至好回路雑記過去ログ2008.07〜12


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▼2008/12/30

2008年の個人的総括など

とりあえず今年印象に残ったアニメをあげていきましょう。
(参考までにCategory:2008年のテレビアニメ

どこも同じこと書くでしょうけど「コードギアスR2」と「マクロスF」が二大巨頭になった、というのがやはり印象的、どちらも十分面白かったし、オリジナル作品のヒットということで、そういう面でもよかったんではないかと。
他に話題をさらった作品といえば、「ストライクウイッチーズ」。ぱんつだとかじゃないぱんつじゃないとかどうでもいいことで熱くなれるというのはいいですね。
実はまだ途中までしか見ていないんだけど、スカイガールズと同じでこういう作品は結構好きなので、今後も続いて欲しいかな。

個人的にひとつ頭抜けてお気に入りとなった作品としては、「狼と香辛料」「ヒャッコ」くらいかな。
その他、とらドラ、かんなぎ、のらみみ、スキップビート、かのこん、狂乱家族日記、今日の5の2、図書館戦争、夏目友人帳あたりがそこそこ楽しめた。
(あー全部原作ものだ・・・)
また、秋期にはじまった、少年突破バシン、イナズマイレブンの2作品が、久しぶりに少年向けキッズものとして楽しめる作品となった。
特にイナズマイレブンは、予想通りの展開を見せてくれて今後も期待したい。
しゅごキャラもなんだかんだいつつ、見続けている。

劇場作品は崖の上のポニョ、スカイクロラと巨匠二人が相変わらず充実した仕事を見せているのはいいけれど、それ以外に特筆することがないのがさびしい。

トータルで見れば、楽しんで見れる作品はかなり充実していて、去年に引き続いて安定したバランスで作品が供給されているなという印象があります。
原作モノ偏重というイメージが濃い一方で、オリジナル系作品はヒットしているし、状況は必ずしも悪くはないのかな、と思うのだが、個人的には、これだ!と思える新鮮な作品にめぐり合えないのがややつらい。


アニメ以外の部分では2007年から引き続いて、アイドルマスターにずーっとはまったまんまCD買ったり、WEBラジオ聞いたりで益々深みにはまっていて、「リリカルなのは」は劇場版が発表されwktkしながらあいかわらずフィギュアとか同人誌とか買い捲り、そして水樹奈々のライブに行きと、前年と実はやってることはあまり変っていなかったりして。
ハマっている作品の周辺が充実しているので、現放映中や新作アニメに対する情熱は今のところ低いといわざるを得ないというのが現状ではないかと。

あと今年の頭に、舛成監督の映画が発表されたんですが、続報がまったくなくお預け状態で一年過ぎてしまいましたorz
来年こそ、来年こそは!


ということで、今年の更新はこれで最後。
それではよいお年を。



▼2008/12/28

ゼロ年代のアニメ史

掲示板の常連であるすがりさんの提案で開設した特設掲示板です。
運営管理もすがりさんですが、私も外部協力ということで参加します。

主にゼロ年代のアニメ史を議論、考察しながら総括して見ようといったことが目的となります。
一口にゼロ年代といっても作品数、ジャンル、ネットやオタク周辺事情との関係などなど幅広く、とてももひとりの人間では総括しきれないのが現実だと思います。そこで多くの参加者、協力者を求めたいと思います
得意分野や一家言お持ちの方は、ぜひご参加ください。

とりあえず気軽に、ゼロ年代を振り返って見よう位の気持ちで、レスしたりツッコんでくださるだけでもいいと思います。



▼2008/12/26

□ヒャッコ 全13話感想

今期一番よかったかなあ
学園モノとしては、これといって特に変った要素はないので、初回での印象は薄かったにもかかわらず、後半に行くにしたがって評価があがっていった作品かも。
出オチで後半に行くにしたがって興味を失っていく作品が多い中で、これは結構特筆すべき事ではないかと思うんだ。

自分の中で一段評価が変わったのは、#6の虎子たちが無断で龍姫の家に押しかける回での、龍姫の孤独感の描写の上手さ。
そして、#10の虎子と冬馬が入学前の学校説明会で出会う回想シーン。
その他、コメディ一辺倒と思わせつつ、時折、情感のこもったシーンや、キャラの内面をさらっと見せる場面を所々で見せ、ちょっとづつキャラを掘り下げられていて、そういう意味でキャラ描写は非常に丁寧かつよく出来た作品だったのではないかと思う。
特に虎子は回によっていろいろな側面を見せて、当初の周囲をかき乱す傍若無人なキャラという印象は大きく変わって、とらえどころの難しい面白いキャラになった。これは兄ちゃん姉ちゃんの登場が大きいかな。
メイン、サブ問わず、虎子を中心としたキャラの関係性も、きっちりと描けていて、おかげで色々と深読みが可能で、そういう面でも楽しめた。

絵コンテ職人といわれた福田道生氏の初監督作品だったわけだけど、なかなかどうして、今後に期待できそうな人がでてきてちょっと楽しみです。
前人未到(だと思う)1クール作品1人コンテが達成されなかったのはちょっと残念だったけど、それも含めて次回に期待ということで。

訂正:1人コンテはすでに「ぽてまよ」で達成されていました。

B001HQLV9A ヒャッコ 第1巻 [DVD]
平野綾, 折笠富美子, 根谷美智子, 落合祐里香, 福田道生
メディアファクトリー 2009-01-23

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▼2008/12/25

自分へのクリスマスプレゼントがアマゾンにいるサンタさんから届きました

B001IAAPW4 NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE×RED SIDE [Blu-ray]
水樹奈々
キングレコード 2008-12-25

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DVDじゃなくてブルーレイです。

ブルーレイ再生環境なかったのですが、この機会にそろえました。
ええ、そうですよ、この奈々のライブをブルーレイで楽しむためにな!

とりあえずモニターは、今年の頭に買った24.1インチのHDMI入力端子付きのがあるのでとりあえず問題なし。
再生機は、値段に不釣合いなくらい高性能なAV機器としての評価の高いPS3のHDD80Gの新型モデル。
んでさらに、ウチはまともな音響設備がなかったので、ホームシアタースピーカーを購入。5.1chと行きたいところだったけれど予算の都合で断念して2.1chに。それでもスピーカ足せば後々5.1ch化も可能でHDオーディオ対応のものを選択。

ということで、貧弱ながら最低限度の環境を構築して見ました。
しかしブルーレイ超綺麗だわー、買ってまじよかったですよー

でかいTVが欲しいところですが、TVはまだまだ高いし、技術も色々伸びているみたいなので、もうちょっと待ちですかねえ。


そういえばブルーレイ絡みでこんな記事がありました。

痛いニュース(ノ∀`):ソニー、ブルーレイが思ったほど売れず。

BDソフト市場、アニメが6割 前年から3倍に拡大 - ITmedia News

相反する記事のようですが、要は世間一般では、期待するほどブルーレイが浸透していないのに対して、HDDVDとの競争に決着が付いて安心したアニオタだけが一足先にブルーレイに移行を始めてじゃんじゃん買い始めているってことでしょうね。

実際作品のクオリティを考えるとマクロスFなんかは、どうせ買うならいい画質のが欲しいと思うのは、まあ当然でしょう。
この辺、品質の拘るオタクと、画質?なにそれ?な一般人との差がはっきり出てしまうんだろうなあ。
ブルーレイに限らず、PS3の不振にしても理由は同じで、コアとなるPS3がどんなに性能がよくてもそれ写すいいTVと音響設備がなければ、性能を引き出せないわけで、そこまで設備に金出すのは、よっぽどの金持ちか、オタだけだろうと。

