそ、自分の中で評価が高かったわけで、作品自体をぶっ壊してまで個性が暴走すればそれでいい、というわけじゃないと思うのです。
それと、今回の件で言えば、それなりに、名前も地位もある小林治をわざわざ使って好き勝手やらせる意味ってあるのかと思う。(それでいうならアクエリオンのうつのみや回もそうだけど)
これが無名の若手が担当していて(それでちゃんと面白ければ)、評価もするし擁護もしたくなるんだけど。
▼2007/04/18 (水)
コンティニュー Vol.33 (33)
太田出版 2007-04
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表紙はコードギアスですが、第2特集がリリカルなのはらしいです。
http://www.ohtabooks.com/view/bookinfo.cgi?isbn=9784778310714
>【第2特集】魔法少女リリカルなのは(全17ページ)
>都築真紀(原作・脚本)特別寄稿
>田村ゆかり(なのは 役)インタビュー
>水樹奈々(フェイト役)インタビュー
>武内 崇(TYPE-MOON)描き下ろしイラスト
>鋼屋ジン(ニトロプラス)メッセージ
>金子彩史(『ワイルドアームズ』)メッセージ
>第1期&第2期 完全解説
>第3期『StrikerS』速報……ほか
都築氏の寄稿があるので、とりあえずあとで買います
そういえばオトナアニメの最新Vol.4書店で見て表紙に「リリカルなのは」の文字があって、期待して中身みたら、こっちは全く内容のない記事でがっかりでした。
それは、それはとして「リリカルなのは」が、この手のサブカルよりの雑誌に特集組まれるというのは、意外といえば意外。
なんつーか、リリカルなのはって、思いっきり、サブカル受けしないっていうか、評論屋受けしないというか、むしろ恥ずかしいと思われる部類の作品だと思うので、そっち方面からは、永久に無視されるだろうと思ってたので。
まあ、それだけ無視できない存在に成長したってことなんだろうけど、むしろそっち側に媚られたくないちゅーか、なんちゅーか微妙。
ただファン内部の感想や評価は、既に固定化してしまってるから、外部からの視点での評価や分析みたいなので、面白いのがあればよんでみたいけど。
▼2007/04/14 (土)
秒速5センチメートル
遅ればせながら、見てきました。
なんというか、絶賛です。
傑作だとはいわない。人にもあまり勧めない。
なぜならこの映画の心情は、ある一定の年齢層の一部の男性にしか響かないと思うから。
新海誠はたぶん自分と同世代の男性に向けてこの映画を作っていると思う。
だから余計に、過去の作品以上に、見てて、痛くて痛くて、心地よかった。
なによりこの映画が自分の中で評価を高めているのは、これが「喪失」の映画であるからなんだろうと思う。
バットエンドとしか言えないあのラストには、ありきたりなハッピーエンドでは到底不可能なカタルシス、快感を感じてしまった。
過去を過去として主人公を振り切り前へ進んでいく彼女に対して、主人公の男のほうは、過去の美しい思い出に囚われたまま、ゆっくりとしか進めず、時間と環境に押し流され、未来を喪失し、何も得るものもなく、ただ彼女の幻影を追い続ける、決して肯定的には受け止められないであろう主人公の人生、生き方。
しかし、この映画は、そんな主人公を、安易なハッピーエンドで救済するわけでもなく、断罪するわけでもなく、記憶によって美化された風景と美しい音楽、山崎まさよしの歌で、ただ優しく包みこんでいく。
「ほしのこえ」「雲の向こう〜」という前二作が、時間と距離によって隔てられた恋人同士が、その気持ちを通わせられるか、というのが共通したモチーフで、それは、今回の{秒速〜」の3話構成の1話でも繰り返されていて、まあ、言ってしまえば、奇跡によって、二人が繋がるという(「ほしのこえ」がどうだったか、ちょっと自信ない)ストーリ展開なんだけど、個人的にそこに「嘘臭さ」を感じていた。なんかドリーム見すぎだよと。
だから今回も前作と同じようなパターンだろうなーとたかをくくって見ていたので、今作第3話のあのラストには、意外性も含めて、本気で震えた。
ドリームを完全に打ち砕いちゃったよと。
それなのに、いやそれだけに、この夢のなさが、むしろダメな自分には、優しく感じてしまったという・・・
そんなわけで、今回は全肯定です。
うーむなんか1作ごとに俺新海評価があがっていくなぁ。
One more time,One more chance 「秒速5センチメートル」Special Edition 山崎まさよし 山崎将義 森俊之
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▼2007/04/07 (土)
今期最優先作はもちろんなのはさんですが、さすがに今期の新作アニメは本数が多いので、期待のもてそうな作品とかスタッフ的に注目作も多いですね。