自分なんかもPS3と一緒に秒速5センチメートルのBDも買ってきたんだけど、これなんかは、もともとの作品が持つクオリティのポテンシャルを味わうにはDVDじゃダメだろうと、BD環境手に入れるまでお預けにしてたし。
同じ理由で買ってない劇場作品はいくつかある。
なんにせよこれから制作、発売される劇場作品ならBDじゃなきゃやだもんな。


といいつつ、ブルーレイ環境整えるきっかけがアニメじゃなく水樹奈々だったというオチでしたw


以下環境さらし

B001HX3KOW PLAYSTATION 3(80GB) クリアブラック
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2008-10-30

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B0019ILY52 ONKYO シアターパッケージシステム HTX-22HD
オンキヨー 2008-05-24

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B000YZO7S2 MITSUBISHI マルチメディアワイド液晶ディスプレイ 「VISEO」 MDT242WG クリアピアノブラック
三菱電機 2007-12-07

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あとこれにXBOX360とHDDレコが上のモニタに共有でつながっていてPCの画面も出力可能。



▼2008/12/23

「うわさのミニ巫女」大解剖 第三回
ごく一部の方、おまたせしました。



▼2008/12/21

http://dash.shueisha.co.jp/topics/0812_mediamix.html
電波的な彼女の続報きてた。

やっぱりTVじゃなかったorz

>JC「紅Kure-nai」第三巻のアニメDVD付き予約限定版として発売!
>約40分予定
>予価3990円(税込み)
>予約締め切り2009年2月27日
>発売予定2009年5月1日

ネギまなんかでやってたコミックとの抱き合わせ販売ですな。
コミック要らないんだけど・・・とか思ったけど
通常の0VAが定価で6000円位するから、値段的に見れば安いんだな、これ。

4089080983 紅 kure-nai3巻アニメDVD電波的な彼女付予約限定版(DVD付)
原作/片山憲太郎・漫画/山本ヤマト
集英社 2009-05-01

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アマゾン仕事早いです



▼2008/12/7

MOONPHASE雑記より
[アニメ]映画「サマーウォーズ」2009年夏公開予定!

細田守監督の新作発表きますた。
http://s-wars.jp/index.html

ちょっと「ぼくらのウォーゲームっぽい」感じ?
楽しみです、楽しみなんだけどー、
同じく来年公開予定の(はず)の舛成監督の「宇宙ショー(仮)」と激突すれば、賞取りの最大のライバルになるなあ
しかも夏で田舎ってかぶってるやん

舛成監督の応援している身としては、再来年公開になってくれないかとか思っちゃうなw




▼2008/12/5

「うわさのミニ巫女」大解剖 第二回

たとえ需要がなくても続けるぞー



▼2008/12/4

神戸守新作情報きたー

■[タレコミ]アニメ「電波的な彼女」スタッフ&キャスト発表。
> 監督:神戸守
> シリーズ構成・脚本:吉野弘幸
> キャラクターデザイン:田中ちゆき
> アニメーション制作:ブレインズ・ベース

原作はラノベで最近アニメ化された「紅」の片山憲太郎の作品。
神戸監督的に、久しぶりに時流にのった作品への参加なので、期待して待ちたいです。

4086302063 電波的な彼女 (集英社スーパーダッシュ文庫)
山本 ヤマト
集英社 2004-09

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追記
スーパーダッシュ 大メディアミックス!!「電波的な彼女」アニメ制作快調!



▼2008/11/29

今日からここは「うわさのミニ巫女」ファンサイトです。(なんか久しぶりだな、この書き出し)

他が絶対に手を出しそうにないことに異常に情熱を燃やす至好回路の本領発揮です。
旬のネタ?ヒット数?そんなの関係ねえ!(古い)

ということで

「うわさのミニ巫女」大解剖 第一回
ミニ巫女読んでくれた方向けの解説および感想みたいなものです。(ネタバレあり)

続きます、たぶん。


あとながらく更新停止したまま放置していた
かみちゅ!対策室
に手を入れてまとめておきました。
なんか東京MXだかで再放送中だとか。訪れる人もいるかもしれないので
自分も久しぶりに見て見たい気もするのだけれど、BD-BOX待ちかなあ。



▼2008/11/27

□おすすめ作品「うわさのミニ巫女」推薦文

とある方から「秋水さんがはまりそうな作品があるので布教させてください」といってとある本を薦めていただきました。
現在とても興味のあるジャンルだったので、ここはひとつ布教活動に乗って見るのも悪くなかろうと、薦められるままに、その本を読んでみたのですが・・・


ものの見事にハメられました!
薦めてきた方の予想的中、直球ど真ん中、どストライク!!
サイトで自分の好みについてはかなり書き散らしてきたので、好みを把握されててもおかしくはないのですが、ここまで寸分違わないものを薦められるとは・・・

そして自分はその人の思惑どおり、この場所で、その作品の布教活動をするための尖兵として、今ここに記事を書いているのです。

前置き長すぎた。
で、その作品というのがこちらです。


4061487884 うわさのミニ巫女―おみくじのひみつ (講談社青い鳥文庫)
柴野 理奈子
中島 みなみ
講談社 2007-10

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4062850273 龍笛のひみつ ―うわさのミニ巫女―
柴野 理奈子
中島 みなみ
講談社 2008-05

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4062850605 おまもりのひみつ―うわさのミニ巫女 (講談社青い鳥文庫)
柴野 理奈子
中島 みなみ
講談社 2008-11

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ごく一部のいい年した大人に注目されつつある萌え系イラスト付き児童書です。
講談社青い鳥文庫「うわさのミニ巫女シリーズ」(現在3冊刊行中)

見ての通り、小学生で巫女です。

でもそれだけでは、自分もはまりません。(実際巫女属性自体は余り高くないので。)

私と好みが相当近いという方で、騙されてもいいという方は、この先は一切ネタバレなしで読んで欲しいところです。

といっても、お前のの好みなど知らん!という方も多いでしょうし、よくわからんものに時間も金も裂きたくないという方の方が多いでしょうから、ここからもう少し作品の構成要素に踏み込みます。

続きは別項にて



▼2008/11/16

オタク第2世代が生き延びてきた80年代後半の「アニメ冬の時代」

自分も以前似たようなネタで書いてたことあるけど
よくまとまっててすばらしいです。



▼2008/11/12

□GONZOの敗因を考える

GDH、経営再建へアニメ作品絞り込み 制作ラインのリストラも

ヤバそうな感じをただよわせてたけど本格的にリストラですか。
「やっぱり、こうなったか」というくらい意外性のない結果かな、これは。
自分が過去のGONZO作品で素直に面白いと思える作品は、「カレイドスター」だけ。
そのカレイドスターにしても佐藤順一監督の作品というイメージで、実のところ全然GONZOの作品という感じがしないし。

参考までにGONZO作品一覧
GONZOらしさでいえば「爆裂天使」とか「ラストエグザイル」とか「岩窟王」とか「スピードグラファー」とか、「ロミオ×ジュリエット」とか「ガラスの艦隊」とか・・・
うあー、一覧見て改めてだけど、あまりいい思い出のない作品ばっかりだ。

GONZOといえば、デジタル制作、3D導入の先駆者で萌え系全盛のゼロ年代前半に非萌え系で気を吐いたりとその存在意義は小さくなかったんだけど、個々の作品の評価に関してはかなり微妙。それは明らかにDVDでの売り上げにもろに反映されての今回の結果だろうと思う。

さて、ここからは余り根拠のない個人的イメージによる見解なのであしからず。

GONZOという制作会社は、経営に関していえば、アニメバブルで急成長して資金はたくさんある。その金に物を言わせて、CG、作画に関してはとても豪華で見栄えのする物が作れる制作会社で、自社オリジナル企画の作品も、他社が余りやらない変ったものも多く、チャレンジ精神旺盛で、新作発表時には、期待を掻き立てさせるところがあった。
ところが、その作品の蓋をいざあけて見ると、見た目の豪華さ、企画の面白さに対して、圧倒的にシナリオの面白さと演出の力量が足りず、あっさりと期待を裏切っていく。
そのギャップを揶揄するようにいつのまにかついた形容詞が「GONZOクオリティ
何故こんなことになってしまったのか?