とりあえず、一話見た限りで、印象とか。
今石洋之監督のグレンラガンが、勢いがあって、一番好みかな。時間帯が日曜朝で、プリキュアの裏。ガイナックスとコナミが組んでなんかいろいろやるっぽいですね、意外にビックプロジェクト?子供向けっぽいノリと設定でオタクと子供両方に受けるかどうか、って感じ?あと顔が変形してロボってグランゾートかよ!って突っ込むのは年寄りですかそうですか。
割とノーマークだったけど、キスダムの畳み掛けるような展開で、掴みは悪くなかった。
機神大戦 ギガンティック・フォーミュラはロボットアニメらしからぬ濃厚な芝居作画は、挑戦的というか挑発的というか力の入れどころを間違っているというか、そりゃ、戸惑うよなあと。
テラかみちゅ!とか思いながら見る人は、まあ少数派でしょう。
どう考えても薮野浩二の使いどころを間違ってるとしか思えませんですもの。
(参考:新番組の機神大戦ギガンティックフォーミュラが色々ぶっ飛んでる件 )
ヒロイックエイジは、うーん、一話時点ではよくわからん、冲方丁氏に期待していいものかどうか。
オリジナル、SF、ロボット系がそろって出てきたのは、今期のひとつの特徴かなぁ、でも、こっち系はやり尽くされた感があって、どうしても似たり寄ったりになってしまうので、現状あまり心惹かれないというか。
そういう意味で、やはりコードギアスはキャラや世界観が時代を掴んでいて新風を起こしたという印象が強くなるわけです。
原作モノではハヤテのごとくはふつーに楽しんで見れそうで一安心。出来は可もなく不可もなくだったけど。車に引かれて血が出てねーと思った、直後に、それを「お見せできません」という放送コードを逆手にとってギャグにしていたセンスには今後期待が持てそうかなと。
いい意味で作画&演出が暴走してくれることを期待ということで。
▼2007/04/02 (月)
□リリカルパーティーV行ってきました。
↑物販で買ったスタータブックとピンズ
昨日開催されたリリカルなのはStrikerSのイベント「リリカルパーティーV」に参加してきました。
本来行く予定ではなかったのですが、友人が仕事でキャンセルせざるおえないという事情で急遽代理ということで行ってきました。
自分はあまり中の声優さんに熱心な方ではないので、この手のイベントとかライブ自体が、ほぼ初体験だったんですが、とても楽しかったです
いや、ライブの「客の」ノリとかは話に聞いてましたけど、生で見るとすごいですね、せっかくだからいっしょにノリまくってきましたが、田村ゆかりの「Little Wish」であんだけ、盛り上がるのにはちょっとびっくりしました、曲調自体は、そんなノリノリの曲じゃないのに。深いなあ。
声優のトークパートもネタのあらしで、終始楽しめました。DVDに以前のイベントの映像が収録されてましたが、それを見た限りでは、そんな大したもんじゃないのかと、思ってましたが、本当に面白いところは、実は面白すぎて収録されてないんじゃないかと、思ってしまった。
シャッフルアフレコのネタ合戦はとにかくすごかったです。まさかなのはのイベントでジークジオンやることになるとはw
参考:「魔法少女リリカルなのはStrikerS リリカル☆パーティーIII」まとめ
で、まあ本命は、やはり第一話の上映だったんですが、
いや、予想以上に良かったです。
もう既に、どこが「魔法少女」なのか、全くわからない作品になってますけどw
メガミマガジンのコミック版を読んでいると、新キャラ二人の思いとか立ち居地がはっきりわかってるので、一話なのに、ちょっとうるっときてしまった。
信者視点なので、漫画版を知らない方や新規視聴者がどう思うかは謎ですが。
過去のシリーズを基礎に全く新しい作品に生まれ変わってる、そんな感じでした。
リリカルなのは第三期がいよいよ始まるという瞬間を、こんな大きなイベントで7000人ものファンと共有し、体験できたのは、ものすごい幸運だったと思います。
とにかく、ホント楽しかったです。行ってよかった。
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新OP・EDは今回もいいですなぁ。もちろんライブで生で歌ってくれました。
しかしファミ劇では14日からだから、2話が見れるまであと三週間・・・
□以前ちょっと取り上げた児童文学のの件
ゆーずー無碍さんが詳しくまとめてくださいました。
かなりの力作です
ライトノベル化する児童文学1〜4
http://d.hatena.ne.jp/yuzumuge/20070401/p1
http://d.hatena.ne.jp/yuzumuge/20070401/p2
http://d.hatena.ne.jp/yuzumuge/20070401/p3
http://d.hatena.ne.jp/yuzumuge/20070401/p4
私もナビルナと言う作品を読んで見ましたが(現在5巻まで読了)、さすがにやや低年齢向け向けで文や語彙が易しくかかれているので、大人が読むにはちょっとつらいところもあるのですが、漫画っぽい設定とキャラ付けで、少女漫画的なライトファンタジーのようなストーリー展開で、オタク系やラノベからの影響度や近さは確かにあることは、感じました。
この辺の事情が今後どうなっていくかってのは、オタ業界にもそれなりに影響が出てくるかもなぁとか思います。
なにせこういうのを読んで、そだった子供がそのうち、オタ系に手を出すのは時間の問題でしょうから。
▼2007/03/29(木)
トップNeXT 「幻の作品が(未完のまま)奇跡の刊行!」
ということで買ってきましたよ。
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いやほんと、たぶんトップをリアルタイムで追っかけてた人しか知らないと思われますが、これの単行本化は長年待ち望んでいたんですよー。
コミック化されるだろうと雑誌立ち読みで済ましてたら、連載中断→未単行本化で完全にお蔵入りしていましたからねえ。
まさに時を越えた奇跡の刊行ですよ。
結局未完だった作品なんだけど、久々に読み返してみたけどグレートアトラクターとの決着がどうついたのかとか、ユングがその後どうなったのかとか、気になってしょうがない。
ぜひ完結をしていただきたいものです。
トップ2もこの辺の設定を頭において見てたので、キャラや物語よりも設定がらみでわくわくしながら見てました。
そういえば、OVAのトップをねらえ2!の最終話をかなーり前に見たまま、なかなか感想書かずにほったらかしてしまってたな。
最終話の、だんだん派手でバカっぽくなってくビジュアル&設定と、そこにつなげるのか卑怯だなぁというラストで、シリーズ全体通してみれば、初期の否定的な見方は和らいで、「トップをねらえ」の続編としてはまありだろうというところで落ち着きました。
ただ、最後まで「トップ2」のキャラや物語で作品を見てなくて、あくまでトップの世界でのいちエピソードとしてみられなかったというのが正直なところ。
キャラ的には、それぞれの抱えるものが複雑で短い尺にいろいろ詰め込んで描かれ、あるいは、あえて描かれずにいるので、それがなかなか咀嚼しづらいんだけど、咀嚼しようと思うほどキャラや物語に魅力を感じることが出来なかった。
まあその辺は鶴巻監督のテイストであるんだろうから仕方がないんだけど、自分がトップが好きだったのって、そういうんじゃないんだよね。
かみちゅ! 2 (2)
鳴子 ハナハル ベサメムーチョ
こっちも買ってきました。
ハナハル版のコミカライズはオリジナルエピソードを交えてアニメとはちょっと構成がかわっているのが特徴。アニメで前半出てきた能登さんが、バレンタインの話で出てきて、ゆりえの背中を押す格好になってます。ラストもアニメとは違います。
みこ&章ちゃんのエピソードもアニメ版とちがってて、こっちもいい感じです。
はてさて、かみちゅ関連もこれで最後ですかねえ。
あとがきとかなにもなくてちょっと寂しかった。
尾道jinnさんでさっそく表紙の場所が
http://onomichi.no-blog.jp/log/2007/03/post_4058.html
▼2007/03/27 (火)
□「まなびストレート」は学園祭に幻想を抱くオタクがテーマだったのかも
最終回によせて雑感。
あちこちで論争が勃発してたみたいで、今期一番の注目作だったことは、間違いないようです。
この作品が、学校や学生生活を舞台にした作品が多くまた人気が高いという最近の空気を上手く読んでいて、そのものずばりの「学園祭」と「生徒会」を物語の中心に据えたというところは、時代のニーズをよく捉えていたんじゃないかと思う。
逆説的にいえば、そのニーズを捉えた過ぎていたが為に、賛否を巻き起こしてしまったんじゃないかなと。
この作品を否定的に語りたがる人は、みんなツンデレなんですよ!(注:ツンデレ誤用)
で、この作品があやまってしまったのは、オタクはみんな学園もののアニメはが大好きであるという点に注目して、それ自体を意識的に作品の骨格に据えてしまったことにあったのかもしれない。
作中でまなびが言うように「みんなでやる学園祭は楽しいに決まっている!」のだったら、誰もが羨むような学園祭を描き切ればいい。
けれど、「まなび」という作品は「ほんとうにそうかしら?」と疑問をはさむ。
いまどきの若い子が、仲間とやる学園祭の楽しさを知ってるんだろうか?誰しもが学園祭に参加したがるとは限らないとうのは、今と言う時代に対して、実は誠実な問いかけであると思うし、物語として学園祭中止、復活の署名活動でなかなか上手くいかないという構成自体は悪くない。この中盤の展開は、先の展開を色々予想させて面白かったのも事実。