はっきりいってしまうと経営陣やプロデューサーに才能のあるスタッフを見抜いたり引き抜いたりする能力がないんじゃないのだろうか。
出資者の顔だけしか見えてなかったんじゃないのだろうか。
あくまで結果かもしれないが、前出のカレイドスターを除けば、アニオタの間で注目度の高い演出家やアニメーター、定評のある監督が抜擢された作品もなければ、新しい才能を見出すことの出来た作品もない。
スタッフワークを気にしながら見ている自分が、ほとんどの作品で、監督の名前を思い出せない、確認してみても、誰だっけ?っと思っちゃうくらい空気な存在感のない人ばっかり。
これだけの本数の作品を作っているにもかかわらず、魅力的な監督や脚本家やアニメーターの「顔」が見える作品がほとんどない。

金を集めて、金をかけた作品は作れても、才能ある人を集めて人に投資する作品をつくれなかった、それがGONZOの敗因なんじゃないだろうか。

(監督と脚本家に対しては一部個別で反論はあるかもな、瀬戸の花嫁の岸誠二&上江州誠とかレッドガーデンの松尾衡&岡田麿里とかは別会社の作品含めれば評価上がってきてるみたいだから。あくまで過去を含めて現在に至るまでのGONZOの敗因のイメージということで)



▼2008/11/4

少女マンガ原作アニメ不人気? -2008年Q4雑感-

確かにそんな感はありますね。
ここ最近の少女漫画原作アニメの個人的所感としても
「S・A」はもう一歩なにか物足りない。
「スキップビート」はコメディとして見れば確かに面白いけど・・・ギスギス感がちょいマイナス。
「ヴァンパイア騎士」はやや耽美よりでちょい苦手。
「夏目友人帳」は、すごくいいってわけではないけど、佳作だったと思う。けど枯れた主人公の高校生が・・・味といえば味だけど、あれが女の子ならもうちょっと男子受けしたかなあ。
という感じで芳しくないです。

ここ最近の少女漫画原作作品の人気の低さは、トップランクの人気作使い切ってしまって、次点人気の作品のアニメ化に手を出してしまっていることと、それが微妙に男子受けする要素が低い性ではないかと思います。
花ゆめ系の少女漫画はもともとオタク男子にも受け入れやすいものが多くて、彼氏彼女の事情、フルーツバスケット、ホスト部といいものも多いけど、最近のアニメ化するものは作品選択自体に疑問があったり・・・

多分これからアニメ化の可能性が高いものとして「会長はメイド様」「乙男」あたりをやれば男子人気もでるんじゃないかなあ。


オトメン(乙男) 6 (6) (花とゆめCOMICS) オトメン(乙男) 6 (6) (花とゆめCOMICS)
菅野 文

オトメン(乙男) 5 (5) (花とゆめCOMICS) オトメン(乙男) 4 (4) (花とゆめCOMICS) 幸福喫茶3丁目 11 (11) (花とゆめCOMICS) 会長はメイド様! 6 (6) (花とゆめCOMICS) 桜蘭高校ホスト部 13 (13) (花とゆめCOMICS)

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会長はメイド様! 6 (6) (花とゆめCOMICS) 会長はメイド様! 6 (6) (花とゆめCOMICS)
藤原 ヒロ

会長はメイド様! 5 (5) (花とゆめCOMICS) 桜蘭高校ホスト部 13 (13) (花とゆめCOMICS) アラクレ 8 (8) (花とゆめCOMICS) 会長はメイド様! 4 (4) (花とゆめCOMICS) 執事様のお気に入り 4 (4) (花とゆめCOMICS)

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あとアニメ化でいうなら純粋にコミックの売り上げだけで人気を測るとどうしても女子人気優位になっちゃうからアニメ化に際してもっと男子受けを考慮してほしいなあ。

そこで、以前からイチオシの「お兄ちゃんと一緒」も推薦しておく。
アニメ化すれば、桜ちゃんのかわいさで妹属性のオタク男子の人気は確実だと踏んでいるんだけれど、桜ちゃんの見た目と性格があまりにも小学生すぎるので、女子人気はイマイチなんだと推察。
だが男子的にはそこがいいんだぜ?

お兄ちゃんと一緒 9 (9) (花とゆめCOMICS) お兄ちゃんと一緒 9 (9) (花とゆめCOMICS)
時計野はり

お兄ちゃんと一緒 8 (8) (花とゆめCOMICS) お兄ちゃんと一緒 7 (7) (花とゆめCOMICS) お兄ちゃんと一緒 5 (5) (花とゆめCOMICS) お兄ちゃんと一緒 6 (6) (花とゆめCOMICS) お兄ちゃんと一緒 4 (4) (花とゆめCOMICS)

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▼2008/11/1

StrikerS Sound STAGE X 感想

ようやっと手に入れて聞き終わったので感想をば

StrikerS Sound STAGE X StrikerS Sound STAGE X
(ドラマCD)

KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(M) 2008-10-29

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魔法少女リリカルなのはStrikesからのスピンオフで、、なのはやフェイトたちは登場せず、スバル、ティアナ中心にナンバーズはじめSts新規登場組みの3年後を描いた話。
出番は少なめなものの、ヴィヴィオ、ルーテシア、アギトのみならず、ちょい役でスカリエッティやクアットロなども登場。良くも悪くも都筑氏はキャラを大事にするなあ。

物語的には執務官となったティアナが追っていた事件にスバルが関わり、休暇で遊びに来ていたエリオ・キャロが協力していくという感じだけど、今回、エリキャロはほぼおまけで、成長したティアナ、スバルの活躍とそれに協力するナンバーズ更正組みがメイン。
チンク・ノーヴェ・ディエチ・ウエンディがナカジマ家入りしてゲンヤパパに思いっきりなついていたり、聖王教会入りしたオットー、セイン、ディードがそれなりに楽しくやってたり、と
過去の悲しい出来事や出自を背負ったキャラが今は仲間や家族を得て幸せにやってるという、なのはのシリーズの伝統パターンは健在で、こういとこはやっぱりいいなあ。
あと、今回の事件のキーパーソンとなるティアナの副官ルネッサやスバルが助ける少女イクスとかの背景も伝統パターンで、スピンオフといいつつ正当な後継続編としてしっかりポイントははずしてなくて、ファン的には、かなり満足できる一本でした。

CDドラマだからしょうがないけど、ティアナのクロスミラージュのサードモードとなのはさん直伝のあの魔法は、できればアニメで見たかった。
あと細かいとこで、成長したヴィヴィオがかわいくていい。無限書庫で本を魔法検索するのに「全力全開!」とかいったり、ナンバーズに「陛下」と呼ばれて嫌がったり。
次はヴィヴィオ主役でも全然OKな感じだよ。

まだまだ終わったりはしないですよね?ね?



▼2008/10/30

□NHKスペシャル|日本とアメリカ 第2回 日本アニメ vs ハリウッド
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081027.html

再放送で見ました。
前半、ハリウッドで作っている鉄腕アトムのCG映画がとりあげられてて、その初期のアトムの設定画でハリウッドと日本、手塚プロ側で、食い違いがあり、その考えの違いが浮き彫りになっていて面白かった。
ハリウッド側が提示したアトムのデザインというのが、年齢設定を上に設定していて、見た目15,6才くらい、下手するとちょっとおっさんくさい。はっきりいってかわいくない。

手塚治虫の描くアトムというのは中性的でかわいらしく、そのデザインから既にアトムのキャラクター性が詰まっているといっていい。
そこをなぜそんな風に変えてしまったかというと、マーケティングで子供っぽいキャラよりも年齢が高いキャラの方が観客の反応がいい、つまり売れるから、ということらしい。
徹底して市場に合わせるやり方がハリウッド流だ、というわけだ。

どこの市場で調査したのかわからんけど、たぶん北米だけでやったんだろうなあ。
日本でもしあのデザインだったら、絶対に客入らないわ、と思った。
だってほんとにかわいくないんだもん。

アメ公はこれだからwwwwと、腹抱えて笑ってしまったが、一歩引いて考えて見たとき、より多くの観客に見たいと思わせるものを作る必要があるのだから、「アトム」というキャラを知らない人にも受け入れられるデザインでなければならない、という理屈なら、少し納得できないこともない。
何より莫大な制作費をかけて作るのだから、失敗は許されないというのが、ハリウッド側の考えなんだろう。
売れることを前提としたそのリアリスティックな思考には感心する。

翻って日本のアニメ業界は良くも悪くもゆるいなあ、と
狭い市場に向けて売れるものを作って、小さく儲けて回すのが常態で、その中で作り手が市場を無視してちょこちょこと好きなものを作ったりして、なあなあで成立しているわけだから。


でその後、手塚プロはこのデザインに異を唱えて、ハリウッド側と意見をすり合わせながら、デザインを変更していくことになるんだけど、それが可能なのは、手塚プロが、最終的な「承認権」というのを持つという契約を交わしていて、手塚プロが「うん」といわない限り、シナリオ、デザインその他が通らないようになってるらしい。
ここは手塚プロ偉いなあ、と思った。
番組でも触れられてたけど過去の苦い経験が生きている。

それにくらべるとドラゴンボールの実写はエラいことになってるもんな・・・

参考:
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200801041114
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081016_dragonball_new_trailer_date/

まあ、思うんだけど、日本という閉じた文化圏で大ヒットしたマンガやアニメをハリウッドで、しかも北米マーケット中心で売れるようにカスタマイズしようというのが、もともと無理な話なんじゃないんですかねえ、と
確かにアメリカでもドラゴンボールとか人気があるそうだけど、そういうのって、ハリウッド映画という文化圏へのカウンターとして受けたもんなんじゃないのかな、と。
本家のハリウッドを本気で脅かすほど、売れまくったわけじゃないんじゃないのかな(この辺調べてないのでわからないのだけど)
要するにどこまで行っても日本のアニメやマンガはサブカルチャー、カウンターカルチャーとしてニッチなところで受けるもんなんじゃないのかと、そのサブカル的なモノをハリウッドのメインカルチャーとして、大きな市場で売れるようにしようとした瞬間、日本のマンガ原作が持っていた本質的な価値が失われてしまうんじゃないかと。
それが鉄腕アトムの場合は、アトムの「かわいさ」という価値であり、そこにある手塚治虫の作家としての本質だったわけだ。
(この予想でいくと原作にこだわったハリウッド版のアトムは北米ではコケるかもね・・・)

あとマンガもアニメも少ない予算で、日本という狭い市場で特定の文化圏、趣味嗜好の人間に向けて作ってやっていけるというのが強みでもあるわけで、それとハリウッドの大資本、世界市場とはやはり相容れないと思う。ハリウッドで映画化して成功するとは中々思えない。
世界中で日本のアニメやマンガが大人気という話を聞いて久しいけれど、決してそれは、メインの文化にはならないと思うんだ。
でも世界中のニッチなサブカル市場を独占することはできるのかもな、と夢想しているんだけど。



番組の後半は、ゴンゾが向こうでアフロサムライが当たってがんばってるって話でした。
ま、がんばってください。



▼2008/10/21

□秋新作雑感

大体見たのでざっくり雑感をば

今期の大穴は期待も込めて「イナズマイレブン」で決まり。
これ今だと「小林サッカー」といった方が通じやすいのかも知れないけど、小林サッカー自体が、この手のスポ根マンガのパクリだったからなあ。ベタなネタだけどキッズ向けとしては最近では珍しいので、お子様にきっちりこういうタイプの作品の面白さを伝えて欲しいなあ。
あとこういう作品はどこまでハッタリをかまして飛躍できるかが肝だから、最後はネリリ星人と戦って世界を救うぐらいのとこまでいって欲しいところです。

あと「少年突破バシン」、これまたキッズ向けでカードものなんだけど、久しぶりにフィーリングがあったのでしばらく様子見、EDとメガネコのためだけにでもいいや。

あと順当に楽しめそうなのは、とらドラ、ヒャッコ、黒執事、かんなぎ、とある魔術の禁書目録、ケメコデラックス、CLANNAD二期、ガンダムOO二期

屍姫、喰霊、魍魎のハコあたりは悪くなさそうだけどやや趣味からはずれるかなぁ。

今期も本数は多いしそれなりに見て楽しめそうものも割りと多いけど、全体としてはやはりパッとしない。
ラブコメ、同居モノ、学園異能、魔物退治、やりつくされたネタの再生産ばかりと嘆きたくなるところだけれど、人気のあるジャンルであることは間違いないので仕方ないのかなあ。
イナズマイレブンみたいな途切れていた系譜の作品をやる時は、王道でもいいけど、流行で連発されてるジャンルはもっとひねったものを求めたいよね。
同居モノのラブコメで、見てて思うんだけど、どうしていつも「ある日突然あらわれた女の子が男の子と同居する」ことになるんだろう。
逆パターンで「ある日突然あらわれた男の子が女の子と同居する」でもいいんじゃね?ショタと女の子ならなおさらオレ好みになるんだけど
あと女の子と女の子でもいいんじゃね?百合的に。




▼2008/10/9

□とらドラ 2話

いい最終回だった・・・
原作だとここでちょうど一巻なのかな?

Bパートの大河の告白からのくだりは演出も冴えてて、すばらしかった。
こういう、台詞の上にのぼらないキャラの感情の機微を描けてるものって案外ないもんだけど、これはいい出来!
とおもったら、コンテ・演出がハチクロのカサヰケンイチだった。あーそりゃーなー

あと釘宮はやや聞き飽きてきた感がなきにしもあらずだけれど、なんだかんだいっていい演技するよなあ。うん。



▼2008/10/7

□かんなぎ1話見てきた

みなさんお待ちかねのヤマカンこと山本寛の第1.5回目くらいの監督作。

感想としては、突き抜けてすごい出来というわけではないが、見やすい普通によく出来た1話だな、という印象。
作品の内容的には、ベッタベタの美少女居候モノで苦手なタイプなんだけど、その苦手意識をあまり感じさせない、嫌味のない品のいい丁寧なつくりで好印象でした。

フルメタとかで印象に残る回も個人的にはあったんだけど、作ったものよりも、ヤマカン、ヤマカンとネット界隈でものすごい持ち上げられて、その名前だけが一人歩きしてしまっている印象があって、内心「そんなにすごいかあ?」とずっと疑問符がついていたのですが、かんなぎの1話で、ようやっと「普通に上手い演出家」という自己評価に落ち着いたついたかな。




▼2008/9/30

舛成監督関連の記事が載ってるという情報をキャッチしたので買ってきた。
最近情報に飢えてるからなあ。

アニメーションノート no.11 (2008) (11) (SEIBUNDO Mook) アニメーションノート no.11 (2008) (11) (SEIBUNDO Mook)

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「宇宙ショー」関連化とか思いきや取り上げられてたのは「「かみちゅ」でした。ページ数にして6P。
本の性格上、他作品がコンテやレイアウトや美術などのメイキングが中心なのに、「かみちゅ」のその辺あまり突っ込んだ記事になってなかった。いまさらこんな時期に取り上げて、この程度の内容しかないというのはなぞ。
どうせなら、舛成監督のあのゆるい絵で描かれたコンテとか詳しく取り上げてくれれば面白いのに、未だかつてどこもそこに突っ込んであげないんだろう。
倉田&舛成に取材した記事は、いつもどおりの二人でした。
初っ端から、倉田氏が「自分たちには縁のない雑誌だとおもっておりましたが」がとかましてくれる。謙遜しているのかと訝しむ編集だけど、こういうお堅い雑誌に自分たちがそぐわない、という思いと、スルーされることが多いことへの皮肉だと思うなー
とはいえ、この二人はこういう取材来ても、面白おかしくしようとして、雑誌の雰囲気壊すんだけどw