でもその後の展開と言うのが、「ほんとうにそうかしら?」にひっぱられ続けて、生徒会メンバーが孤立してしまうところだけがリアルに浮き立ってしまい、学園祭復活の説得力を失わせてしまった感が否めない。
嘘でもいいから、何の疑問もはさまず、廃校を前に、生徒全員が一致団結して最後の学園祭だぜ、野郎どもすべてを燃やし尽くせひゃっほー、と一直線に突き進んだ方がカタルシスがあって、学園祭という幻想をより強く描ききることが出来たと思うのだけれど、そうはならない。
この作品では、そういった学園祭という幻想そのものよりも、まなびたち(先生や学園長という大人も含め)が、どれだけ学園祭に幻想を持っているか、ということだけが、繰り返し強調して描かれる。
学園祭を物語の中心に据えてしまったがゆえに、いつのまにか「オタクが好きな学園祭への幻想」よりも、「学園祭に幻想を抱く人たち(オタク)」を描くことが、テーマになってしまった。
「まなびストレート」とは、そんな作品だったんじゃないかと思う。
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▼2007/03/26 (月)
□今後の神戸守について
あー、ねー、なんか炎魔の感想かいてて、うっかり迷い込んだいちげんさんに「何でここの管理人炎魔の感想なんて書いてるの?」とか思われてるんじゃないかと言う電波を今受信した。
ていうか、もうそろそろ神戸守ってだれ?とかいわれちゃいそうですね。
「コメットさん☆」っていう一部から熱狂的に支持された作品の監督さんだよ、とかいっても「コメットさん☆?なにそれ?」っていわれちゃうんだきっと。
いいかげん地上波TVシリーズからも遠退いているし、話題性のある作品にかかわらないし(苺ましまろの演出くらいか、一番最近でも)
そろそろTVシリーズとかやって欲しいですねえ、原作物でも全然かまわないから。
というか せ め て もう少し時代の流れに乗った企画をやらせてあげてくださいよ。
一見色物な企画に見えたエルフェンリートが大当たりだったことを考えると、I''s、炎魔ってどんだけ企画に恵まれてないんだって、ほんと悲しくなってしまいますよ。
実績・ヒット作に乏しいマイナー監督と言ってしまえば、事実だし、そういう仕事しかこないのも仕方ないのかもしれない。そんな監督の熱狂的ファンなんて、監督本人にしてみれば、いい迷惑に映るかもしれないから、これでも自重してたけど、このさいだから言っちゃうぞ、くそー、神戸守無駄遣いしてんじゃねー、ちくしょー!
口にしても詮無いことだし、何おまえプロデューサー気取り?とか思われそうなので避けていたのですが、この際だから全部吐き出す、そう決めた。
私はよく神戸監督の演出スタイルを考慮しつつ、この漫画がだったら神戸監督がやったらハマるだろうなというのを妄想しているのですが、その中で特に、好きな原作漫画で、神戸守に監督をやってもらいたかったものが二つありました。
そのうちのひとつは「なるたる」、もうひとつは「もっけ」
「なるたる」は既にアニメ化済み、結果は無残。
「もっけ」はすでに別の監督でアニメ化決定済みで結果待ち。
夢はかなわなかったわけで、すくなからずがっかりしています。
そして今現在、神戸監督にやってもらいたい作品がひとつあります。
これについては、さりげなく一度言ってるんですけど、その次点では、まずアニメ化はないだろうと、踏んでいたんですが、絶望先生までアニメ化するような、ネタ切れのアニメ業界で、そのうちアニメ化されてがっかりするのはもう目に見えているので、ここで言っても言わなくてもどうせ、なにもならないのだから、言うだけ無駄でも言っとくしかないので、はっきり言っておく。
放浪息子 (1)
志村 貴子
これだけは、是が非でも神戸守監督にやってもらいたい。
心の底からそう願っています。
自分の中でもう神戸守しかありえない、他は見たくないというところまで妄想が進んでいます。
原作好きすぎて、もう下手な演出にやられたくないんですよ。つかすんな。
といってもこの手の原作ものの監督は製作元やらなんやら、いろんな大人の事情で決まるから、どんなに望んでもありえないんですけどね、わかってるんですが。
それよりも、エロゲ原作をなんかやらせたほうが、いろんな意味でネタ的には、面白いことになる気もするけど、今のエロゲ詳しくないのでなんともいえんです。
とりあえず何でもいいから、次回作は、もうちょっとマシな面白みのある企画にあたりますように、と願ってやみません。
言いたいことはそれだけです。
▼2007/03/25 (日)
鬼公子炎魔 第4話(最終話)
脚本:吉岡たかを/絵コンテ・演出:神戸守/作画監督:田中良
鬼公子炎魔 4
永井豪 神戸守 徳本恭敏
バンダイビジュアル 2007-03-23
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いきなり館物ホラーに突入し、いよいよ神戸守の本領発揮なのかー、と思わせた3巻を受けての4巻です。
まあ、館物のお約束どおり、ひとりまたひとりと死んでいくわけですが・・・
以下超ネタばれ
結局全員死亡という、後味の悪いオチはちょっと意外でした。
最後まで、弁天ユリと警部は助かるのかとおもっていたんだけど・・・
つーか普通は主人公たる炎魔が助けるか、もしくは結果的に助けたことになるというように持っていくんもんだろうと。
炎魔自身が善でも悪でもなく、人間の生死に無頓着で雪鬼姫しか眼中にないというのは、4巻構成のOVAだから許されるんだろうな。
そういう意味では、非常にドライなつくりで、そこはかえってよかったのかも
総評
往年の永井豪作品の中でも人気キャラである「ドロロンえん魔くん」を使っての大人向け続編と言う企画。企画の方向性から言っても、炎魔のドライさと作品の雰囲気は決して悪くはなかったんだけど、全体的にインパクトに欠けたかな、と言うのが正直なところ。
人の心の「闇」というのをひとつの鍵に物語が語られるのだけれど、その「闇」とやらが、ありがちなトラウマ話だったり、単純な怨恨だったり、深みがないので、ふーん、と言う感じになってしまったのが、一番の敗因か。
そういう「闇」の深さや暗さをもっと描きだせていれば、それに対するリアクションで炎魔のドライさやキャラも引き立ったのでは?
1、2巻はともかく、3、4巻は舞台装置と演出で、かなり好きにやっている感が漂っていて、それなりに楽しませてくれるので、神戸守ファン的には、「I''spure」よりは、神戸守らしさが見られて、ひとまず満足はできたのですが、企画も地味なら作品も地味というのはいかんともしがたかった。
▼2007/03/17 (土)
リリカルなのはStrikerS放映局&スケジュール
ファミリー劇場は最速から二週間遅れかー
ネタばれ見ないためにも他所の感想は極力見ないようにしないとなあ
▼2007/03/16 (金)
結局Xbox360とアイマス買っちまっいましたよ。
ゲーム自体もけっこう面白いですね。
オンラインでプレイヤー同士でオーディションでランキング競えるのが特に、駆け引きも要するし。
ゲーセンで中毒者が出るのも納得。
あとランキング上位者の動画がオンラインで見られるのがうれしいです。
自分でがんばってゲームやんなくてもたっぷり動画が見れる。
これで40k高くないよー(棒読み)
▼2007/03/05 (月)
ニコニコ動画ととかちは大変なものを盗んでいきました。
それは、私の心と時間です(挨拶)
えー、そんなわけで、ここ一月、ニコニコ動画>アイドルマスター@とかちのコンボに見事に洗脳されていました!しょうがなかった。しょうがなかったんだよ。
ニコニコ動画のサービスが休止してからも、Youtubeでアイマス動画を見つづけていました。
すげえ、全然飽きない。もうだめだ。
何が、面白かったのかと言えば、まあ、ニコニコ動画のサービスそれ自体が、面白かったというのがひとつ。
ロリ演歌と称される亜美@とかちの舌足らずな歌い方がかなりツボだったことがひとつ。
そして、「THE IDOLM@STER」というゲームの3Dキャラの表現力が、限りなく二次元のアニメキャラに近い「生命感」を獲得しているからなのではないかと思い至りました。
基本的に、トゥーンレンダリングで二次元のアニメキャラっぽく見せる技術が上がって、それがぐりぐり動いてダンスを踊るのが見てて楽しいというのもありますが、注意深く見ていると、キャラのちょっとした目線の演技や瞬きのタイミングが非常に効果的で、単に絵が動いているだけではない、生きたキャラの存在感を感じさせてくれるんですよ。これが。
自分が、うは、やられた!と思ったのは
YouTube - THE IDOLM@STER アイドルマスター 思い出をありがとう by 亜美@とかち
これの1:40のとこの「『ありがとう』・・・かな?」のせりふのとこの首の振り方。
アニメを見ているときに感じる、刹那の快感を3Dキャラで感じたのは初めてかもしれない。
いやいや、期待と失望によって黒歴史化された「ときめきメモリアル3」以来、オタクが夢見た萌える3Dキャラが既に完成していたんですねえ
自分はゲーセンに滅多に行かないのでアイマスの人気があるのは知ってましたが、さほど興味なくて、ニコニコ経由で見なければ、ずっと知らないままだったかもしれません。
ニコニコ様々ですね。
いやしかし、どうしよXBOX360欲しいけど高いよ、高いよXBOX360。アイマス専用機として買うかどうかものすごく迷ってます。
Xbox 360(通常版)
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アイドルマスター(通常版)
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▼2007/02/02 (金)