まあ、宇宙ショーのときはもっとガッツリと記事にしてくれることを期待します。



▼2008/9/29

□コードギアスR2 最終回感想

最後まで文句なく面白かったです。
毎週毎週、予想を裏切る展開の連続で、目が離せなかった。

ところが、こんなにも面白い作品なのに、なぜかのめり込めない、どこか冷静に見てしまう自分がいた。
それははなぜなんだろうと、ずっともやもやとしていたんだけど、最終回を見終えて、「あー面白かった」と思って、やはりそれ以上の感想がなかなか出てこなくて、感想かくのは次の日にしようと思って寝て、朝目がさめたときに、その答えがやっとわかった。

たぶん、自分は、この作品を10代に見てたら、おそらく熱狂しただろう。

なぜなら、子供の頃に自分も持っていた平和を愛し、醜い世界を憎む幼いや正義を、「もし自分に世界を変えられる力があれば」という英雄願望を、そのまま具現化し、それを最後まで成就して見せた作品だからだ。

ありきたりの作品ならば、そういう願望を持った少年が、「力」だけでは超えられない壁を知り、世の中の不条理を受け入れ大人になる。
少なくともこれまではそれが、大人が子供に語って聞かせる真っ当な物語として、一種のセオリーだった。
しかし、ルルーシュは罪と罰を背負いながらも、その不条理を拒否して、大人という穢れた存在にならずに、自らの命を世界に捧げ死んでいく。

ルルーシュは最後まで純粋な少年として逝った。
大人にならずに死んだ。

なんてロマンティックな死に方なんだろう。

けれど、ルルーシュの死んだ後の世界は、以前よりちょっとだけマシなものになっただけで、不条理や矛盾がなくなったわけではなく、残された人たちは、その中で苦闘しながらも生きていかなければならない。
その未来を作ったのはもちろんルルーシュなんだけれど、「力を持って世界を変える」ことよりも、不条理な世界で苦闘しながら生きていく、生きつづけることの方が遥かに困難であり、それを知らずに死んでいくルルーシュは、穢れた大人の視点で見てしまうと「ズルい」と思えてしまう。

多分自分はもう、シュナイゼルか下手すればシャルル皇帝の位置にいる。決してルルーシュではない。
だから、「面白い」と思いながらも、熱狂は出来ないんだな。

それでも、シニカルに陥らず、過去や現在ではなく、「未来」を手に入れようとするルルーシュは少年モノの主人公として、すごく真っ当だったと思う。

そういう意味で、徹底してシニカルで過去も未来もない押井監督の「スカイ・クロラ」とは真逆の作品なんだろうなあ。





▼2008/9/27

□マクロスF 最終回感想

戦闘と歌というマクロスのコンセプトを最大限に見せ付ける贅沢な最終回。
物語は案外と綺麗に、でもちょっと薄味にまとまったかな、といった感じ。
でも悪くはなかったと思います。

全体を通して考えると、序盤のスタートダッシュから、中盤のランカのサクセスストーリーまでは、好調だったのに対し、中盤以降バジュラ絡みの物語の核心、シェリルの没落から徐々にパワーダウンしていったという印象。
バジュラの謎やランカの過去について描いていくことにとらわれすぎて、肝心のアルト、ランカ、シェリルの三角関係の恋愛模様に深く踏み込めないまま終わってしまったのは、消化不良といった感じがどうしてもしてしまう。
まあ、アルトがランカとシェリルのどちらかを選んでしまうところまで持っていかず、あいまいにして、恋愛モノとしてドロドロにせず、薄味に仕立てたのは、ある意味では正解なのかなとも思う。

というのは、近年の河森監督の作品は「アルジュナ」や「アクエリオン」でもそうだけれど、テーマを語らんとする志向が強すぎて娯楽としてみるにはいびつなものになってしまていて、正直「マクロスF」に関しても始まる前は、その「病気」がまた出るんじゃないかと想像してあまり期待していなかったのです。
しかし蓋を開けてみれば、びっくりするくらい素直な娯楽作になっていて、その姿勢は最後まで崩れなかった。
マクロスFも恋愛や人間ドラマ、テーマをもっと深く描こうとしていたら、そこに余計な思想が入り込んで、またバランス崩してたかもなあ、と思うとこれで十分なんじゃないかなと。

思想やテーマというのは諸刃の剣で、作品を面白くもすれば、独りよがりなものにもするので、まあ難しいところなわけですが。
今回、河森監督が娯楽に徹してくれたことは最大限に評価したいと思うののです。
なので次回作は、突っ走っても許すw


それと、コードギアスとの比較になるけれど、マクロスFは良くも悪くもおっさん向けロボットアニメとして正解だったなあと。
おっさん的にはいい加減青臭すぎる主人公は見ててきついので、 アルトという主人公はほぼおまけで、「思春期」をドラマの主軸にしていなかったというのは結構重要だったと思う。


後、シリーズの集大成的にそこかしこ、シリーズを知っていればにやりとする仕掛けが用意されているのも、おっさんどもを喜ばせるツボになっていて小憎らしかった。
オズマ隊長の聞いてる歌がバサラの歌で最終回では「突撃ラブハート」と叫ぶみたいに、マクロスシリーズの中で「文化」が継承されているみたいな描写の面白さや、ランカがバジュラ側に立って「愛、おぼえていますか」を歌ったときののゾクゾク感とか、長年アニメ見てきたおっさんにしかわかるまい。

コードギアスが10代の若人に受けているのはまことに結構なことだと思う一方で、同時期におっさんが素直に喜んで見れるロボットアニメが世に出たというのは、喜ばしいことだったと思うのです。

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▼2008/9/26

ネタもないのでアフィ張っとく
StrikeSのドラマCDは夏コミで先行販売されてるんだけど、一般販売が10月末は遅いよー
出たら感想かきます。

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▼2008/9/13

□ダークナイト 感想

公式:http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/

上映終了間際、滑り込みで見てきました。
ネット界隈での評判が異常に高く、知人関係も傑作認定するもんだから、重い腰をあげていってきたわけです。
まあ多少興味はあったものの、あんまり絶賛の嵐だったので、期待はずれだったらやだなあとか、思ってたんですが、見終わってみて、もし見にいかなかったら死ぬほど後悔したに違いないと心底思いました。ふう、危なかった。

まあ、既に周回遅れなので色々と感想とかも出尽くしてるだろうけど、あえて書くね。
書きたいから。

以下ネタバレ


この映画なかなか先の展開が読めなくて、ドキドキワクワクしながら見れてとても楽しいわけです、いうまでもなくジョーカーの存在が。
正義とか悪とか結論の出ない問題に手を突っ込んでるのもハリウッド映画でやってるのも、らしくなくて面白かったんだけど、ジョーカーの悪の魅力にぐいぐい引っ張られて、どうやってまとめんだろーと、最終展開突入前はハラハラした。
で、最後のジョーカーのしかけ、二隻のフェリーのやつで、市民と犯罪者たちが互いに相手に仕掛けられた爆弾を押して片方のみ助かるという選択を迫られる場面。
ともかくここが一番ゾクゾクきた。
自分がもしあの船に乗り合わせていたら、どういう選択をとるか
もし自分がジョーカーだったらどういう結末に狂喜するのか・・・
そんな中で、自分がした最悪の結末の予測というのが、市民の側だけがスイッチを入れ、そのスイッチは市民の船の爆弾のスイッチで、市民が自業自得で爆死、という我ながらひどいもの。

で、映画のほうの結末は、犯罪者はスイッチを外になげすて、市民は多数決でスイッチ押すことを決めるがギリギリで押さず、両者とも助かるというもの。
ヒーローでもない市民と、極悪人でもない犯罪者が、、始終吹き荒れ続けたジョーカーの狂気、恐怖に打ち勝つ、という胸のすっとする展開。
この映画で唯一の勝者はおそらく彼らなのだろう。
まったく、自分ときたら、ジョーカーが一番喜びそうな結末を想像して、完全にジョーカーに取り込まれて映画みてたよ!