なのは19歳!? 第3シリーズがついに登場 「魔法少女リリカルなのは StrikerS」アフレコ
>4月よりU局&CSにて全26話が放送予定
2クール確定きました。
▼2007/01/30 (火)
Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2007年 03月号 [雑誌]
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今月号でなのは第三期シリーズの概要がだいたい見えてきた感じです。
そしてフェイトはすっかりお母さんな感じだよ・・・だが、そこがいい。
シリーズのファンじゃないと、たぶんどうでもいいことなんだろうけど、記事や漫画版で小出しにされる情報で、新キャラや本編の展開について色々妄想するのが、なんかもう楽しくてしょうがないんですよ。
メガマガの今月号には、なのはさんや新キャラの紹介で、出身・所属・役職・階級・仕様デバイス・魔導師ランクの設定がそれぞれついてて、これだけでいくらでも妄想できちゃう。
これって何か似にてるなーって思ったら、雑誌情報見ながら発売前のギャルゲーを待ちわびてるのと同じやんw
・・・えーと、本編はじまったらしたら妄想のが上で、がっかりなんてことのないように・・・
▼2007/01/29 (月)
先日の児童書の萌え化について書いたところ
掲示板がめずらしく盛り上がりを見せております。
私も紹介された「妖界ナビ・ルナ」にうっかり手をだしてしまいました。
黒い森の迷路
池田 美代子 琴月 綾
by G-Tools
1巻と2巻は書影がでないのであえて3巻から。
参考までに公式も
妖界ナビ・ルナ公式
▼2007/01/27 (土)
鬼公子炎魔 第3話
脚本:吉岡たかを/絵コンテ・演出:神戸守/作画監督:田中良
鬼公子炎魔(3)
バンダイビジュアル 2007-01-26
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2巻の感想を完全にスルーしていました。はい。
というのは、2巻は 話的には、男に裏切られたキャバ嬢の怨嗟+人形ものホラーというややありがちなもので、ぶっちゃけあんま面白くなかったから。
で、3巻も同様のペースで、母親が魔にとり憑つかれた女の子の話で、今回も魔物退治して終わりかなーと、思いきや・・・
後半からなんか違う作品になってる!!
中途からメインキャラがフェードアウトして、ルポライターの弁天ユリや刑事さんやゲストキャラが、閉鎖された館に取り囲われ、なぜか館物のホラーミステリーに突入、な、なんでー
館をCGで作成して、カメラをぐりぐり動かして見せるのだけれど、CGの出来ががちと安っぽく見えてしまうのは難点ですが、神戸演出切れまくりで、相当に見ごたえあった。
あと絵画がポイントとして使われてたけど、また引用元があるのだろうか、美術系知識ないのでさっぱりです。
後ひとつ重要なネタが。
今回、山本麻里安嬢が出演しますが、期待通りの結果がでます!
あと映像特典のキャストインタビューがw
つことで、次の巻で最後ですが、神戸監督が今回一番やりたかったのはこの回の後半からって気がしてきました。
と言うことで次巻に期待。
▼2007/01/26 (金)
TVA 「魔法少女リリカルなのはStrikerS」 キャスト、スタッフ公開。
千和きたー、そしてキャストにユーノいなーいw
▼2007/01/25 (木)
最近本屋で気になることといえば、児童書の萌え化です。
ふしぎの国のアリス
はやの みちよ
ポプラ社 2006-04
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ちょっと前に話題になったやつで、もえたんのぽっぷ氏がイラスト担当してたとか、まあこの程度なら洒落企画として笑い話ですむのでまあいいとしましょう。
ところが事態はそう洒落ですまないことになっている模様です。
ひとまず紀伊国屋の先週のベストセラー(データ消えちゃいそうなのでWeb魚拓で)
を参照ください
ここの8位と16位に注目。
まず8位
黒魔女さんが通る!! part5 5年1組は大騒動!の巻
石崎 洋司 藤田 香
講談社 2007-01-15
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どうみても魔女っこです。
>チョコこと黒鳥千代子は、真夏も暑苦しいゴスロリ姿で黒魔女修行にはげむ、孤独な小学生。
しかもゴスロリだそうです。
そして16位
若おかみは小学生!~花の湯温泉ストーリー~(9)
令丈 ヒロ子 亜沙美
講談社 2007-01-15
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みんな大好き温泉です。
「若おかみは小学生」ってタイトルだけで勝負は決したって気がしませんか?
シリーズで結構でてて本屋で見かけたときにちらっと気になってたんですが、実際売れてるんですね、これ。
両者とも講談社の青い鳥文庫という由緒あるレーベルなのですが、青い鳥文庫といえば、東映&佐藤順一監督でアニメ化された「夢のクレヨン王国」の原作が青い鳥文庫でした。
<参照>
夢のクレヨン王国 DVD-BOX
福永令三 徳光由香 坂田おさむ
ジェネオン エンタテインメント 2005-09-22
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しかし、その原作の表紙イラストはこんなでした。
クレヨン王国の十二か月
福永 令三 三木 由記子
講談社 1980-11
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まあ、これが書かれた当初アニメ化されるなんて想定してなかったでしょうね。
それが今はアニメ化される前から
こんなです。
アニメ化してくださいといわんばかりです。
まあ、両者とも中身を読んでないのですが、もしかしたら、将来アニメ化されたりしちゃう可能性もないともいえないので、そのときの楽しみに取っておきましょう。
▼2007/01/24 (水)
RDの件訂正です。
下でレート落としてダビングできないと書きましたが、掲示板で指摘してもらった方法で出来ました。
元データは消えますがHDD内でのダビングは可能です。
ちなみにチャプターの削除も普通にできました。こっちも使い方よくわかってなかっただけでした。
RD-X3時代に染み付いた使い方が抜けないのと、いままで地上波でできてたことができたり出来なかったりするので、ほんとわけわかりません。
まあ、コピワンがユーザーを混乱させるということはまちがいないわけで。
▼2007/01/22 (月)
新しいレコーダーを買いました。
買い替え自体は以前から検討しつつも、ずーと躊躇していたのですが、使っていたRD-X3がRAMに書き込みができないという状態におちいってしまい、買い換えざる負えない状況だったわけです。
で、買ったのはこちら。
TOSHIBA VARDIA 地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載ハイビジョンレコーダー 600GB RD-XD92D
東芝 2006-05-19
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RD信者なのと、スカパー連動録画ができるというので、ほぼこれ一択しかありえないんだけど。
とりあえず一週間ほど使ってみて気になった点
・ふつうにチャンネルの切り替えで2〜3秒待たされてちょっといらつく、地デジ仕様?
・リモコン使いづらい&画面操作でストレス感じるところがある。
・機能増えすぎて直感的に操作できない。
まーこの辺は使ってるうちに慣れるだろうからいいけど。
納得できないのは、地デジのW録をしようとすると、ひとつの番組はレートの低いVRモードで録画すると、片方の番組はTSモードという最高画質のレートでないと録画できないという仕様。
仮にそれが、仕様上仕方ないとして、一度高レートで録画した番組をレートを落として保存しようとしても
コ ピ ー ワ ン ス
によって、HDD内にダビングできない。(ダビングすれば元の高レートのデータ消えるのかと思ってた)
ちなみに兎兵器ミーナを録画したとき、EPGの番組表が後ろのアイドル番組とセットになっていて無駄に2時間とれてしまったので、無駄な部分を削除しようとしてもやっぱりコピーワンスで削除できない。
600G「しか」ハードディスクがないのに、望みもしない無駄な高レート落としたりとか意図せず録画してしまった無駄なデータを削除できないってどうよ?
けっきょくコピーワンスは、こうしたい、ああしたいというユーザーのデジタルレコーダーの使い方の自由度をことごとく阻むものでしかないんですよね。
ほんと、もう、コピワン反対!!