それはさておき、自分はあの場面で、お互いを救ったものは、善とか良心ではなく「誇り」何じゃないかと思った。だいたい犯罪者が良心ってこと自体おかしい。
特にスイッチを投げ捨てた犯罪者のおっさんは、さほど細かい描写や葛藤もなく「最初からこうすべきだった」といっていともあっさりとスイッチを放り投げる。
あのおっさんは、ジョーカーのゲームに乗っかってジョーカーを喜ばせるくらいなら死んだ方がマシだ。そう思ったんだろう。
自ら汚名を被ろうとスイッチを押すことを名乗り出た市民の男も、結局は簡単にスイッチを押すことが出来ずギリギリで踏みとどまってしまう。

「他人を見殺しにしても自分だけが助かりたい」
「死の恐怖に負けて他人の言いなりになる」
そういった醜い卑しい生き方を拒絶する心、命を失っても守るべき高潔さ、それは、つまり人としての「誇り」だ。

悪や恐怖に打ち勝つものは、愛とか正義とかヒーローでもなくって、普通の人の内心にある「誇り」!
むう、なんというか日本人的な魂の奥に眠っているものをを揺らされる!
ハリウッド映画の癖に生意気じゃないかコンチクショウ!!

他にも色々と考えさせる所の多い映画だったけど、自分的にはここの場面が一番だったなあ。


というわけで、文句なく傑作認定。
こんないい映画を見逃さなくて本当によかった.。


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▼2008/9/5

http://sikoukairo.blogspot.com/
こちらのブログで日記のようなものを始めようかと思います。
移転ではありません。ここは本家として今までどおりです。
というか、いま現状この場所ってなんかの語りたいゲージが溜まらないと書けなくなってしまったので、もうここは長文専用でいいかなと。
ブログの方では、アニメ以外も含めてどうでもいいネタを気楽に更新ていきたいなあ、と。
そんな感じです。



▼2008/9/1

「スカイクロラ」が眠くなっちゃうのは当然かも〜細かすぎて伝わらない演出〜

>観終わった後、サブカル系女子二人組みが大声で、
>「希望なんてないじゃん。何を伝えたいんだよ。アホか。」

あああああああorz
ですよねー、伝わるわきゃないよなー


□たかみちさんとフミカネさんの画集くるー

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▼2008/8/22

「河童のクゥ」を見てて、ここのとこ感じていた考えをまとめてみました。


□生真面目すぎるアニメ作家たちへ

劇場アニメ作品、特にTVシリーズの延長やイベント的なものでない単発企画の作品というのは、数は決して多くない。
そういった劇場作品を作る機会に恵まれるアニメ監督・作家というのもごく限られている。
劇場作品の監督するとなると、それ相応の実力を保有していなければ、その数少ないチャンスを手に入れることが難しいことは、想像に難くない。
そういった才気ある監督が初めて劇場作品を手がける、あるいは、今までのTVアニメ原作から離れて、単発の企画で勝負する、といった時、自分はどうしても過剰にその作品に期待をかけてしまうのだけれど、この期待というのは、すべってしまうことがよくある。
例えばなかむらたかし監督の「パルムの樹」や片淵須直監督の「アリーテ姫」、そして最近みた原恵一監督の「河童のクゥと夏休み」も残念ながら、そのひとつとなってしまった。
個々の作品の評価はそれぞれ違うが、どれも作家の作りたいものを作るという意思と情念が貫かれていて、決して悪い作品ではなく個人的に見れば、好感度は高いものもある。
しかし、どれも手放しで誉めたくなり、だれかれ構わず周りにすすめ、後押しして応援したくなる様なタイプの作品ではない。
その作家性の発露故か、監督自身の生来の生真面目さ故か、どうみても商業的に不利な内容の映画になってしまっている。

もともと劇場アニメ作品の商業的なパイは大きくない、ある程度原作の知られた作品であるか、最初からDVDなどの収益が見込めなければリスクの高い商売であることは明白だ。
そこになぜ、才能も実力もあるアニメ作家が、こうも反大衆的で、地味で、作家性むき出しの「売れない」作品をいきなり作ってしまうのかなあ、と。
与えられた数少ないチャンスだから、今を逃したらやりたいことが二度と出来ないかもしれないから、ここでやってしまえ!という焦りがあるかもしれない。
その作家の持つ資質が、そもそも大衆向きではないからかもしれない。
ただ、それでももう少し「売れる」こととか「受ける」こととかを考えて作品をつくってもいいなじゃないのかと、思わずにはいられない。
少なくとも劇場作品で、映画を志向しているのなら、次につなげるためにも、売れなければ意味がないと思うのだ。

たとば、押井守監督の主な劇場作品を見れば、「うる星やつら2」「機動警察パトレイバー1&2」「攻殻機動隊」「イノセンス」「スカイ・クロラ」とどれも作家性をむき出しにしながらも、原作を上手く活用して商業作品として成立させている。
また宮崎駿は、もともと作るものや趣味性に美少女やメカといった「売れる」要素と「大衆性」が備わっていて作家性もあるという天然で天才としか言いようの監督である。
形は違えど、作っているものは、二人とも大衆性や売れる要素と作家性を両立した作品になっているのだ。
宮崎駿監督や押井守監督といった巨匠クラスでなくても、コンスタンスに劇場作品を発表できている今敏監督や新海誠監督も、ある程度客層は限定しているかもしれないが、「受ける」「売れる」要素と作家性を両立させているといえる。
作家性云々以前に「売れる」ものを作っているからこそ、継続して映画を作ってこれているのだ。(もちろんそこにはプロデュースとかもっと色々な側面がからんでくるのだけれど)
やはり売れなければ意味がない。
1作だけでも好きに作れればそれで満足というのなら話は別だが。

「売れるものをつくれ」とか「大衆性を」とか言う言葉を聞くと「作家」的にはそれを拒絶して、自分の作りたいものを作ろうとしてしまうのもよくわかる。
商業主義に先鋭化しすぎて、ごくごく狭いオタク層に合わせて作品を作ることに特化し続けているアニメ業界の中で仕事をしなければならないアニメ作家が、いざ、自分の好きに映画を作れるとなったら、商業主義とかオタクとかいった価値観から遠く離れたものを作りたくなるのもわからなくはない。
そして、自分の作りたいものを作って観客に受け入れてもらえることこそが、作家にとって最高に幸せなのだろうということも想像できる。
でもその観客っていったいどこのだれなんだ?
作家が作りたいものをストレートに作ったものを見て喜ぶのは、自分みたいな偏屈アニオタか一部の映画マニアか評論家しかいないんじゃないのか?
それで満足なのか?
「大衆」とかいうとバカの集まりみたいな悪いイメージがあるけど普通の観客のほとんどがその「大衆」なわけで、そこに受け入れられる作品を作ることはそんなに悪いことで、それは「作家性」を殺さなければ出来ないほど手前の作家性は脆弱なのか?