買うのを今まで躊躇していたのは結局地デジのコピーワンス問題があったんだけど、買ってみて、あーやっぱりという感じ。
一応92Dは地上波も録画できるのだけど、うちの地上波の電波状態が最近とみに酷くて、それを解消するためにも地デジに移行せざるをえなかったんだけど・・・やっぱ地デジはあかんよ。
しかしほぼ底値になったRD-XD92Dを買ったのはむしろ正解かも、発売当初の価格で15万だしてこの不自由感味わってたら憤死してます。
(去年出るかもと、狙っていたけど結局発売されなかったRD-X7がでてたらどうなってたか・・・)
それ以外のX3以降に進化したさまざまな機能を使えるのは、いいんですけどねー。
ちなみに現状、東芝は、廉価モデルが去年の秋にでていて、今年の初夏に92Dの改良上位モデルがでるのかでないのかってことだけど。
コピワンの問題はどうやっても改善されないから、もういいやって感じでした。
次買うときは、安くなった次世代機かなー
その前にモニター買わないと
▼2007/01/11 (木)
□「リリカルなのは」は旧世代萌えオタの最後の砦
http://d.hatena.ne.jp/tobofu/20070110/1168364463
とぼふさんの短いコメントですが、同じようなことを感じてたので、ちょっと書いてみる。
一応「なのは」は美少女ゲームからのスピンアウト、しかもファサービスのお遊び企画としてつくられた「魔法少女アニメのパロディ」という地点から出発して化けた作品なんだけど、もともと企画・原作の都築氏がゲーム業界の人だったからこそ、「アニメ」と「ゲーム」の違いを熟知できてたのかなぁ、という気がします。
「萌え」は一見美少女ゲーム方面から盛り上がった現象に見えるけれど、美少女ゲーム自体が過去のアニメや漫画から「萌え」という概念は発見したオタクが作り手にまわり、そのジャンルの中で独自進化をとげて、「萌え」の表現形式を洗練・先鋭させていったというのが実際のところだろう。
それに対してアニメは業界全体は、ポストエヴァの後遺症からか、美少女ゲーム方面で生まれた流れに出遅れてしまった。
もともと「萌え」と言う概念自体がアニメを見て育った第二世代以降のオタクによって見出されたものである以上、アニメ自体には、伝統的に「萌え」と呼べるものがあったはずなんだけど、どうも業界の人たち自身は、そういうのをよくわかってなかったみたいで、ゲーム方面から盛り上がった「萌え」のブームをなんとか消化しようとやっきになってたのがここ数年の流れだったと思う。
ところがゲームとアニメでは表現形式が、かなり違う。
端的に多人数のキャラを攻略できるマルチシナリオや一人称が基本の美少女ゲームをアニメで表現するのは、もともと無理があるのにそれをアニメ化したものが本家のゲームに勝てるわけがない。
アニメにはアニメでしか表現し得ない「萌え」やキャラがあるはずなのに。
では第二世代的に「萌え」をどこにより多く見出してきたかと言えばその代表格が、過去の幾多の魔法少女アニメからセーラームーンに至る流れなわけだけど、そういう意味では「無印なのは」は「魔法少女もの」のおいしいとこどり、寄せ集めで出来ているといってもいい。
それだけに、旧世代の萌えのツボを容易に突いて来る。
A'sではバトルもの要素が推し進められたが、おそらく同系等の美少女バトルものなら「舞ーHiME」や「舞ー乙HiME」の方が、キャラクターデザインも洗練されていて、話や世界観も現代的なものを感じさせる。
それに比べて「なのは」のキャラデザインは、こういっては何だけれど、色使いも含めて古臭い。ストーリーも、友情&熱血バトルの明快なドラマによって生まれる「燃え」も、時代的にはエヴァンゲリオン以前の「アニメ」的な古さを感じる。
(時代が一回りして、その古さが新鮮に感じる部分もあってか、若い世代にも受けがいいのかな?実際のファン層の年齢構成はよくわからんのですが。)
確かに「なのは」の作品センスは古い。しかし、なぜそうなのかといえば、それは、伝統的にアニメの世界で過去に受けてきた要素、「萌え」と「燃え」要素のパターンの集合体であるからで、それは正しく「なのは」が「萌えアニメ」であることの証左でもある。
美少女ゲームのアニメ化やハーレム系コメディだけが「萌え」として幅を利かせてきたここ数年の流れに対抗して、「リリカルなのは」が、アニメという表現形式にもっともマッチした「萌え」と「燃え」を再生したというのは持ち上げすぎだろうか。
いやいや、最後の砦と言わず、むしろここから始まって欲しいものです。
▼2007/01/07 (日)
MOONPHASEさんとこの雑誌早売り情報より
>舛成孝二監督、大作の予感のする新作、詳細近日発表。ヒントは、<がんばる子供たち!>
ふおぉぉ、まってましたー
このタイミングだと年内には放映開始しそうだな。
超楽しみです。
▼2007/01/05 (金)
あけおめです。
新年からやる気のないサイトですが、今年もだらだらいきます。