才能も実力もありながら生真面目すぎて不器用なアニメ作家に対してこそ、あえて自分は、「売れるもの」を作って欲しいと言いたい。
だってもったいないじゃないですか、そういう才能が一部の物好きが見るマイナーアニメ映画しか作れずに、終わってしまうなんて!
その生真面目な作家性が、売れる要素や大衆性に飲み込まれて死ぬことなんてない!
むしろ「売れる」ことしか考えてない空っぽの作品の数百倍面白くて「売れる」作品に間違いなくなる。
だから「売れるもの」を作って、きっちり売って、名前も売って地位も作って、それからまた、作家性を全開にして好きなものをストレートに作って一部のマニアを喜ばせてくれればいいんですよ!!



▼2008/8/21

□河童のクゥと夏休み 感想
http://www.kappa-coo.com/

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」などが有名な原恵一監督の作品。
キッズステーションで放映されたので、いい機会だったので見ました。

去年公開の作品なのですが、公開当時近場の劇場でやっておらず、見に行くモチベーションもなかなかあがらず、DVD発売されてからもレンタルしてまで見ようという気にもならず、ずるずると今まで見ずにきてしまったわけですが、決っして自分の中で原恵一監督の評価が低いわけでもなく、それなりに期待を持っている監督の一人であるのは間違いないのです。
じゃあなんで今まで見ようと思わなかったかといえば、企画から想像できる内容のまじめさと固さ、そしてオタク的感性を拒絶するあのキャラデザイン、そこから「オタクやアニメファンといった類の人間に見てもらう必要はない」という無言のメッセージを勝手に受信しちゃったんですよね。

で、見た結果の感想、だいたい想像通りでした。

尺が長く冗長という欠点を除けば、とてもいい作品だと思う。
まじめな作品といっても、ユーモアのあるシーンも多いし、泣かせるシーンもあってエンターテイメント作品として申し分ない。
でも、華がない、色気がない、過剰なまでにストイック過ぎる作品だった。

例えば、男の子が同年代の女の子にプールで水着で話しかけられてドギマギとか、女の子と歩いていて、男子グループに囃されたりとか、ジュブナイル的においしいシュチュエーションがこの作品にも結構あって、言い方はなんだけど自分的にはこういうシーンはこの手の映画での「濡れ場」なんですよ。
ところが、この「濡れ場」がぐっとこない。
いや、作画・演出的にはリアルに描かれてて、これはこれで中々のものではあるので、キャラデザが違えばまた違って見えたかもしれないのだけれど。
どちらにしても、そいういういやらしい視点で見ることを拒絶している感じがやはりしてしまう。というか、まあ、そもそもそういう見方とか観客を相手にしていないんだろうけど。

だからこそ、たぶんこのキャラデザでこの作品は正解だったんだろうなあ、とも思う。
人間と人間社会のどうしようもない部分を冷徹にリアルに描いていて、その尋常じゃない生々しさは、このキャラデザでなければ生み出せなかっただろうと。
ただそれだけに、子供向けといいいつつも、見た子供にざっくりとトラウマを残すことを目的にして作っているんじゃないかとすら思えてしまう。(その点では「アッパレ!戦国大合戦」とも通じるのか?)
子供向けであるにもかかわらず、子供に媚びる気すらないんじゃないかと。

原恵一 - Wikipedia

河童のクゥと夏休み - Wikipedia

この辺読んでみると原監督のこの作品にかけた情念というものが、なんかわかってくる。
なんというかその情念が、「重い」


河童のクゥと夏休み 【通常版】 河童のクゥと夏休み 【通常版】
冨澤風斗, 横川貴大, 原恵一


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▼2008/8/7

B001DLBQUS ヴァリアブルアクション NG戦士ラムネ&40 キングスカッシャー

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こんなものが出るのか。
守護騎士もいけどキャラのフィギュア出して欲しいなあ、特にココアとかココアとか。

そいえばDVDBOXも廉価で再販するそうです。

B001B48R72 NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 〔初回限定生産〕
草尾毅, 横山智佐, 玉川紗己子, 神代知衣, 開木菜織

キングレコード 2008-09-26
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「ラムネ&40」といえば、ネットはじめた初期の頃、OVA版は見ていてもTVシリーズを見たことない、OVAや小説からファンになったって人が意外と多いことを知って軽くショックだった。
自分にとってTV版こそが「ラムネ&40」そのもので、あとはおまけのファンアイテム程度の認識だったので、えーっていう感じ。

けれどそれは仕方ないことで、ラムネ&40のTV版って、セルで単品発売したことがなく、レンタルビデオでは、総集編しか存在していないんですよね。
たしか、テレ東で2回くらい再放送したことがあったはずだけど、それを逃せば、全話見るには高いBOXセットを買うしかなく、一時期まで、視聴難度が異常にたかかったんだよなあ。
LDBOX買って何度も全話通しでみて、ほとんどの話を覚えてしまった自分には、まるで関係のないことだったんだけど。

今でこそ、ネットのダウンロードで有料視聴とかできるようになったけど、それもつい最近と考えると、ラムネの名前を知っててもTV版をちゃんと見たことあるのって、案外少ないんかなあ、とか思った。

だから一時期有象無象にガシャポンのフィギュアが出たときにも、フィギュア化されなかったんだろうなあ、ファンの絶対数と認知度が低いから。
数が出なきゃフィギュアなんて出せないもんなあ。

と、いうことでだ、このキングスカッシャーが売れるか売れないかで、今後のラムネ&40関係の商品化の流れが決まりそうな予感・・・
ほーら買わなきゃいけない気がしてきたw

あとこのタイミングでCS再放送が欲しいところだなあ。


あとあとこの作品は、今でこそ「かみちゅ!」や「R.O.D」で名前も売れてきた舛成孝二監督が、絵コンテ・演出として大活躍した作品なんだってことを、強く主張しておきたい。初監督デビューするのもラムネ&40のOVAなんだぜー
ますなりこうじ名義だけどな。



▼2008/8/6

□スカイ・クロラ 感想

見てきました。
押井守監督の作品としては、びっくりするぐらい正攻法で素直な映画。
たっぷり見れる迫力のある空戦とか、キルドレというミステリアスな存在の真実が、徐々に明かされていく構成とか、登場人物の不安と苦悩とか、、「観客に見てもらいたいもの、理解してもらいたいもの」がきっちりわかるようにかかれていて、難解なところはあまりなく、ほんとに押井作品かいなと、思わせる反面、全体的な温度の低さが災いしてかエンターテイメントとしては、やや退屈。
この映画がどこまで受けるかどうかというところは正直微妙。
ただ、押井作品を理解する、あるいは楽しむためには、「いつもの押井」の芸、すなわち犬だの鳥だの魚だののイコンや、繰り返し紡がれる虚構と現実のモチーフを知らないと、いかんともしがたいというのが持論なんですが、おそらく今回の映画はそういうものを、知らなくてもすんなり見られる。
小難しい長台詞もない、話の筋もわかりやすいし、世界観も複雑なわけではない。
それでいて、「いつもの押井」も健在。
なので、押井作品初体験者には、とても入りやすい映画なのではないかと思います。

ただ、そういう人がこの映画を見てどういう感想を持つかは、自分にはわからない。
そしてこの映画に込められたメッセージをそういう観客によってどう受け止められるのか、がポイントであって、それがわからないかぎり自分にはこの映画の評価をしようがない、そう思いました。

そのことについてちょっと詳述します。
以下ネタバレ含む


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▼2008/8/4

神戸守監督の新作情報来ました

http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-tegami/
ジャンプスーパーアニメツアー「テガミバチ」

イベント上映作品、応募して抽選にあたって見に行かないといけないというハードルの高さ・・・
勘弁してー


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テガミバチ 4 (4) (ジャンプコミックス) 浅田 弘幸

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テガミバチ 3 (3) (ジャンプコミックス)
テガミバチ 2 (2) (ジャンプコミックス)
テガミバチ 1 (1) (ジャンプコミックス)

うーん、今回もまたまったく読んだことないマンガなんで、判断のしようがないな




▼2008/7/31

新たに描かれる、なのはとフェイトの物語 「魔法少女リリカルなのは」 が映画化。

正式発表来ました。
ということでメガミマガジン買ってきたわけですが。

今回の劇場版のポイントは大体こんなところ。

・無印を全編新作カットで作り直し
・話の筋は変えず途中の展開などを一部変更
・小説、ドラマCDのみで描かれたフェイト関連、プレシア関連増量
・A's以降の設定、世界観を踏まえて戦闘、魔法アクションの描写強化
・同上でバリアジャケット・デバイスのデザイン変更

付録のサウンドステージM3で、なのはたちが
「私たちの子供時代が映画化されます」
とかしゃべっててなんかすごくメタ的な感じでおもろい。
映画的には「マクロス愛おぼえていますか」っぽい位置づけになるんかなあ。

ともかく、あの感動をもういちどスクリーンで体験できるかと思うだけで、ハアハアしてきます。

それとStrikerSの続編としてStS新人メンバー(なのはたち抜き)の3年後を描いたドラマCD発売決定。
こちらはなのは抜きで、どれくらい売り上げ出せるかの観測気球的な役割なのかも。

ということで、なのは関連は、今後もコンテンツ展開はしばらく続きそうです。
個人的には、絶頂のところで完結編を作って綺麗に終わって欲しいなあとかも考えていたんですが、まあ、どんな形になろうと、最後まで付き合いますよ。

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フィギュア出すぎ、なのは破産・・・



▼2008/7/29

劇場版「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」が公開決定!!

http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20080728

http://innocent-dreamer.net/2008/07/_the_movie_1st.html

ということで4期じゃなくて劇場版でした。
詳しくはメガミマガジン今月号見て見ないとあれですが
今のところわかっているのは、無印の再編集ではなく新デザイン・新設定・
新解釈によるパラレルストーリーってことくらいか
Zの新訳みたいなもん?
あと1stってことは2nd、3rdもあるってことなのかー

てなわけでテンションあがってきたぜーーー

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▼2008/7/25

「かみちゅ!」展、開催に向けて着々と進行ちゅ!

広島アニメーションビエンナーレ2008の協賛事業として尾道でかみちゅ展が催されるようです。
http://www.hiroshima-animation-biennale.jp/
(協賛事業カレンダーの下の方)


期日 2008年8月8日〜2008年8月24日
時間 10:00〜19:00
会場 尾道商店街(尾道市土堂1-3-28)
主催者/連絡先 かみちゅ!展実行委員会


あと8/23に御袖天満宮の境内で上映会もやるそうです。
って、これいいなあ
昔ながらのスタイルで境内にスクリーン張ってゴザしいて見るんかなあ

かみちゅ!展への道
主催者代表の方のオフィシャルブログ

さすがにいけないのですが、影ながら応援しています。



▼2008/7/23

□崖の上のポニョ 感想

ということで見てきました。

結論から先にいうとハヤオスキー的には肯定評価。
ハウルやもののけ姫よりも高評価。
ただし、最初に出た感想は
「楽しめそうで楽しめない映画」でした。

以下ポイントを分けててとりあえず取り留めなく思ったことを書いて見ます。

ネタばれのため中略

以上、だいたいいこんな感じ。

まとめると、ハヤオスキーセンサーがビンビン反応するんだけど、勃起しきれない欲求不満が残るそんな映画でした。
肯定面と疑問点、気になった点が、映画を見ながら始終衝突し続けてしまって、なので「楽しめそうで楽しめない映画」というのが最初に出てきた感想になったんじゃないかと思います。

いやいや、でもですね、20年来のハヤオマニアの自分としては、もののけ姫以来の残尿感に比べれば数百倍楽しめたことは間違いないです。
なにせ、もののけ以降、もう一回みたいと思わせる作品がなかったのに、今回は、繰り返し見ようという意欲がぐんぐんわいてきてますからね。
そして感想書いててこんなにノリノリなのは久しぶり、これは語りたくなる映画であることは間違いないんです。
そういう意味では、たぶんすごい好評価ですよ。

あとこれ見るにあたって、パンダコパンダを見ておくのは必須ではないかと思います。


B00005RUTA パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス
杉山佳寿子, 熊倉一雄, 太田淑子

ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント 2001-12-19


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▼2008/7/6

□7/6水樹奈々LIVE FIGHTER RED SIDEいってきた

2DAYSのライブの二日目の参加、ちょー楽しかったです。
半年ぶり今回で2度目の参加でしたが、前回にまして超ノリノリで跳んで叫んできたんだぜ。

justice to believe
MASSIVE WONDERS
BRAVE PHOENIX
ETERNAL BLAZE

アンコール前のこの流れは神過ぎた、
まさに「なのは厨のオレ歓喜www」
イノスタが聞けなかったのはちょっと残念でしたが、それでも超満足です。

あと、前半ライブで聞くのが初めての曲もあって、跳ぶタイミングに躊躇したけど、アリーナ席で跳んでる人のタイミングを見て、きゅぴーんときた

「あ、PPPHだ」

これもアイマスLU4で鍛えておいたおかげですね。わかります。
ちなみに二階席だったので、周りで跳んでる人が、あまりいなかったんですが、PPPHとわかって以降迷わずPPPH決めにいってやりました。
連れと二人で相当ノリノリだったので、結構浮いてたかもなあ。
PPPHが決められたことで何かひとつステージがあがった気がします

つぎは目指せアリーナかな・・・


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水樹奈々

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▼2008/7/4

竜美堂「魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜」背景について
>『絵的な表現をしない』というコンセプトの下、美瑛の景色や下北沢の街並み…参考の写真はあるものの、苦労しながら無駄に滅茶苦茶描いております。(笑 …泣?)


だそうです。手描きなんだ、だとすると苦労して描いている美術の人にはい申し訳ないけど、ものすごく無駄な労力をかけているんじゃないの?としか思えないのです。
「絵的な表現をしない」なら絵である必要性はないんだから、実写取り込みで、十分じゃないんじゃないかと。

絵的な表現をしない・・・絵的な表現をしない・・・
アニメなのに絵的な表現をしない・・・
絵的な表現をしないで絵を描く・・・
うーん、さっぱり意味がわからないよ。

関連

魔法遣いに大切なことの作画がすごすぎwwwww



▼2008/7/3

「魔法遣いにたいせつなこと 夏のソラ」を見たんだけど、とりあえず背景が気になった。
確証はないけど、実写取り込みのレタッチだよなぁ、あれ。
EDに背景のクレジットなかったからたぶんそうだと思う。手描きならそれはそれですごいんだけど・・・
すごい綺麗に見えるんだけどなんというか逆に違和感バリバリ。
作品的に実写っぽいムードを出したいとか意図があってのことなんだけど、なんだかなあ。
いい方に解釈すれば独特の空気感を出すことに成功しているともいえるんだけど・・・

新海誠も実写取り込みで美術制作しているという話だけど、新海作品の場合独特の新海フィルターと情感であまり実写取り込みということを感じさせないんだけど、「魔法遣い〜」のはベタに使いすぎな感じがして、一言でいって面白くない。
あと新海作品では風景の切り取り方、風景に「語らせる」センスが段違いだからなあ。

あと美術といえば、緻密さリアルさが評価されやすい傾向があって、それはそれでいいとは思うんだけど、個人的には小林七郎系の美術も好きなんで、リアルならいいってもんじゃないと思うのです。



▼2008/7/1

3Dカスタム少女

某所で紹介されてるのを見かけて無性に欲しくなってしまったので勢いで買ってみた。

B000R552G0 3Dカスタム少女

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こんな感じで自分の嫁とか娘をカスタマイズできるというものです。
ちなみにエロゲーです。
公式で体験版ダウンロードできますので興味ある方はどぞ。


ということで
□3Dカスタム少女で遊んでみた。
(※画像大目です。エロいのは含みません。)